文章提出期限は明日の正午。あと13時間40分。楽しい。
今、僕の視界に入る、つまり見える範囲にいるのは美緒だけで、あとの人の姿を直接見ることはできない。それでも一緒に合宿をしている。そう思える。むしろ見えない分、余計に強くそう思えるのかもしれない。
書くことは一人だ。だからこそ、他人をこんなにも近く感じることができる。
前回から僕は合宿の主催ではなくなった。運営に直接関わっていない。そういう立場だからか、以前より純粋に楽しむことができている気がする。
明日の文章提出後、午後の時間を使って全員分の文章を読む。明後日その感想を一日かけて話す。まだまだ合宿は続く。