August 4, 2018

【441】Wikipediaをよく読む。

哲学書を読んでいると、その哲学書の次ぐらいに、ひょっとしたらその哲学書以上に、よく読むのがWikipediaで、だいたいわからないことや確認したいこと、要するに何か引っかかったときにWikipediaを読んでいる。

Wikipediaは万能でも完全でもないが、もはや薄っぺらとは言い難いレベルにはなっている。もしもWikipediaで満足行かなかった場合、次にあたるべきは原本だ。

つまり、スピノザが気になってWikipediaの「スピノザ」を読んで、スピノザが言い渡された「ヘーレム」の徹底的な追放感にぎょっとしたりしつつ、さらにスピノザが気になり続けたら、その次に当たるべきは、『エチカ』となる。中間はない。

そんなわけで、今年もWikipediaに寄付した


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