December 26, 2014

【036】茶室を持つ、かも。

空だけの写真を見ると、
いつも切り取られている感じがする。
とあるアパートに部屋を借りるかもしれない。

場所は京都の東山。京阪三条から徒歩10分ぐらい。都会。
玄関を入ると靴を脱いで木の床の廊下が続く古い旅館のような木造2階建て。
友達と何人かで借りる算段を立てつつある。
住むのではなく立ち寄る。

エアコンがないから夏は暑い。
そういう時はどこかへ避難する。
近くには図書館、美術館、多数の喫茶店、コンビニ。

風呂がないから風呂には入らない、
か、もしくは近くの銭湯。

冷蔵庫を置く気はないから、食べ物は食べない、
か、もしくは近くのお店。

トイレと洗濯機と物干し台は共同。

都市に暮らすというのは、そういうことだと思う。
私的所有を減らし、公共に潜る。
都市という広大な空間に生きる。

そして、部屋という結界を張った領域に消え入り、
ひとりで考え事をする。
ひとりで本を読む。
友人と会う。

だからこれは茶室。

この計画、進展したら続きを書きます。


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