July 31, 2016

【357】コーヒーのおすすめドリップポット。

先日友達のさいちゃんに、うちで使っているコーヒーのドリップポットを紹介してよと言われたので、ここに紹介します。

うちで使っているのはカリタの細口ポット0.7Lです。

が、実はおすすめしたいのは別のポット。

タカヒロ コーヒードリップポット0.9Lです。
(容量・グレード的に同等品を選びました)

タカヒロは湯滴のコントロールがとってもやりやすいです。取っ手も持ちやすい。

カリタのもわりと細く出せますがタカヒロとは全然違います。あと、カリタの取っ手は悪いです。板の角が指にあたって痛いです。

アマゾンの価格差だったら、タカヒロをおすすめします。
僕も今買うならタカヒロです。

■アマゾン
タカヒロ コーヒードリップポット0.9L
http://amzn.to/2allCGi

参考:カリタ 細口ポット0.7L
http://amzn.to/2alm9rZ

その他のメーカについては使い込んだことがないので、なんともいえません。

以上、参考になれば。

July 29, 2016

【催し】「8月16日 終戦記念日の翌日に玉音放送をバカ丁寧に聞き読む会」やります。

先日「(参院選の)投票日に日本国憲法と改正草案をバカ丁寧に読む会」というのをやって以来、引き続き興味を持ち続けて、今度はこんなことをやります。

網野善彦が『日本の歴史をよみなおす』(1991)で、現代というのは南北朝動乱以来の大転換の時期だというようなことを書いていて、少し前まではいったいどういうことなんだろうと思っていたのですが、たしかに今、日本という国家は大きな転換期に入っているかもしれないというざわついた気分が僕にもしてきました。

南北朝期、後醍醐天皇が無縁の力(悪党)を結集し南朝を打ちたて日本の王権を2つに割ったようなことに匹敵する何かが起こる、のかもしれません。

それと玉音放送がどうつながるのかわからないのですが、無関係ではないだろうという予感はあります。

いずれにせよ僕は、読むことぐらいしか取り柄が無いので、とにかく読んでみます。

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終戦記念日をきっかけに、玉音放送を聞き読みます。
(開催は、終戦記念日の翌日8月16日です。)


玉音放送にまつわる話は、何度も聞き読んできた。
例えば、祖母の終戦の日のはなし。
ある作家がその日見た空のこと。

でも、玉音放送自体をしっかり聞き、読んだことは、一度もなかった。
いったい、どういうことが書かれ、話され、終戦が告げられたのか。

玉音放送にまつわる記憶はいったん脇に置いておいて、
玉音放送を聞き、「ただ読む」ということをやりたいと思います。

山根澪

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「8月16日 終戦記念日の翌日に玉音放送をバカ丁寧に聞き読む会」
▶日にち :2016年8月16日(火) 
▶時 間 :13:00‐17:00
▶内 容 :玉音放送を聞き読みます。
      ※下記のリンク先などより、
      大東亜戦争終結ニ関スル詔書(玉音放送)を印刷してお持ち下さい。
▶場 所 :まるネコ堂
      京都府宇治市五ケ庄広岡谷2-167
      http://marunekodoblog.blogspot.jp/p/blog-page_14.html
▶参加費 :2,000円
▶主 催 :大谷隆、山根澪
▶定 員 :6人程度
▶お申込 :mio.yamane@gmail.com(山根)
 ・お名前
 ・電話番号
 ・その他(何かあればご自由に)

※近くに昼ごはんを買えるところがありません。早く来られる方には軽食をお作りします。お申込時にお伝え下さい。(投げ銭歓迎)
※会場には普段ネコがいます。会の間は同じ部屋にはいませんが、猫アレルギーの方はご注意下さい。

■大東亜戦争終結ニ関スル詔書
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taisenkankei/syusen/pdf/syousyo.pdf
https://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/listPhoto?LANG=default&BID=F0000000000000042961&ID&TYPE=large&IMG_FLG=on&NO

■玉音放送(youtube)
https://youtu.be/TDgOFsH8PZo


関連情報:
・日本国憲法と改正案をバカ丁寧に読む会
7月10日 https://www.facebook.com/events/869868913145529/
7月18日 https://www.facebook.com/events/1657877521201973/

・雑誌『言語』
2号まで刊行中。
http://gengoweb.jimdo.com/

・読む・書く・残す探求ゼミ
http://marunekodoblog.blogspot.jp/2015/10/2.html

【催し】8月11日から13日「言葉の表出、夏合宿2016」やります。

去年は、ばかみたいに長期間のフリーキャンプ(キャンプじゃないけど)をまるネコ堂でやりましたが、今年は言葉に向かいます。

直前の告知ですが、もしお盆休みの予定が決まっていない方がいらっしゃれば。

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夏です。

言葉による表出(表現)に挑みます。「書く」ことです。

小説、詩、随筆、戯曲、映画脚本、評論、論文、歌詞、キャッチコピーなど言葉の表出であれば何でも。

大量の「ナニカ」を費やして、ほんの少しでも表出できたらそれはすごいことだと思います。自分の言葉を自分の表に出すという「契機をつかむ」ことができれば。

1 初日(11日)の9時からオープニングミーティングをします。
2 最終日(13日)の13時から18時まで、それぞれが表出した作品を発表し、全員で「ただ」読んでみます。
3 それ以外の時間は自由です。書いたり読んだり話したり聞いたり寝たり起きたり、ただ居たり居なかったり。

参加費5,000円
(まるネコ堂宿泊費と食事代込。アルコール代は別とします。通いもOKです。遠隔参加(スカイプなど)もできるだけやりたいと思いますのでご相談ください。)

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2016年8月11日(木・祝)9:00~8月13日(土)18:00
自分の筆記用具をお持ち下さい。プリンタ・印刷用紙はあります。

場 所:まるネコ堂
    京都府宇治市五ケ庄広岡谷2-167
    http://marunekodoblog.blogspot.jp/p/blog-page_14.html
    宿泊は、雑魚寝になります。

注意:猫がいます。円坐を行なう部屋には入れませんが普段は出入りしています。アレルギーの方はご注意下さい

主 催:大谷隆、鈴木陵、山根澪
お申込:mio.yamane@gmail.com (山根)まで
    お名前
    電話番号
    その他何かあれば

関連情報:
・雑誌『言語』
2号まで刊行中。
http://gengoweb.jimdo.com/

・読む・書く・残す探求ゼミ
http://marunekodoblog.blogspot.jp/2015/10/2.html

・日本国憲法と改正案をバカ丁寧に読む会
https://www.facebook.com/events/1657877521201973/

July 28, 2016

【356】大学時代と今。

僕の大学時代の思い出はあまりいいものではない。

もちろん楽しいこともあったし、多くの人との出会いもあった。学んだこともあった。それでも記憶の中では、僕の大学は薄暗いところに沈んでいる。大学院も含めれば8年ほどそこにいて、結局は破綻した。そういう結末も大きく影響しているのかもしれない。

いずれにせよ、だから大学というところはダメなところなのだ、ということを言いたいのではなくて、僕のそこでの経験に対して、僕自身がずっと薄暗さを感じていて、そのことにずっと引っかかり続けていた。盛大に無駄な回り道をしてしまったのではないかと。

2年ほど前にまるネコ堂ゼミという名前で講読ゼミを始めたのは、僕の中の理想というか妄想として、僕自身はそういう体験ができなかったけれど、きっと他の人達は、特に文系の人たちは、集まってただただ真剣に全力で本に向かうという素敵な時間を大学で過ごしたに違いないという思い込みがあったからで、社会人学生として社会学の大学院に通う友達のむっきー(高向くん)に、うらやましいなあと伝えたら「いやいや、ゼミそんなんじゃないですよ。そんなゼミがあったら僕も行きたいです」と言われたことがきっかけだった。

まるネコ堂ゼミは21冊目にを迎えている。どの時間もとても面白く素敵で、どの本も僕の消化器官をゆっくりと通って僕自身に成っていっている。今は幾分勢いを抑えてゆったりと進めているけれど、講読ゼミのこの感じ、この雰囲気はもうしっかり僕の体にしみついていて、いつでも筋力として駆動できる。

1年半ほど前から、友達のなっちゃん(小林直子さん)をきっかけにして、けんちゃん(小林健司さん)とともに「読む・書く・残す探求ゼミ」というのをやっている。この探求ゼミは、毎回僕は僕の全部を使うことになって、恐ろしくスリリングで面白い。ただただ「読むということ」「書くということ」に向かう時間。今考えれば、よくまぁほんとにこんなことができたなぁと驚くばかりである。今年の6月には東京でやることもできた。さらに7月の参院選の「投票日に日本国憲法と改正草案をバカ丁寧に読む会」につながって翼を広げつつある。

まるネコ堂ゼミや「読む・書く・残す探求ゼミ」でしつこくやってきたことは、今年の4月1日に発刊した雑誌『言語』として、今まさにどうにか文字にしようと悪戦苦闘している。この雑誌『言語』もけんちゃんとともに作っている。『言語』は、けんちゃんは時々そうなのだけれど「行動そのものとしてのけんちゃん」がいなければ、なかったことだ。探求ゼミも『言語』の発行も、自分にとってもうこれ以上後退することができないギリギリのところで踏みとどまるようなことだ。

僕にとって大学とはこういうことができる場であってほしかった。そこになんとか踏みとどまって、自分の全部を使ってやるようなこと、膨大な量の自分の何かを使って、ホンの少しずつ進むこと、そういうことができる場所であってほしかった。現実に過ごした僕の大学の8年は、そういうことができなかった。やろうとしなかった。それが薄暗さとなった。後悔といえば後悔のようにも思えるけれど、ただその時は僕はそうとしかできなかったのだし、それが不幸だとは思っていない。

こうして書いてきた今、もはやそれが大学であるかどうかはどうでもいいと思っている。そうあってほしいという遠い場所ではなく、ただ、こうだという場所にいればいいと実感している。そこで一緒に読んだり書いたり話したり聞いたり居たり居なかったりするすべての人にただ感謝がある。

こういったことに隣で、何度も喧嘩をしながら一緒に歩いてくれたのがパートナーの澪で、澪がいなければ全ては違っていた。今こうであることを僕はとてもありがたいと思っている。

July 24, 2016

【催し】東山の和室・最後の食会

東山の和室と称して友人と4人で借りていた木造アパートの一室を7月末で解約することにしました。

いつでも好きなときに行けて、好きなだけ居られる。

僕にとってはそういう場所です。

風呂は無く、トイレは共同、エアコンもありません。冬場はガスストーブ一つ。冷蔵庫はなく、カセットコンロとフライパンにわずかな食器類だけ置き、家具と呼ばれるものは一切ありません。寝袋を幾つか持ち込んで、それで寝ていました。

ほとんど日は誰も居ない場所。

たまに4人のうちの誰かがふらっと居る。一人で本を読んだり、文章を書いたりしました。だれかと一緒にただひたすら話したりもしました。

時々は円坐をしました。
あとは持ち寄り食会も。

共同で使うためのルールというべきものはほとんどありません。ここを持つ明示的なメリットは何もなく、それでも1年7ヶ月ものあいだ、ここはありました。

いつ無くなってもおかしくなかったものが無くなります。

7月29日に最後にここで持ち寄り食会をやろうと思っています。

確実に蒸し暑いので汗をかいてもいい格好で。
終了後近くの銭湯に行こうと思っています。

これまでこの場所に訪れた方、訪れたことはないけど気になっていた方など、どうぞ。最後です。

July 11, 2016

【355】投票日の朝に憲法と改正草案をバカ丁寧に読む会というのをやりました。

投票日前のギリギリに生まれた企画だったので、ブログで紹介することができなかったのですが、「投票日の朝に憲法と改正草案をバカ丁寧に読む会」をやりました。

開催にあたってはいろいろとあったのですが、結果としてはとても面白かった。憲法って考えてみれば不思議な文章で、現行憲法はなかでもとても不思議な感じがする。いわく言いがたい魅力があるということがわかった。

今後も読んでいきたいと思っています。


終わったイベントですが、こんな感じでフェイスブックで告知していました。
===
「投票日の朝に憲法と改正草案をバカ丁寧に読む会」

とある投稿からの流れで、こんな場を開くことになりました。
 

大谷隆より案内
 
憲法とは何か、好きか嫌いか、変えたほうがいいか変えないほうがいいか、
そういうことはまるごと脇において、まずは文章として「ただ読んで」みたい。
 
そうしたらどんなことが見えてくるのか。
 
小林健司さんと僕(大谷隆)がこれまでに2期にわたってやってきた
「読む・書く・残す探求ゼミ」では、この「ただ読む」ということ、
ほぼそれだけをバカ丁寧にやってきました。
 
「ただ読む」というのは、ゼミでよく使う喩えでは「古文書のように読む」。
 
何世紀に、誰が、何の目的で書いたのかわからない文書が
目の前にあるとして、その人が何を見て、何を伝えようと
この文字を書いたのか、一つ一つを読んでいく。
 
面白いことに、こうやって、特に複数の人で一緒に読むと、
それまで平面だとばかり思っていたのが実は立体だったのだ、
というぐらいの衝撃的な出来事が生じます。
 
憲法ほど、
いつ、だれが、何の目的で書かれたのか明白なものはない、
と思うと同時に、
 
憲法ほど、
いつ、だれが、何の目的で書かれたのかということを超えて読まれるものもない、
とも言えそうで、
 
とにかく、ちょっと慌て気味ですが、
もう一人の主催・青木麻由子さんの「今、起きていること」の方に
手を伸ばしていくしぐさを契機に、
今一番読んでみたい文、憲法と改正草案を読みます。
 
大谷 隆

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▶日にち :7月10日(日) 参議院投票日です。
▶時 間 :早朝7時〜9時頃
▶内 容 :日本国憲法、自由民主党改正草案を読みます。
▶場 所 :高槻市(詳細は申し込み後、お知らせします)
▶参加費 :1500円
▶主 催 :青木麻由子、大谷隆、小林健司
▶定 員 :6人程度
▶お申込み:marunekodo@gmail.com (大谷)まで
・お名前
・電話番号
・その他(何かあればご自由に)

July 6, 2016

【354】猫との領域。家の中に仕切りを作って入れた。

材料はコーナンで買いました。軽トラックを借りて運びます。
ホワイトウッド。
27×40×2700を8本。
他にも金網とか買いました。

必要な長さに切って、色を塗ります。
ペンキを塗るときはつなぎです。

うちは家中を白く塗ったので、今回も白のペンキです。

乾いたら印を入れます。墨付けと言うのかな。
統一的なルールがあると思われますが、
自己流です。
切ります。

こういう「つぎ」は今回はじめてやってみました。
のこぎりとノミがあればそれなりにできることがわかりました。

おもいっきり端折って、できあがり。

階段の前の部屋を2つに仕切りました。
写真では見えませんが、金網を貼っています。

室内を2つにわけています。
全面に金網を貼ってあって、左側はドアになっています。

本日をもって家の中の猫との領土問題が約2メートル前進。
トイレまでの安全なルートが確保され、
家の外を通ってトイレまで行く必要がなくなった。