去年の12月からほぼ3ヶ月ごとにやっているレクチャーコンサート。4回目です。ちょうど一年。
レクチャーコンサートはあまり見かけない形式なので、通常のコンサートと比べると、レクチャーがくっついている、ちょっと余興的な、おまけ的なイメージを持つかもしれませんが、そうではありません。
演奏家が自身の演奏する楽曲を他人に伝わるようなレベルまで言葉として抽象して語るのは、余興や余技などといった中心からズレた周辺領域ではなく、ど真ん中のことです。
というようなことを明日香本人でもないのに断言してしまうのはなかなか勇気がいるのですが、それでもそうです。
同じようなことをレクチャーコンサートを初めた当初に僕は、「この企画は、明日香の本領でやっている」というような言い方をしました。ど真ん中、本領は、とても深度があって高圧で高密度です。長い時間かかって造成された場所です。指一本動かすにもとてもエネルギーが必要で、そんな場所では何事もゆっくりとしか進んでいきません。
そういう場所で、明日香はこの一年、レクチャーコンサートとしてお金を取って人に見てもらうということをきっちり続けてきて、4回目なのです。ほんとにすごいことだと思います。
先日、明日香の練習風景を見学しました。ちょうど次回のハイドンの曲をやっていました。真剣にピアノに向かっている明日香は普段知っている明日香とはちょっと違っていました。一時間ほど僕はそのそばで聴いていただけですが、僕も自分の何かを、自分の真ん中の、自分の本領で、何かをやっていきたいと思いました。
2時間かけてたった1曲だけやるレクチャーコンサートです。
ぜひおいでください。
11月24日(日)14時から16時です。
【催し】山本明日香レクチャー・コンサート(定期開催)
レクチャーコンサートはあまり見かけない形式なので、通常のコンサートと比べると、レクチャーがくっついている、ちょっと余興的な、おまけ的なイメージを持つかもしれませんが、そうではありません。
演奏家が自身の演奏する楽曲を他人に伝わるようなレベルまで言葉として抽象して語るのは、余興や余技などといった中心からズレた周辺領域ではなく、ど真ん中のことです。
というようなことを明日香本人でもないのに断言してしまうのはなかなか勇気がいるのですが、それでもそうです。
同じようなことをレクチャーコンサートを初めた当初に僕は、「この企画は、明日香の本領でやっている」というような言い方をしました。ど真ん中、本領は、とても深度があって高圧で高密度です。長い時間かかって造成された場所です。指一本動かすにもとてもエネルギーが必要で、そんな場所では何事もゆっくりとしか進んでいきません。
そういう場所で、明日香はこの一年、レクチャーコンサートとしてお金を取って人に見てもらうということをきっちり続けてきて、4回目なのです。ほんとにすごいことだと思います。
先日、明日香の練習風景を見学しました。ちょうど次回のハイドンの曲をやっていました。真剣にピアノに向かっている明日香は普段知っている明日香とはちょっと違っていました。一時間ほど僕はそのそばで聴いていただけですが、僕も自分の何かを、自分の真ん中の、自分の本領で、何かをやっていきたいと思いました。
2時間かけてたった1曲だけやるレクチャーコンサートです。
ぜひおいでください。
11月24日(日)14時から16時です。
【催し】山本明日香レクチャー・コンサート(定期開催)