「近くに来たついでに」というのは楽な気にさせる。この快楽を僕はよく知っている。一方で「わざわざ来ました」というときの美もある。もちろん「わざわざ来ました」などということを言うこと自体が稀である。そんなことはわざわざ言わない。普通は。
楽に生きることの快楽を存分に享受していることを自覚しながら言うのだけれど、僕はわざわざ生きている。わざわざ生きていたい。わざわざのコアにある美にうたれていたい。
生きることが苦しかったりする時代なのは...
September 23, 2019
September 5, 2019
【596】褒めることは他人の努力の搾取なのではないか。
子育てをするとそれ以前と比べて格段に増えることがある。褒めることと叱ることだ。乳児の場合は特に、褒めることが多くなる。叱ることはあまりない。
それまでできなかったことができるようになったとき、その人を僕たちは褒める。褒められた方は嬉しくなる。一般に、褒めてくれた人に対して好意すら持つだろう。ここに何ら「悪」は介在していないように見える。
けれど、最近、ちょっと違うことを考えるようになった。
何らかの努力を重ねて困難に立ち向かいそ...
September 1, 2019
【595】積み木とレゴの違い。物と景色。
澪がKAPLAで作った謎の宗教施設。あるいは亀。
先日、新の誕生日プレゼントでいただいたKAPLA。毎日遊んでいる。
僕が適当に作った「テキ塔」。
KAPLAのような積み木とレゴのようなブロック、似ているけれど違う点がある、ということを遊びながら考えていた。
あらかじめ言っておくと、僕は積み木もレゴもどちらも好きで、子供の頃はレゴで遊んでいる時間のほうが長かった。
さて。
レゴはパーツ同士をかっちりと接続することが...
【594】嵐のような一週間。
嵐のような日々だった。
新が風邪で火曜から木曜まで3日間、保育園を休む。機嫌が悪くて大変な上、高熱で汗をかいたり、おしっこが上手くできなかったりで、洗濯物が激増。その上雨続き。実家の風呂場乾燥機能でなんとかやり過ごす。
ようやく新が回復した金曜日は、今度は風邪が僕にうつって38度3分の熱。一日寝ていた。
そのまま、土曜日は保育園の夕べのつどい。午後から準備に3人で行くもののイベント開始時には、今度は澪の調子が悪くなって帰宅。澪が...