羊羹。
夏目漱石も好きだった文学的由緒正しいお菓子である。
寒天を戻す。
砂糖と寒天を溶かす。
こしあんを加える。
スーパーで買ってきた800グラム300円ぐらいの袋詰のやつを半分ぐらい。
たぶんつぶあんでもできると思う。
あんを溶かす。
混ぜる。
水分が減ってくるにつれ粘度が上がって泡が大きくなる。
このあたりまで来ると「練る」感じ。
ヘラで混ぜたときに鍋底が見えるぐらいまでしっかり練る。
型に流す。
冷えて固まる。冷蔵庫だと早い。
切る。
特に言うべきことが見当たらないぐらいちゃんと美味しい。
あんから作ればもっと美味しくなるかもしれない。
大量に砂糖が入っているので、そう簡単に腐らない。
試す気にはならないけれど、常温で一年ぐらいは保つらしい。
で、
もともとは中国の料理で、読んで字のごとく羊の羹(あつもの)、つまりは羊の肉を煮たスープの類であった。(ウィキペディア「羊羹」)
というのだから驚きである。
良くもまぁここまで変形したものだ。
良くもまぁここまで変形したものだ。