January 23, 2026

車が来る。

来週、車が納車される。

購入の手配は車種や条件の検討まですべて隆がやってくれてた。買うのは中古車。

車屋さんは近所の知り合いに紹介してもらった。

そうか、知り合いの知り合いから車を買うのか。それは、ちょっと嬉しい。


やり取りも隆に任せていたが、入金前の確認時に車屋さんにうちも会えた。めっちゃオシャレなおじさんだった。

色がいいんですよとか、これがいいと思ったんですよとか、機能も含めて説明しながら見せてくれた。

人の車までこんなに楽しそうに探せるんだなと、びっくりした。うちは車好きじゃないからひとりでは楽しめない。色は濃い緑で、まるネコ堂の車の色としてはオシャレ過ぎるくらいだ。

なんか、一度でも会えていてよかった。この車とのかかわりが変わった気がする。

January 18, 2026

退院が近づく。

虎ちゃんの退院が近づいてきた。


入院生活(面会生活か?)も7ヶ月を超えているので、疲れていても何にしろこれはこれで日常になっている。

変化するとなると寂しさがないわけでもない。ちょくちょく顔を見ていた看護師さんたち、受付の人、ほとんど会わなくなるのか。鴨川の景色もたまにになるんかとか。

それでもうちは通ってた行ってただけだけど、ずっと住んでた虎ちゃんは何を思うんだろうなとか。まあ、でも虎ちゃんが家にいると思うのは嬉しい。


今日、面会の間、鴨川の河原で待っててくれたようちゃんが鴨川に落ちてきた。

面会中はスマホは機内モードなので、病室を出ると病院のロビーでみんな待っていた。頭まで水を被ったとか。ようちゃん、1月の鴨川に落ちる。いつもやることが豪快。

January 16, 2026

2026/01/15-16

海とか空とか、なんとなく球面を感じさせるペタッとした広い平面が僕は好きだけど「なんでもおまんこ」という谷川俊太郎の詩を読むと、海とか空とかの平面がなんとなく柔らかい人肌に思えてきて、つまり海とか空とかが好きなわけの幾分かは性的なものなのかも。

柔らかさとか穏やかさとか、ざっくり柔軟性というようなものに、僕は嘘とか騙しとかあざむきが、スパイスのようにちょっと入ってる感覚があるのだけど、僕だけだろうか。

融通する、とか、同じ感じで、ちょっとグレイゾーン、今回だけ特別に、あなただけ、そういう異物を少し飲み込む柔軟性に性的な雰囲気が混じっているのか。

視覚的な外見はそうでは無いけど、手を伸ばして触ってみたら少しへっこんだ、みたいなのも近い。

視覚とは違う、触覚で構築する世界。昼ではなく夜の世界。グレイとダーク。

映像ではなく音声を編集するときの手探り感に、何かそういう領域に手を入れている感覚がある。

January 15, 2026

雑談係#07「穏やかな公私混同」配信しました。

西村眸さんと大谷隆が喋っているラジオ(スタンドFM)「雑談係」の第7回を配信しました。

雑談係は、芸術、サブカル、文学、哲学など、表現に関わる様々な事柄について、楽しく雑談する配信で、まるネコ堂芸術祭のラジオのコーナーの一つとして月一回ぐらいのペースでやっています。

まるネコ堂芸術祭 楽しく面白い時々苦しい制作現場

第7回は「穏やかな公私混同」。編集を終えて、眸さんに今回のタイトルを付けてもらって、意外に重要なのは「穏やか」かもと思いました。そもそも雑談係も「楽しく」雑談することが大事だと思ってやってきました。今回も楽しくなってます。

よろしければ聴いてみてください。

January 14, 2026

2026/01/14

夜中に目が覚める。3時53分。僕はアクション映画が撮りたくなっている。

消しゴムマジックとかAI加工を駆使すれば、特撮とかスタントとかしなくても面白いのが作れるのでは?

悪い癖だ。多分ストレスだろう。心配事が多い。そういう時に僕はよくこういう事を思いついた。実行に移せばそれなりに楽しい事を僕は知ってる。

虎ちゃんが飛んだり跳ねたりする。葉ちゃんやアラタが追いかけたり追いかけられたりする。

僕は、僕がもうそんな事をしない事を知っているつもりだが、いつまでもやれる方策を練ってしまう事も知ってる。

最近、音声入力を使うようになった。紙にざっと書きたい事をメモしておいて、それを見ながら音声で入れる。

書く事の神秘的な力が失われるような寂しさと怖さとそれに見合う快適さがある。でもこのエントリーはフリックで入れた。

虎ちゃんの退院が近い。虎ちゃんと呼吸器との相性が、微妙に、良くないらしく、虎ちゃんが眠るとアラートが鳴り続ける。

バイタルに問題はない。原因を調査しているがよくわからない。アラートの設定を調整して鳴らなくする方向での対処になりそう。

虎ちゃんは機械に頼って生きている。

虎ちゃんだけじゃなくて、僕もそうだ。機械が無くなって生きていられる人類はとても少ない。

この間、鼻の吸引をしたら、全然吸わない。どうしたかなとカテーテルを引き抜いたら、巨大な、スライムみたいな、ネバネバの鼻水が、カテーテルの先に付いてズルズルと引き摺り出されてきた。

大人の人差し指くらいのが引っ張り出せて、気のせいか、いつもは嫌がって泣く鼻吸引なのに、すっきりした顔をしていた。

美緒が僕と結婚する前、いや、付き合う前だったか、僕と交換日記をしていた。その日やらなかった事を書く交換日記だ。美緒が持ちかけたか、僕が持ちかけたかした。

そのころ美緒の文体に僕が出会ったが、僕の今の文体を見て、僕はそれを思い出した。カナダから戻って間がなく、美緒は日本語が怪しかった。

今は僕は、この文体が楽だ。日本語が僕は好きだ。何でも受け入れてくれる母語だ。

隣で葉ちゃんが寝てる。僕の右眼の目元の所に目ヤニが付いてる。左眼も付いてる。指で取った。涙だった。

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