美緒が執筆に加わってくれるようになったこともあり、ブログタイトルを「言葉の場所、まるネコ堂」から「まるネコ堂」に変更しました。
ここ数年、まるネコ堂では、毎日、驚くほどの出来事が生成されているのですが、その多くは「言葉」というものでくくられてしまうことが、しっくり来ていなかったというのもあります。
たくさんの方に来堂いただいていて感謝です。
僕は僕で、相変わらず言葉を拠り所にしている気がします。言葉は自由で。
(左)アラタ作、(右)美緒作 |
私はアラタとデビッド・ホックニー展に行った時のことを描いた。
アラタはようちゃんが階段を登ろうとしていて、美緒ちゃんが怒っているところ、を描いたらしい(上3分の1程度)。
思い出というとなにか特別な出来事、催し、イベントをとっさに想起してしまう気がするし、それはそれでなにかだけど、アラタの思い出を聞くと、もっとたくさんのことを思い出にできる気分になってきて、もっと日々がいとおしいものに思い始めた。
アラタが最近iPhoneで写真を撮りまくることがあり、わたしにとっては 意味不明だし、いたずらの時もあるのですぐにでも消去したい気分になることも多々だが、時々、私では残せない一コマに目を向けているとあなどれない気分になったりもする。
記録すべきこと、記憶すべきことが知らず知らずのうちに固定化されてきたんだということに気づく。それを変化させることはできるのか。できそうな気がしてやってみている。
2023-10-15->11-12