March 11, 2019

【557】他者への介入。

自分以外の人に対して「こうした方が良い」などと言うことは、基本的には良いことがない。なので「基本的には」そのようなことはしないで生きていけばいい。

僕は、基本的には基本に忠実に生きている。だから、滅多なことでは自分以外の人に対して「こうした方が良い」などとは言わない。

しかし、何事も基本通りにはいかないときがある。応用が必要なときがある。この話の場合は、応用どころか、もう「例外」ぐらいのレア度だけれど。

生半可なことでは他者への介入はしない。介入するとすれば生半可ではない。しかし、責任を取れと言われても取ることはできない。それにもかかわらず遂行できるだけのある確かさを持つことができなければ、他者への介入などできない。

そもそも他者の人生へ介入したほうが良いと思える例外的な状況が生じること自体がとても貴重なものだ。そして、僕は、この貴重な状況において積極的な行動ができるぐらいには踏みとどまりたいと思っている。流されたくない。そのぐらいのことはできるようにありたい。

それは家族のことであり、友達のことであり、つまりは僕にとって大切な人のことである。

そして、このときばかりは、全力でそれをしなければならない。だから、自分のことを棚に上げることすらも必要で、まったく完全に無責任だ。



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