船のニュースはなんだか気になって調べてしまう。
これか。
https://www.marinetraffic.com/en/ais/home/shipid:5630138/zoom:17
March 25, 2021
March 24, 2021
【795】製作日誌【芸術祭まであと38日】
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●リクエスト開催:文章筋トレ
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★4月7日、5月14日開催
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html
●スピノザ『エチカ』ゼミ(全24回)
2021年4月開始
https://marunekodosemi.blogspot.com/2021/02/35.html
●吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ(全13回)
大谷美緒主催
https://marunekodosemi.blogspot.com/2020/07/34.html
●言葉の表出、夏合宿2021
https://mio-aqui.blogspot.com/2021/03/2021.html
●文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html
●雑誌『言語』(5、6、7号、在庫僅か)
https://gengoweb.jimdofree.com/
March 18, 2021
【794】製作日誌【芸術祭まであと44日】
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●リクエスト開催:文章筋トレ
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★4月7日開催
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html
●スピノザ『エチカ』ゼミ(全24回)
2021年4月開始
https://marunekodosemi.blogspot.com/2021/02/35.html
●吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ(全13回)
大谷美緒主催
https://marunekodosemi.blogspot.com/2020/07/34.html
●言葉の表出、夏合宿2021
https://mio-aqui.blogspot.com/2021/03/2021.html
●文章面談
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●雑誌『言語』(5、6、7号、在庫僅か)
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March 16, 2021
【793】読み書き論、現時点で書けるもの。
文章を読んでいるとその文章を書いている人の姿を感じる時がある。あるいは、文章を書いている人の心の動きを直接的に感じ取れるときがある。こういうとき、かならずしも文章そのものには書き手の姿が描写されているわけではない。それでも、そういう感じがするときがある。
淡々と子供の様子を綴った文章に親の愛情深い眼差しを感じることがあったり、年表のごとく事実の羅列を書き記したものに激しい怒りや悲しみを感じたりすることがある。
こういった読文感覚がいったいどうやって起こっているのかを説明しようとすると、かなり難しいし、普通は手っ取り早く、作者の実際の家族構成などを引き合いに出して「この文章を書いた時点で、作者の子供はなん歳ごろで」といったことを根拠にしたり、歴史的社会的な事件の凄惨さやそれに関係する作者の立ち位置など、文章の外部で説明しようとしたりする。
しかし、それはおかしい。作者がどのような立場にあろうと、読者は文章を読んでいるだけだ。どれほど文章外の情報を得ていようとも、この現象が生じるのは、その文章を読んだからであって、あくまでも文章にその原因を求めるのが筋だ。外部情報のトッピングはあとからいくらでも足せるが、あとからしか振りかけられない。
そこで、文章の内部で、その作者の姿が立ち現れる仕組みを説明する必要がある。少なくとも文芸批評家にはある。例えば吉本隆明は、これを「視点」で説明しようとする。登場人物を俯瞰で見ていたはずの視点が、次の瞬間、その人物の主観になっていたり、あるいは、内的な視野になったり、というように説明することで、この転換する視点の軌跡から、ある空間構造が生まれ、そこには作者の意識が蒸気のように立ち込めることがある。蒸気のような意識に読み手が重なるようにして、作者の意識が直接的に読み手に入り込むことで、書かれていない作者の姿や意識すらも「伝わる」ということが起こる。これはかなりうまく説明されているし、これ以上うまく説明できる気もしない。
それでも何か物足りない気がするのはなんだろうか。書くことや読むことを神聖視してしまっているのかもしれない。そんなにかんたんには説明できないはずだ、というのは、説明できてしまっては困るということかもしれない。
細かいことではあるが、一つ言えることは、僕はそんなに見ていない。記憶というものは視覚的ではない。覚えているのはビジョンではない。イメージというのは視覚にとどまらない。聴覚像、味覚像、嗅覚像、痛覚像なども一発で変換できるぐらい一般性を持った言葉になっている。だとしたら「感情の像」のような、悲しみの像や愛しさの像というものもありえるだろう。イメージというカタカナ語をそれぐらいで使ってみてもいい。そのイメージをもう一度、言語の持っている構造体に組戻してみるとどうなるだろうか。
作者の存在やその意識を感じ取れるというのは、作者の意識のイメージを持つということだ。持つというと能動的に思えるが、持たされるという方が近い。ここでいうイメージは視覚にとどまらない。意識を映像化したもののことではなく、意識を意識として機能させたままその作者から分離して「意識のイメージ」として取り出したものだ。意識のイメージというのは意識そのものと同じように駆動する。それが読者の意識に浸潤してくる。
ある言葉にならない体験を誰かに言葉で伝えようとした場合、それそのものを言語化することではなく、書かれた何かしらの言葉によって意識を構造化し、その構造のなかでイメージとしてその言葉にならない体験のイメージを湧出させる。読み手はそのイメージを自身の意識に吸い込むことで、その言葉にならない体験を、より正確には、その言葉にならないその要素を、得る。
だから、逆に言えば、きれいな夕日を見たときにある言葉にならない感覚を得たということから、「きれいな夕日を見た」と記述された体験のシーンが書かれるとする。それを読んだ人が「夕日」とは別種の「赤ん坊が生まれた」という体験のシーンでの曰く言い難い思いを、夕日の話として書かれた文章を読むことで得るということも起こりうる。この場合、夕日と赤ん坊の誕生を結びつけるものは、その人にしかないし、その人にしかなくて良い。一般的な象徴関係は結ばれる必要がない。夕日と誕生とを結びつける因果をその人の生い立ちや社会のあり方などで説明することはできないし、必要もない。この特殊な結びつきは、文章のなかの構造によって生じている。
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●リクエスト開催:文章筋トレ
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★4月7日開催
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●スピノザ『エチカ』ゼミ(全24回)
2021年4月開始
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●吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ(全13回)
大谷美緒主催
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●言葉の表出、夏合宿2021
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●文章面談
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●雑誌『言語』(5、6、7号、在庫僅か)
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【792】2021年3月16日の文章筋トレ。
二人。時間がわりと取れるので10分のあと久しぶりに90分をやる。
90分間ずっとキーボードに手をおいておくというわけではなく、60分ぐらいで一度もうこのへんでいいかと思い始める。読み返して校正をする。今日は、枝葉を削り込む意識で、後半を削除する。いつも筋トレだと、こういうのもちょっと書いておこうかという欲が出てそれをつまみ食い的に書いて残しているのだけど、読後の感想でそこにひっかかったと言われることが多いので、今回はそういった寄り道への示唆がある部分はなくしてみることにする。
そうしているうちに、もう少し書けそうな気がしてくる。これは枝葉部分ではなく幹の続きという感じで、力を入れて書き進んで見る。
結果的にはそれがよかった。自分ではそこが書けてよかったと思う。
書くということ自体が試行の連続で、試すというのは、失敗しておく、とか、それではないということを確認するとか、大部分はそういった排除や潰しのプロセスだったりする。こういうことをネガティブではなく、反転させて面白く思えるかどうかは、結構重要だなと思う。書いてしまうと概ね陳腐な気がする、ということ自体を面白がれないと、しんどいのだ。膂力がいること。
次回の筋トレ予定、今のところは、4月7日午前です。3月中にやりたいという方がいればせひリクエストください。
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●リクエスト開催:文章筋トレ
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★4月7日開催
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●スピノザ『エチカ』ゼミ(全24回)
2021年4月開始
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大谷美緒主催
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March 11, 2021
【791】製作日誌【芸術祭まであと51日】
今は目が覚めると忘れてしまっている程度の夢が多いが、昨晩のは久しぶりに強度が高く、夢を見ている最中に目が覚めた。こんな夢だ。
僕は芸人で、後輩芸人とどこかの酒造メーカーのチューハイかなにかのCMに出演する。その後輩芸人がチューハイのイメージキャラクターに抜擢されたのだ。僕と後輩芸人は同じコンビではないが、普段から仲が良い。僕は他の誰かとコンビを組んでいるが、今日はその相方は登場しない。僕はいわゆるツッコミだ。後輩芸人はたぶんピン芸人で、芸風は天然でいつもぼーっとした感じ。人が良さそうな顔でへらへら笑っている。何が面白いのか説明しにくいが、彼を中心になんとなく可笑しみが広がっていく、そんなタイプだ。僕とその後輩芸人は昔からの知り合いだ。お互い売れなかったころから友達だった。
CMの撮影現場は、その酒造メーカーのビルの一階。本社ビルだろう。広いロビーがある。その片隅にオープンなミーティングスペースがあって、打ち合わせ用のテーブルと椅子がある。そこに後輩芸人がすでに座っている。テーブルには、チューハイの缶が何本かとコンビニで買ってきたような適当なツマミが袋のまま雑然と散らばっている。カメラマンや照明などの撮影スタッフがその殺風景なテーブルを取り巻いている。
「これCMだよな。こんなんでいいの?」と僕はさきイカをつまみ上げながら後輩芸人にきく。
「いいみたいです。いつも先輩と飲んでる感じで飲んでればいいらしいです。」
後輩はすでにチューハイの缶をあけて飲んでいる。ラベルがカメラに見えるようにして不自然に持つといったような映りの配慮はまったくしていない。両手で缶を抱え込むように持ってちびちびやっている。僕は不安になって、スタッフのほうを向いて、いいんすか?と口を動かす。スタッフは笑顔で頷いている。
「それにしても、すごいよな。お前にCMなんて。聞いたとき俺も嬉しかったよ」
「自分でもびっくりです。僕にCMなんて。」
しかし、広いロビーの一角に置かれたテーブルで、どうしても会話に入り込むことができない。周りが気になる。
「ほんっとにこんなんでいいんですか?」と声に出してカメラに向かって不審な顔をしてみせる。その様子をさらに引いた位置から手持ちのカメラが撮っている。照明があたったテーブルについている場違いな二人の男。それを撮影する大きなカメラ、頭の上辺りに迫るマイク。それらを手持ちのカメラが遠目に狙っている。
僕はだんだん飲み込めてくる。ようするにこの陳腐で貧乏ったらしい二人の芸人の飲みを明るみに引きずり出してやらせるというシチュエーション自体をCMとして見せるという趣向なのだろう。
「CMの仕事なんて、俺のところには来てないのに。先を越された」
「僕も初めてで心配だから、先輩も一緒だと安心できるんですけどって言ったら、いいですよって。それでこうなったんです」
「そんなんで呼ばれてるの俺?」
ピーナツを小袋から出してつまんだりしながら、普通に飲んでいく。だんだん、二人とも酔いが回る。後輩は泣き上戸らしく、
「ここまでこれたのは先輩のおかげですよ。ほんとに感謝してます」
などと言いながら泣き出す。
そのうち、後輩が抱きついてくる。最初は手で払い除けたりするが、だんだん激しくなっていく。僕は耐えきれずに、椅子から立ち上がる。カメラマンや照明さん、音声さんが動く。
「もうわかったからわかったから」
それでも後輩は両手を広げて迫ってくる。僕はテーブルから逃げ出して、ロビーを走る。後輩が追いかけてくる。撮影スタッフもあとを追うが振り切られる。その様子が引きの手持ちカメラで撮られている。
僕も後輩も酔っているとは思えないほどの全速力でロビーを走り抜けていく。二人とも、その滑稽さをわかってやっている。後輩も本当は酔っていない。ロビーを抜けて手持ちカメラですら追いきれず画面から消えてしまう。しばらくして、僕と後輩は抱き合ってお互いを抱えるようにして、肩を叩きながら歩いて戻ってくる。元のテーブルまで戻ってくると、さっきまでいなかった若いスーツ姿の男が一人座っている。男の前にはチューハイの缶がきれいにピラミッドのように積まれている。
「え?だれ?」と僕が驚いてみせる。
「〇〇(会社名)の〇〇です。」と男は笑顔で自己紹介する。画面には「〇〇株式会社、広報宣伝部」というテロップが出ていそうだ。
「ここの会社の人?」と僕がきく。
「はい。」と若い男がこたえる。
「ほんとうにこの会社の人?」と僕が疑う必要のないことを疑う。
「はい。ほんとうです。」と男がこたえる。
カメラはその様子を撮っている。さっきのロビーを走り去る立ち回りで、映像的には一山作れているが、そろそろオチをつけなくてはという気分がしている。僕はとっさに、若い広報担当者の前にピラミッドのように積まれた缶を一つとって、
「じゃぁ、本社の住所、言って」と若い男に迫る。
若い男がひるんで、笑顔がひきつる。
「本社の住所、言えるでしょ。当然。」と僕は缶に書いてある住所を見ながら更に追い打ちをかける。
「東京都、〇〇区、・・・、〇〇、1-3」と若い男はかろうじて住所を答える。
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●リクエスト開催:文章筋トレ
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★3月16日開催
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html
●スピノザ『エチカ』ゼミ(全24回)
2021年4月開始
https://marunekodosemi.blogspot.com/2021/02/35.html
●吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ(全13回)
大谷美緒主催
https://marunekodosemi.blogspot.com/2020/07/34.html
●言葉の表出、夏合宿2021
https://mio-aqui.blogspot.com/2021/03/2021.html
●文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html
●雑誌『言語』(5、6、7号、在庫僅か)
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March 9, 2021
【790】製作日誌【芸術祭まであと53日】
少し体調を崩した。寝ている間に熱が出て、朝にはだいぶよくなった。
僕は、何かを作るときに、こんなことをやってもなんにもならないと思う期間が必ずある。こんなことになんの意味もない。なんの価値もない。というような気がしてくる。作っているものだけに限らず、すべてのことになんの意味も価値も感じられなくなることもある。
難所だ。
昔の僕は、この難所を目をつぶって、えいやっと通っていた。見ないようにして、勢いで乗り切っていた。それでうまく通り抜けられることも多かったが、失敗して難破することもしばしばあった。
今はちょっと違う。難所というのは、航海で言えば、潮の流れが激しかったり、障害物が多かったりする場所だ。海峡などに多い。こういうところはだだっ広い大海原とは違って波乱に富んでいる。
もったいないんじゃないか、と思うようになったのだ。目をつぶって見ないようにして、こういう場所をできるだけ早く勢いだけで通り抜けてしまうのは、もったいないんじゃないか。
というわけで、できるだけ見て通るというのはできないだろうか。もちろん、そういうことをすると一時的には事故率は上がる。難所に目を奪われるというか、吸い寄せられてしまう。でも、こういうやり方を続ければ、そのうち再び事故率は下がっていくはずだ。そして豊かな何かを得られる特別な場所になるだろう。
最近はそんなことを考えている。今ちょうど難所だと思う。いろいろと目が散っている。
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●リクエスト開催:文章筋トレ
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★3月16日開催
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●スピノザ『エチカ』ゼミ(全24回)
2021年4月開始
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●吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ(全13回)
大谷美緒主催
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●言葉の表出、夏合宿2021
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●文章面談
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●雑誌『言語』(5、6、7号、在庫僅か)
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March 6, 2021
【789】製作日誌【芸術祭まであと56日】
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●リクエスト開催:文章筋トレ
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★3月16日開催
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●スピノザ『エチカ』ゼミ(全24回)
2021年4月開始
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●吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ(全13回)
大谷美緒主催
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●言葉の表出、夏合宿2021
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March 5, 2021
【788】製作日誌【芸術祭まであと58日】
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●リクエスト開催:文章筋トレ
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★3月16日開催
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●スピノザ『エチカ』ゼミ(全24回)
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March 4, 2021
【787】芸術祭まであと59日。製作日誌。
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●リクエスト開催:文章筋トレ
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★3月16日開催
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●スピノザ『エチカ』ゼミ(全24回)
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March 3, 2021
【786】まるネコ堂ギャラリーの展示替え。
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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★3月16日開催
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【785】夏の合宿。
夏合宿のお知らせです。
いつもこうやってお知らせをするときは、季節が全く違う時期で、今だったら夏のことを考えると遠い懐かしさとしてあります。未来なのに。
今日は眩しいぐらいの日差しですが、それでも夏のものとは比べ物になりません。
お待ちしております。
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●リクエスト開催:文章筋トレ
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★3月16日開催
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●スピノザ『エチカ』ゼミ(全24回)
2021年4月開始
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March 2, 2021
【784】最初から飽きている。
「飽きる」ためには少なくともそれ以前の一時期に「熱中している」というような時期があるはずだ。熱中しているときは自分が飽きるとは思っていない。そういうことが入り込む余地がないような状態を言うのだと思う。
でもどうなんだろう。ネットサービスなど特にそうなのだけれど、最初からどこかもう「飽きている」ような感じがする。熱中するということ自体の水位が最初から低く、予め飽きて去る準備をしている。
何かが飽和している。何もかもかもしれない。
飽和した世界において経験できることは人間の一生を超えてしまっている。どんな本好きであっても、すべての本を読むことはもうできない。重要だとされる古典を網羅することだって大変だ。
一つのことに長い時間をかけるということだけでもう、時代に逆行していると取られる。時代の流れに乗ることを欲したとしたら何も困らない。そこら中に溢れている。何もかもが似たようなもので飽和している。スクロールさせれば次々に出てくる。
だからこそ、あるいは、しかしながら。
僕は、一つのことにじっくりやってみると良いと思う。今となってはなかなか味わえない時間や空間の雰囲気を味わうことができる。長い時間で生きることができる。長い時間を生きることができる。数百年後、世界はどうなっているかなんて考えることが楽しい。自分で確かめることはできないが、最大限に考えられる。
四月からはじめて二年間続ける「エチカ」ゼミに対して、そんなことを考えている。
少しずつ申し込みが増えて、今の参加者は四人。気になっている方はぜひ。
一度はじまってしまうと終わるのは二年後の2023年です。
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★3月16日開催
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