まるネコ堂第二期は遊ぶことをメインに据えたい。
まずは基礎的なリサーチからというわけで、本を読むことにする。
遊びに関する古典はこの2冊。
・ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』
・ロジェ・カイヨワ『遊びと人間』
それに加えて、比較的新しい「遊び」論は、テレビゲーム関連で読む。
・ミゲル・シカール『プレイ・マターズ』
・イェスパー・ユール『ハーフリアル』
・『ゲンロン8』特集 ゲームの時代
ゲームは子供の頃から好きだったけれど、ゲームの何が面白かったのかというのは、そういえばあまり考えたことがなかった。ゲーム界隈の理論化は比較的新しい分野で、先日イェスパー・ユール『ハーフリアル』が面白かったので、ちょっと読み込んでみたいと思って調べてみた。本当はケイティ・サレンとエリック・ジマーマンの『ルールズ・オブ・プレイ』が読みたかったのだけど、すでに絶版で中古価格が高騰しているので手が届かず。京都府立図書館にもなかった。『ゲンロン8』のゲーム特集はゲームの歴史や流れをざっと抑えておきたかったので、年表目当てで。
『ハーフリアル』を以前読んだときの感想はこちら。この本、意外にと言うと失礼かもしれないけど、ゲームだけじゃなくてもっと広く普遍化できるような面白さがある。面白さというものの土台を考えるようなところがいい。
ゲームのことを考えていたら久しぶりにゲームをやりたくなったので「マインクラフト」を購入して夜な夜なプレイ中。結構楽しい。
こんな感じで気になっていることに関する本を体系的に読むのがとても好きな読み方で、いくらでも時間が欲しくなる。これ自体がもう遊びなんだろう。