October 7, 2025

絵本部展。楽しかったです。ありがとう。

絵本部展をやったので、アイデアを形にしようとすることができた。

とにかく1冊印刷に出せたのもとてもよかった。

コストのこともあり事前に販売分を印刷する勇気が持てなかった、それで、受注販売にした絵本。何人か注文もいただいた。終わった後に、あらたが「あれ、売れたん?」と聞くので、「売れたよ。注文入ったよ」と答えると自分の本でもないのにあらたが嬉しそうにしてた。
なんか、「ああそうだな」と思った。
別にあらたが嬉しそうにしてくれたから嬉しいんではなくて、自分がこうやって作ったものにお金を払ってくれる人がいるのはなんか特別なことだと思った。

虎ちゃんのことを残したいと思って始めたメモ書きも絵本にし始めた。
正直、これが絵本なのかもあまり自信はなくて。そもそも残したいとか覚えてたいとかそういう気持ちで始めているので、どういうものにしたいかみたいなのがあいまいなまま来ていた気がする。
メモ書きも原画も展示してみて、せっかく見せるならこうじゃないなとか、そういうことを思ったりした。まだうまく言えないけど、わかりやすい大変なこともそりゃそれなりにあるけど面白いこともいっぱいあるんだから、みたいな。
松本大洋の「Sunny」とか、小学校に講演に来てくれた牧口一二さんのことを思い出したりした。講演の内容で覚えているのは牧口さんが車いすだからいつも傘を2本車椅子に乗っけていて、急な雨が降ったら1本は近くで傘がなくて困っている人に渡すということだけ。それがめっちゃ楽しいようだった。でも講演全体は衝撃みたいなのはあった。


記録というか、起こったことを残そうとするってやり方は変わらない気がするけど、どんなふうになにを残そうとするかで自分のこれからの人生のトーンも変わる気がして。面白いことにいっぱい注目していけばいいのかも。いやまあ面白くないことも起こるだろうけど、全体に、ここに展示した数ページよりもっとやりようがあると思った。
起こったことを描いてるんだけど、どう描くかで今後起こることが変わるような。少なくとも自分がどう受け取るかはどんどん変わる。


いろいろ話せたのも楽しかったし、部員と幽霊部員の作品がならんでいるのも嬉しかった。








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