今回のまるネコ堂芸術祭では絵本を描こうとしています。ちょっとづつだけど進んで来た感じがします。今年の制作は自分の「こうじゃなきゃいけない」という無意識の思い込みに気づくことばかりが続いています。そういうことって気づいた後にしかそう思っていたことに気づかない。意識的に「こうじゃなきゃいけない」と思っていることは結構ポジティブかもしれないけど、無意識のものって気づいてしまうと、そうじゃなくてもええやんか、となったりします。
今日はあらたと絵を描いてました。
クロッキー帳に描きます。ちょっと前までクロッキー帳にはクロッキーらしきものを描くべきと思ってたのでクロッキー帳に描くのが楽しくなくなってましたが、なんかなんでも描けばいいやんと思うにいたりました。そもそもあらたと一緒に描くというのは制限が大きい。画材も手元にある、あらたも使えるもので、しゃべりながらだったり、ようが後ろから前からへばりついてくることもある、いつ中断されるかもわからない。それでも描きたいから、描けるだけでなんでもいいような気分。
ちょっと前までそんなにしてまであらたの前で描かなかったんですが。
やっぱり、自分の好きなことをあらたと一緒に面白がれるのは嬉しい。こないだ東京まで絵を一緒に見に行けたもの嬉しかった。隆にもうあらたに絵の楽しさを教えれる期間は長くないかもしれない(そろそろ文字に興味が移り始めてるから)と言われ、やれることはやってみようと思ってやってみてます。
面白さを知ってもらうのにいろいろ方法はあると思いますが、自分が描いている絵や描いているところをみてもらうおうとやってみてます。自分が描くのは楽しいし、描いていればあらたも描いてくれるのでそれも楽しい。
こんなのを描いて欲しいと注文もしてくれる。ならばそれを描こうとやってみる。あらたがわたしの絵をまねる。わたしがあらたの絵をまねる。影響を受けあって絵を描くことを楽しめるようになりました。以前は多分まねしちゃ自分じゃなくなるような気がしてできなかったんだと思います。
そんな感じで、割と日々自分にとっての絵というものが形を変えています。