January 2, 2019

【543】食会やってよかった。しんどいときにこそ人に来てもらいたい。新年の挨拶にかえて。

昨日は昼間、新(あらた)の皮膚炎の調子が悪く、夕方5時からの持ち寄り食会をどうしようかと、さすがに本気で考えた。僕も澪もしんどい気分のこんな状態で新年会などできるのだろうか、と思ったのだけれど、こういうときにこそやったほうが良いのは、何度も確認してきたことなので、会の始まりに事情をちゃんと全部、澪が話してやることになった。元旦にもかかわらず、僕と澪を含めて5人の参加者で盛会だった。
久しぶりの食会。
貴重な日本酒あり、手作りのお節料理あり、
ボリュームたっぷりのソーセージ盛り合わせに、
不思議なタロイモチップス、チーズ各種などなど、
いつもながら驚異のバリエーション。
開始直後の新はだいぶ持ち直していたのだけれど、椅子に一人で座っていられるわけではなく、僕と澪がかわりばんこに抱っこしながら家の外を歩いて、手の空いたもう一人が食会の輪に加わるというやり方でやった。

とても楽しかったし、何よりとてもやりやすかった。そもそも持ち寄り食会は、忘年会をいかに自分たちでやりやすいように、やりたいようにやるか、という観点から始まったものなので、どんなことがあろうと、やりやすいようにやりたいようにやることができるはずなのだ。

会の終わりぐらいには新の調子も回復しいつものご機嫌のおしゃべりを披露していた。やってよかったと思った。

大晦日に来てくれた小林一家もそうなのだけど、こちらがしんどい状況にあることを承知の上で、あるいは、その状況についてちゃんと話を聞いた上で、やってきてくれ、この場所であれこれやってくれる人は本当にありがたい。勇気と力がある。こういう人と友達でいられることほど生きていくことの力になることはない。

そんなわけで、今年はしばらくまるネコ堂は大変な時期が続くと思うのですが、それでもたくさんの人が来てくれることを望んでいます。本を読んだり昼寝をしたりするだけでも歓迎です。ぜひ来てください。


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