五日目の夜。明日の正午に文章提出。明後日はレビュー。
面白い文章を書きたい。
とだけ考えて合宿に臨んだ。最初から合宿中に書き上げられるとは思っていなかったので、とにかく書き始めたいと思っていた。
漠然としたイメージとしてあるのは、文章を書くことそのものが面白い過程として成立していく様が読み取れる文章で、そういうことがやりたかった。これぐらいのイメージでどうにかなるものか、どうなのか、それ自体もよくわからなかった。
勝算はなかったけれど、やってみればどうにかなると思っていたが、どうやらどうにもならなかった。全く書かなかったわけではないが、イメージしていたようにはなっていない。
やってみてよかったと思っているが、これでよかったとは思っていない。
明日の正午が締め切りなのだから、まだやりようがあるだろうと、これまでなら思ったかもしれないが、明日は日曜日でアラタがいる。これは流石に無理だということは、経験上、よくわかっている。無理にやるとアラタの機嫌が悪くなって、いつもできることすらできなくなる。生活が破綻する。アラタと一緒のときはアラタのことをやるのが最も良く、それ以外は悪い。
今夜の残ったこれからの数時間は、できるだけ課題がクリアに出るように、失敗がはっきりするように、文章に手を入れることにする。手技で取り繕っているところは捨てる。
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