いよいよ、なのだなあ。
という気がします。
けんちゃん(小林健司さん)とは冗談交じりに、ということは大半は本気で「僕たちはずっと壮絶な撤退戦を続けている」とよく話していました。
以前はできていたことがどんどんできなくなっていってしまう。ほんとにやりたいと思うことをやろうとするとなかなかうまくいかない。どうしてもやるとなると、膨大な量の何かを費やしてほんの少し進むにすぎない。
そういうことが続いていたからです。
でもそんななか...
November 30, 2016
November 27, 2016
【375】「自給自足」でいう〈自〉とは何か。
「自給自足」という言葉を最近あまり聞かなくなった。
とあえて言ってしまうけれど、少し前までは割りとすんなり聞いていた。
僕自身なんとなく自給自足的な方向性を持って生活の行方を見ていたような頃があった。
と思い出せる。
でも僕は今、この言葉に対して「そうではない」感覚がある。
一般に自給自足という言葉は「食材を自分で作って自分で調理して食べる」というような〈範囲〉で使われることが多いと思う。
最初に結論めいたことを書いてしまうと...
November 26, 2016
【374】楽譜を読む世界。単純な取り決めから〈世界〉が出来する瞬間。
山本明日香さんのピアノのミニコンサート「楽譜から見える景色」、よかった。
たんに曲を弾くのではなくて、参加者に楽譜が配られて、その楽譜を見ながら明日香さんの話と演奏をきく。
たとえばこんな感じ。
(録音したわけではないので、僕の記憶から)
楽譜にはドミソと書いてある。だからこう(ドミソと音を鳴らす)弾いてもいいんだけど、楽譜を読むと、まずドがあって、そしてそこから3度上がって、さらに3度上がってる。上がってるんです。だから単に...
November 23, 2016
【373】よその国の憲法。
日本国憲法の前文はこの数ヶ月、わりとしつこく読んできた。高圧な中でぐにゅっとひねり出されたような不思議な文体をしている。日本国民としてある程度の歴史的背景を知っているから、この憲法が生み出された特殊な状況に由来するのだとということも予測がついて、だから、本当は「一般的な憲法」というものはもっと違った感じで、もっとスタンダードな憲法があり、もっとスタンダードな前文というものがあるのだと勝手に思っていた。
今日(11月13日)、よその国...
November 22, 2016
【372】国語の教科書。
思うところあって国語の教科書を買う。
小学2年下と中学1年。
イオンモール京都の大垣書店で購入。棚には光村のしかなかくて、開けて読めないように包んであった。四条のジュンク堂だと開いて読めるらしい。
僕の国語の教科書への印象は静謐だった。
必ずしもできた生徒ではなかったし、学校も授業も教科書もできれば遠ざけておきたかったように思う。でも国語の教科書の静謐は、どこかそういった目の前の現実を切り裂いてその向こうを見せてくれる...