以前作った絵本。本人はそれなりに気に入ったようだったので、続編。今回は、アラタがべらべら喋っていた物語を書き留めて、縦書きに印刷し、四つ目綴じで製本してみた。絵本と言いながら、絵はないけど。「ハイカン寺」と「くつのお話」。「ハイカン寺」は第一作とは別のお話。中身はこんな感じ。「くつのお話」より。前回の大学のレポートみたいなのよりはそれらしくなった。内容は、特に「くつのお話」が面白かったので、一挙全文掲載(編集者権限)。===「くつのお話」 おおたにあらた文 くつがはいてくれなきゃ、さみしかって、...
August 30, 2022
August 17, 2022
【846】芸術祭について、今考えていること。2「やりたいことの罠」
まるネコ堂芸術祭をやってきて、今僕自身が考えていることを書いています。1「漠然とした方向感で」の続きです。「やりたいこと」の罠 やりたいことをやるのは意外に難しいという話をします。 前回は「どうやってやるのか」という作品作りについて僕なりに手に入れた経験を書きました。これは、その前段という感じです。 ここでいう「難しい」というのは、やりたいことに対してその実行に障害物があるから実現が難しい、というのとは全く別種の困難です。この障害物...
August 16, 2022
【845】芸術祭について、今考えていること。1「漠然とした方向感で」
これまで2年間、まるネコ堂芸術祭をやってきて、どんなことを今考えているかを書いてみます。漠然とした方向感でやっていく 僕自身も一人の出展者として作品作りをやってきました。それで得た最大のものが、「漠然とした方向感でやっていく」ということです。 作品を作る、となると、なにか明確な最終形、目的があって、それに向かってやるものだ。そういった最終地点が見えてくるまでは、作品作りはスタートしていないのだ、とそれまでの僕はどこかで思っていたよう...
August 4, 2022
【844】父親の記憶。遺品整理。
父親の遺品整理を、もう何年もかけて少しずつやってきたが、なかなか進まなかった。遺品の大半は実家の父親の書斎にある膨大な量の本や資料類だ。 父親は文系の学者らしく研究のための資料を大量にファイリングしていた。分野と年度別にタイトルが貼られたファイルがならんでいる。専門書も古本屋並みに積み上げられている。見る人が見れば貴重なものかもしれない。しばらくはどこかに必要としている人がいるかもしれないと、手がつけられなかった。 考え方が変わった...