July 24, 2025

搾乳、難しい。

虎ちゃんが産まれて2ヶ月が近づいている。
すでに母乳の出が悪い。

普段ならどんどん増えていっているであろう時期。といっても普通に授乳してたら量は厳密にわからないけど赤ちゃんが大きくなってだいたい足りてるなら増えているに違いないと思う。

搾乳だからよく量がわかる。
産後1ヶ月くらいをピークに減って来た。

一日6回の搾乳で長くて40分程度だと全然家で直接授乳するのとは時間のかけ方が違う。体が、ま、今回はこんなもんかと量をへらしているのか。

2週間くらい前、一回70ccを目安に搾乳してたけど、結構時間がかかっていてしんどくなってきた。量ではなく時間を目安にすることに変えた。1回20分。気が向けばもう少し。

その頃からまた減っている。

母乳の出だけでいうと頑張れば増えるだろうが、バタバタしている時間もそれなりにあるなかで頻回•長時間の搾乳はそこまではいいかというか、そこまではしんどいかという気分になる。

前は虎ちゃんが飲むより出てて、現状、虎ちゃんになんとか足りるくらいが出てる。でも虎ちゃんの飲む量が増えても搾乳量が増える気がしない。なんかこの連動しない感じにちょっと切なくなる。




July 21, 2025

久々に抱っこし始める。

3月末に羊水過多になって抱っこをしなくなった。産後も約15キロのようちゃんの抱っこは一ヶ月ちょい控えた。

7月に入ってからちょこちょこ抱っこするようになるまで、3ヶ月ちょいはようちゃんの抱っこはしてなかった。

どうしようもなくなったときにやるから余計かもしれないけど、怒ったり、泣いたりしているようちゃんがちょっとした抱っこで機嫌を直したりする。びっくりするほどの効果だった。なんか最初は魔法のように思えるくらいだった。
久々だから余計にか。

だんだんうちの抱っこも珍しいことではなくなって来て、抱っこを要求するようになってきている。

面会で虎ちゃんの抱っこもしたりする。
鎮静剤も入っているので、大人しく寝ていることも多い虎ちゃんをわざわざ抱っこしていいのか?
なんか虎ちゃんにとっていいことあるのか?と思ったりもしなくないけど、ようちゃんの様子の変化をみていると、虎ちゃんにとってもいいことが起こってるかもしれないなと思ったりする。




July 18, 2025

「オリジナル人生ゲームで遊ぼう」を開催します。

立命館宇治高校の高校生お二人がまるネコ堂で催しをしたいと企画を持ちこみ、8月3日に開催してくださることになりました!

小学生と高校生の交流があまりないということで、ゲームをしながら交流しようという企画です。ゲームも手作りで、小学生に高校生までのことをイメージしてもらおうと、高校生までの人生がつまったすごろくを制作中だそうです。
実際どんなものになるのか私もまた見ていませんが、いったいどんなマスがあるのか・・・
今の高校生の人生ってどんなものなんだろうか?面白そうです。

詳しくは下記チラシをご覧ください。
要申込、締切が7月22日㈫です。
定員が近づいています。お早めにお申し込みください!




July 10, 2025

第6回まるネコ堂芸術祭・出展者募集してます!

第6回まるネコ堂芸術祭を来年4月に開催します!
その出展者の募集を開始しました。

出展者募集ページ



思いの丈を募集ページに綴ったので是非読んでもらいたいなと思います。

追加でいろいろ書いてしまいますが、昨年も出展者同士でいろいろ話をしたり、たくさんまるネコ堂に来てもらったりで苦労も含めてほんとうに楽しい芸術祭でした。

そして、去年まで2年間実行委員に関わってくれた今井雅子さんが実行委員を抜け、西村眸さんが新たに実行委員に加わってくださいました。
この募集要項を作るにあたっても今井さんの影響を感じつつも、また新しいメンバーで今回の芸術祭をやっていきます。

まるネコ堂という自宅での開催となるため、わたしたちの事情も大きく影響しますが、今年は去年まではいなかった(途中からお腹の中に来た)虎ちゃんの影響もいろいろあるのかなと思ってます。まるネコ堂芸術祭という同じことをやっていってはいるのですが、毎年毎年新しいものでもあって、今年できる限りの面白い場所にしていけたらと思います。是非ご参加いただけると嬉しいです。


申込前にまるネコ堂に来てみたい、少し話したいというかたは新規の方もリピーターの方も歓迎ですのでご連絡ください。

July 9, 2025

一ヶ月健診が終わった。

多分みんなそうなんだろうと思うけど、産後1ヶ月の時期に産んだ病院などで健診があってそれで問題がなければ産前から世話になった産婦人科通いが終了する。
ふつうなら同時に子どもの一ヶ月健診もあって、子どもも産院から離れて次は地域の小児科などで予防接種を受けたりする。

子宮の戻りも問題ないことがわかり、私の方は産んだ病院との関りは終了になった。
虎ちゃんが入院しているので、でもいつもとちょっと気分が違う。

健診に行くと、私以外は赤ちゃん連れで来ていて、そうか普通の子どもはそんな小さくても管なしで連れ歩けるよなとなんだ納得した。いつもそうだったのになんだか改めて納得する。

とりあえず、自分の方は問題なくてよかった。
前の出産より心がけて休むようにしてきて、これからもぼちぼちと思うけど、ちょっとづついろいろやりたいと思った。
健診まで帝王切開の傷に貼っていたテープはつけっぱなしにしておいてと言われていたので、健診で取ってくれるのかと思ったら、家で自分で取るように言われてちょっとびっくりした。夜に、取ろうとしているとあらたもようちゃんもやってきて覗き込んでいた。自分では今までテープで隠れていた傷を見るのが怖かったけど、あらたとようちゃんは全くそういう風ではない。取ったテープにも興味津々で触りまくっていた。隆にきたないよ、くさいよ、と注意されていた。確かに貼りっぱなしだったからくさいかも。自分では嗅いでいない。

健診のあと、虎ちゃんに会いに行くと今日は起きていた。
ずっと起きていた。
看護師さんに聞くとなんやかんや教えてくれたりする。
一回の母乳の量とか、こないだミルクも足してると聞いたけど、どんな割合なのか?と聞くと、ミルクを足しているというよりは、母乳に栄養を足してあげているそうでそれを「強化母乳」というと教えてくれた。

「強化母乳」。微妙にパンチのあるネーミング。なんだか忘れられなくて帰りがてら「強化」ってどんなときに使うっけ、と考えたりして「強化合宿」とかしか思い浮かばなかった。
自分の母乳が強化されているという事態。

医療用語って、多分慣れるとある程度規則的なネーミングがあるんだろうけど、初めて聞くとなんかちょっとそれほんとに正式な医療用語なの?と思ったりすることも。「緊急帝王切開」と「超緊急帝王切開」とか。「低体重児」と「超低体重児」とか。他にあるのかわからないけど。

虎ちゃんは日々いろんなことが起きて、いろんな治療をしている。
心配なことも多いが、ちょっと肉もついてきて、わらっているように見えることも出てきて、そんなときは心配を忘れて嬉しくなっている。

July 7, 2025

虎(とら)ちゃんが生まれた。

6月3日に虎(とら)ちゃんが生まれた。
1821gの男の子。
産前の健診で予想されていた通り、18トリソミーという染色体異常があり、病気がある。

今日が7月7日。ひと月ちょい経って、ずいぶん昔のことのような気分も。

出産自体は、自分が経験した中では短時間だったけれど一番壮絶で。まだ36週目の早朝に強い張りがあってから、陣痛らしき痛みに変わって30分で病院に電話。すぐにタクシーを呼んで、病院に向かう車の中で陣痛間隔2ー3分までいってしまい。
それくらいの間隔だと陣痛室に辿り着いてれば即分娩だと思うんやけど、でないように我慢しつつなんとか分娩室まで行き、産んでいいと言われたとたん破水。

しかし、虎ちゃが逆子になっていたこと、そして脈が落ちていることが判明し、グレードAという緊急帝王切開に切り替わりその数分後には全身麻酔で眠っていた。

目が覚めてすぐにガラガラと手術室から病室に運ばれながら「無事だから」と言われたけど、無事の意味がよくわからなく、聞くのが怖くて聞き返せもしないまましばらく虎ちゃんがどうなったのか会話の節々から探っていた。

虎ちゃんは人工呼吸器やいろいろな管をつけて生きていた。
うちはうちで結構な出血をしていたし、「無事」ってなんだろうと思うけど、とにかく生きているということなんだと思う。

そんな日々細かいことはいろいろメモをとっている。またここに載せるかもしれないし、載せないかもしれないと思いながら。

初めて写真を見た時、実際に会った時、ほんとうにいつどうなってもおかしくないような気がしたが、とにかく1か月生きてくれた。特に最初のうちは毎日、毎日生きていることを確認するような時間を過ごしていて、こんな子どもは初めてなのでどう捉えていいのかいちいち考えているところがあったけど、生きててくれてよかったと思った。思い出すと大変な出産だっけど、それがかすんでしまうくらいのいろんなことが1か月ほどであった気がする。実際にほんとうにいろんなことがあったというより、生きているのがとても大変な中頑張って生きている虎ちゃんのひとつひとつの息づかいが重い。

虎ちゃんは今もNICUにいる。今も呼吸器が必要でとれそうにない。心臓にも疾患がある。
ちょっとづつ成長して、家に帰って来れるように治療を頑張っている。

6月25日、虎ちゃんのイラストを機会があって描いた。
なぜかそれができてとてもよかった気がして、絵で描いていきたいなと思った。すでになんだか虎ちゃんの顔はその日とも少し変わっている。気分とか日々の雰囲気も、描き残せないスピードで変わっている気がする。

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