December 27, 2023

キャラペイス商品一部値上げのお知らせ。

大谷美緒です。

キャラペイスのスリッパ、ベルト及び一部の修理価格を2024年2月ご注文分より値上げします。

・スリッパ
 S・M 改定前 8500円(税込み)→改定後 10,000円(税込み)
 L・LL 改定前 9500円(税込み)→改定後 11,000円(税込み)

・ベルト
 改定前 8500円(税込み)→改定後 10,000円(税込み)
 
オープン当初より革をはじめ材料費は随分値上がりし、その他物価も上がっていたのでずっと値上げは検討していたのですがなかなかできずでした。まだいろいろ値上げ傾向にある気はするのでまた価格再改正なんてこともあるかもしれませんがどうぞよろしくお願いいたします。少し高くなりますが、興味持っていただけた方ご検討いただけると嬉しいです。


ホームページに出している商品の中でも販売開始が早かった2点にを値上げしました。材料費が比較的安かったときの値付けであり、またスリッパとベルトは強度が必要なため裁断前の1枚の大きな革の中でも使える部分が限られています(お腹にあたる部分などはほとんど使えません)。革の財布や万年筆ホルダーは、スリッパやベルトを作って余った革での製作がメインとなっているので比較的材料費の比重が少ないです。そのため現状スリッパとベルトを値上げしました。

修理価格に関してはそれぞれの商品を出すタイミングで修理工程を想定して参考価格を掲載していました。実際に、いくらか修理する中で少し作業実態とズレがあると感じたところも含めて価格改正をしました。



価格の話とは変わりますが、革用の道具箱の整理がしたいとか、サコッシュも作ってみたいとか、いろいろあるのですが手につけれなかった1年でした。この1年をどうやって生きていくのかまた考えたいと思います。今も日々楽しいのですが、まだまだ楽しめる気がしています。

December 17, 2023

コピー用紙にたくさん描く。

大谷美緒です。

メルカリでコピー用紙を買いました。
絵本を描くのにたくさんラフを描けるように。
A3のコピー用紙をおまけ付きで700枚程度か。一枚2円以下。今までの紙を思うと格安です。正直描ければなんでもいい。きっとたくさん描くだろう。こんな気分は初めてです。

ラフに限らず、さっそく描いています。

December 15, 2023

ChangeLog-2023-11-13->12-12

2023-11-13->12-12

全体

  • 月刊まるネコ堂#41神無月号を発行しました。
  • 表現研究会で大谷隆が「フエキのり」について発表しました。
  • 表現研究会の第三期の予定が決まりました。
  • 引き続き、柿をたくさんいただきました。どれも美味しい柿でした。
  • 11月25日に芸術祭の作業日を実施しました。同じことをやっているわけではないのに、誰かが何かをやっていると自分も何かをやりたくなります。
  • 11月26日にお餅つきをしました。一升餅という、生後一年の赤ちゃんにお餅を背負わせるという催しです。葉ちゃんを含め、三人の赤ちゃんが一生餅を背負いました。
  • 11月28日に國分功一郎『スピノザ』ゼミ第6回を実施しました。
  • 12月1日にメルロ・ポンティ『知覚の現象学』ゼミ第22回を実施しました。
  • 12月2日に持ち寄りクリスマスパーティをやりました。8家族集まってとても楽しい会でした。
  • 12月10日に宝蔵院の寺読(てらどく)に行きました。毎月第2日曜日の朝6時から、お寺の本堂で御本尊のそばで、お茶とお菓子をいただいて好きな本を読んで、お粥もいただけるという夢のような企画です。
  • 美緒と二人で京都dddギャラリーの「はみだす。とびこえる。絵本編集者 筒井大介の仕事」展に行きました。絵本の原画やラフをたくさん見ることができて、とても勉強になりました。

アラタ

  • うめ組交流会第二回の打ち上げをしました。にぎやかで楽しい会です。
  • サンタさんに手紙を書きました。
  • 12月2日に保育園の生活発表会がありました。「おむすびころりん」の劇、練習からものすごく気合が入っていて、本番も「ねずみ」役をしっかり演じました。全員のセリフと進行を覚えていて、どうやらお芝居に自分なりのこだわりがあるみたいなので、いろいろ観に行く予定です。
  • 計算にはまって、寝る前に布団の中で、隆が問題を出して、それを解きながら寝ています。
  • シュトーレンを作りました。

  • うどんを啜るのをマスターしました。風邪を引く度にうどんだったので。
  • 一升餅を背負わされ大泣きしました。
  • 11月29日に立ちました。

December 14, 2023

芸術祭の経過。描くのが楽しくなってます。

大谷美緒です。

今回のまるネコ堂芸術祭では絵本を描こうとしています。ちょっとづつだけど進んで来た感じがします。今年の制作は自分の「こうじゃなきゃいけない」という無意識の思い込みに気づくことばかりが続いています。そういうことって気づいた後にしかそう思っていたことに気づかない。意識的に「こうじゃなきゃいけない」と思っていることは結構ポジティブかもしれないけど、無意識のものって気づいてしまうと、そうじゃなくてもええやんか、となったりします。


今日はあらたと絵を描いてました。
クロッキー帳に描きます。ちょっと前までクロッキー帳にはクロッキーらしきものを描くべきと思ってたのでクロッキー帳に描くのが楽しくなくなってましたが、なんかなんでも描けばいいやんと思うにいたりました。そもそもあらたと一緒に描くというのは制限が大きい。画材も手元にある、あらたも使えるもので、しゃべりながらだったり、ようが後ろから前からへばりついてくることもある、いつ中断されるかもわからない。それでも描きたいから、描けるだけでなんでもいいような気分。

ちょっと前までそんなにしてまであらたの前で描かなかったんですが。
やっぱり、自分の好きなことをあらたと一緒に面白がれるのは嬉しい。こないだ東京まで絵を一緒に見に行けたもの嬉しかった。隆にもうあらたに絵の楽しさを教えれる期間は長くないかもしれない(そろそろ文字に興味が移り始めてるから)と言われ、やれることはやってみようと思ってやってみてます。
面白さを知ってもらうのにいろいろ方法はあると思いますが、自分が描いている絵や描いているところをみてもらうおうとやってみてます。自分が描くのは楽しいし、描いていればあらたも描いてくれるのでそれも楽しい。

こんなのを描いて欲しいと注文もしてくれる。ならばそれを描こうとやってみる。あらたがわたしの絵をまねる。わたしがあらたの絵をまねる。影響を受けあって絵を描くことを楽しめるようになりました。以前は多分まねしちゃ自分じゃなくなるような気がしてできなかったんだと思います。


そんな感じで、割と日々自分にとっての絵というものが形を変えています。