December 17, 2019

【564】明日のこと。

もうすぐ寝てしまう。この時間に何かを始めることはできない。明日やると思うことを予め考えておくことはできる。そういうことを考えたほうが良いのかはわからないが、わからないときにはやってみてどうだったかを検証すればいい。試すというのが僕のいつものやり方だ。たぶん吉本隆明が出していた同人誌のタイトルに影響を受けている。『試行』。まったくほんとにセンスがいい。さて明日は、小説を一つ読む。読んで感想を聞かせてほしいと言われている。それから『言語7』の編集。このぐらいで僕が自由に使える時間は終わるはず。それで十分だ。ひょっとしたら、今依頼されている制作物の修正のやり取りが入るかもしれない。そうしたらデザイナーの浅野さんに電話したりするだろう。校正の指示書を作って送ったりもするだろう。あとはいつものように家事をしたり新と遊んだりする。以前と比べていわゆる「仕事」時間は大きく減った。いわゆる「仕事」というのは世間的に通用しそうな意味での「仕事」で、僕自身はそれ以外の家事や新と遊ぶ時間も僕の仕事だとは思っている。そんなふうにしていわゆる「仕事」時間は大幅に減っているけれど、それでも、やるべきことをやっている感じは増えている。それほど多くのことを僕はできないということに気がついてから、不思議なことに、本当にやりたいと思うことができやすくなった。できやすくなったという言い方は普通しない。やりやすくなったと言う。でも、できやすくなったといっても通じなくはない。そろそろ寝る。

文章筋トレ 20分


Share: