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May 17, 2021

【804】2021年5月14日の文章筋トレ

3人でやる。10分と60分。

60分は、書こうかなと思っていた文章をやめにして、10分の続きを書く。10分のはその場の思いつきで書き始めたもの。思った以上に書いていて面白かったので、続きを書く気になった。こういうのはなかなか幸せだ。

書いた文章そのままで何かという感じではないのだけれど、これに手を入れてなにかにしたいと思ったりする。

芸術祭で発表した「おばあさんロボット」という絵本の文がどうにか完成させることができたのは大きくて、いつも書いている場所がアップデートされたような楽しさがある。

今回の文章筋トレの楽しさはそのおかげだと思う。

文章筋トレ


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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●スピノザ『エチカ』ゼミ(全24回)
2021年4月開始
https://marunekodosemi.blogspot.com/2021/02/35.html

●吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ(全13回)
大谷美緒主催
https://marunekodosemi.blogspot.com/2020/07/34.html

●言葉の表出、夏合宿2021
https://mio-aqui.blogspot.com/2021/03/2021.html

●文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

●雑誌『言語』(5、6、7号、在庫僅か)
https://gengoweb.jimdofree.com/


April 8, 2021

【798】2021年4月7日の文章筋トレ。

今回は参加者が僕だけになったので、一人でやる。60分、タイマーをセットする。

書こうと思っていた文章を書く。60分から90分ぐらいが今、僕が書くための時間のまとまりとしてはちょうどよい。こういう感覚があるのは長く文章筋トレをやってきたからだろう。このぐらいのチャンクで今は書くことが多くなっている。チャンクを大きくしたいという欲求は特にないが、今の自分にちょうどよいチャンクの感覚を持っていたほうが、やりやすいということはある。

ここ一月ほど忙しい。芸術祭関連で予想していた以上にやることがある。第1回というのはそういうものだ。さらに「エチカ」ゼミもはじまったし、保育園も年度が改まっていろいろと。

多忙ながらも、改めて、本当に、僕はやりたいことしかやっていないことに気づく。こんなにわがままで生きていられる、その事実に感謝する。僕の周りにいる人は素晴らしい人ばかりだ。

ありがたくも僕にもたらされているものをどうにか還元したいと思う。それ自体が僕のやりたいことであるような方法で、僕の感謝を還元したい。そんなことを考えて60分が経った。

少しずつ実現していく。

March 16, 2021

【792】2021年3月16日の文章筋トレ。

 二人。時間がわりと取れるので10分のあと久しぶりに90分をやる。

 90分間ずっとキーボードに手をおいておくというわけではなく、60分ぐらいで一度もうこのへんでいいかと思い始める。読み返して校正をする。今日は、枝葉を削り込む意識で、後半を削除する。いつも筋トレだと、こういうのもちょっと書いておこうかという欲が出てそれをつまみ食い的に書いて残しているのだけど、読後の感想でそこにひっかかったと言われることが多いので、今回はそういった寄り道への示唆がある部分はなくしてみることにする。

 そうしているうちに、もう少し書けそうな気がしてくる。これは枝葉部分ではなく幹の続きという感じで、力を入れて書き進んで見る。

 結果的にはそれがよかった。自分ではそこが書けてよかったと思う。

 書くということ自体が試行の連続で、試すというのは、失敗しておく、とか、それではないということを確認するとか、大部分はそういった排除や潰しのプロセスだったりする。こういうことをネガティブではなく、反転させて面白く思えるかどうかは、結構重要だなと思う。書いてしまうと概ね陳腐な気がする、ということ自体を面白がれないと、しんどいのだ。膂力がいること。

 次回の筋トレ予定、今のところは、4月7日午前です。3月中にやりたいという方がいればせひリクエストください。

文章筋トレ


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●リクエスト開催:文章筋トレ 
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★4月7日開催
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February 28, 2021

【783】2月27日の文章筋トレ。

今日は二人。10分と60分をやる。

特殊な文章を書いたわけではないけれど、そういえば以前はこんなふうには書けなかった。ということに気がついた。ほぼ毎日見ているけれど、文章で書こうと思えばちょっと苦労するような物を説明するという文章で、書いてみて感想を聞いて、あぁこういうふうに書きたいなと思っていたことを思い出した。

僕にとってはとても平板なごく当たり前の説明として書いているのだけれど、読んだ方にとっては少し特別な意識が生じるというもの。

結構うれしい。

3月の文章筋トレ、今のところ決まっているのは3月16日火曜日午前です。


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★3月16日開催
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February 14, 2021

【782】2021年2月13日の文章筋トレ。

 今日は3人で。久しぶりの全員会場でzoom無し。10分と60分をやる。

 書くことは広大でいろいろな場所がある。その人にとっての場所がある。慣れ親しんだ場所もあるし、行ったことがない場所もある。行ってみたい場所もあれば、行きたくない場所もある。こういうイメージを僕は持っている。

 面白いけれど、そこにとどまることが難しい場所にどうにか留まるように書けたらいいなと思う。ぬかるんだ足場の悪い場所だったり、大きな海流がぶつかる複雑な流れの場所だったり。

 そうやって書いていると書いているのが面白い。


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「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★2月26日開催決定
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February 8, 2021

【781】2021年2月8日の文章筋トレ。

 月曜日午前の文章筋トレ。3人で10分と60分をやる。曇り空だけど、ひどく寒くはない。この時間にやるのもいいなと思う。最近、朝の家事を少し見直して9時前にはコーヒーを入れて業務が始められるようになった。アラタの成長に伴って家事はどんどん楽になっていく。

 最近は、文章を書いたり読んだりするということ自体がどう面白くなるのか、というようなことを考えている。どういう文章が面白いかというよりも。かなりゆっくりとほとんど同じ場所にいる。文章筋トレではそういうことを自分なりにずっと試していける。


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「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★13日、26日開催決定
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January 30, 2021

【777】2021年1月29日の文章筋トレ。

 zoom2人、会場2人の4人で実施。10分と60分をやる。

初参加の方がなかなかチャレンジングに書いていて面白かった。

書くことは広い場所だ。そのなかからある特定の一点を「正しい場所」として指定しようとすると必然的に狭くなる。こういう広さと狭さの関係は、何かを漠然とイメージしようとしたり、何かを具体的に表現しようとしたり、あるいは生活の中でなにか新しいことに気づいていったりするようなときに、意味を持ってくる。常に、広く取ればいいというわけでもなく、常に狭く指定すればいいわけでもなく、「漠然と特定」の関係のなかで結構していく。

2月の文章筋トレは、

2月8日(月)午前9時半から12時半
2月13日(土)午前9時半から12時半
2月26日(金)午後1時半から4時半

初めての方もぜひ。

文章筋トレ


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●リクエスト開催:文章筋トレ 
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
★2月8日、13日、26日開催決定
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●月一回(単発参加可能):『言語にとって美とはなにか』ゼミ(全13回)
大谷美緒主催
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January 6, 2021

【771】2021年1月6日の文章筋トレ。

今年はじめての文章筋トレ。常連3人で開催。10分と60分をやる。

あるかなと思って探すとカエルさんの60分文章と感想があった。文章、短いと言えば短いが感想はいっぱい話した。

今回からリクエスト開催というやり方に変えてみている。やりたいという人があればその人と日程を決めて一般に告知して開催する。どうなるか。

今月はもう一回、29日金曜日に開催予定です。興味があって予定の合う方、ぜひお待ちしています。興味があるけど予定が合わない方は、ぜひリクエストをください。日程相談して開催します。大谷(marunekodo@gmail.com)までお気軽にどうぞ。zoomでもできます。

文章筋トレ


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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●リクエスト開催:文章筋トレ
「やってみたい」というリクエストによって日程を決めていきます。
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December 23, 2020

【769】文章筋トレをリクエスト開催に変更します。次回は1月6日です。

 2021年1月から文章筋トレの日程をやってみたいという方の希望日程での開催に変更します。

「興味はあるけれど日程が合わない」という声を度々頂いていたことと、土曜日は保育の事情が平日とは違って実施の負荷が高く定期での開催継続は難しいためです。
(リクエストでの検討日程は平日と土曜日のどちらも含めますので土曜日でリクエストしたいという場合も大丈夫です。)

やること自体は変更ありません。
1回3時間で参加費は一人3,000円です。
リクエストいただいた方も参加費は同額です。

現時点でリクエスト頂いていて開催が決定している日程は、

2021年1月6日(水)13時30分-16時30分

です。

追加があれば文章筋トレのページで随時更新していきます。
【リクエスト開催】文章筋トレ


December 3, 2020

【765】12月2日の文章筋トレ。

初参加の友人とカエルさん、美緒の四人でやる。10分と60分。

僕なりに少し、やってみたいと思っていたことを進める。出来上がった文章のことというよりは、出来上がっていく文章を楽しむようなことをやってみている。

出来上がってしまえば、いろいろとやってみたその痕跡は消える、のだろうか。

たぶん、何をやったかというところまではたどることができないほどに判別不能になるのだろうけれど、何かをやった、というような形跡は残るのではないだろうかと思う。

何をやったのかはわからないが、何かをやったという。

なかなかおもしろかったので、続けてみることにしよう。


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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●12月15日から21日:言葉の表出、冬合宿2020
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●定期:文章筋トレ
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November 23, 2020

【760】11月21日の文章筋トレ

カエルさん、てるこさん、ゆうきさん、僕の四人でやる。僕は体調が悪い。木曜日からずっとお腹が痛い。進行を共同主催のゆうきさんに任せた。

10分と60分をやった。

体調が悪いときの思考は独特で、普段とは全く違うことを全く違うやり方でやっている感じがする。端的に悲観的だ。普段の楽観主義の裏返しのようなことになる。どちらが表でどちらが裏かというよりも、二つの面を行き来するきっかけが体調なのかもしれない。だとしたら歳をとるに従って悲観的な面が増えていくのだろうか。そうかもしれない。もっともこれはたぶん一般的に言えることだろう。

誰もが体調が悪くなれば悲観的になるものだし、年を取れば体調が悪い時間が増えるし、つまり年を取れば悲観的になるということになる。

この一般則はそこそこの強度を持って僕たちにのしかかってくるはずで、それに対してどう対処するのかというのは、今から考えておくことができる。

子供の頃、体調が悪くなると僕は本を読んだ。布団に寝かされて他にやることがなかったからだ。親もたくさん本を買ってきてくれた。

おとなになって、お金を貰って文章を書いていた時期、書き終わるととたんに体調が良くなった。書けないことが体調を悪化させていたのかもしれないが、それでも、高いプレッシャーのなかで書いているときの爽快感は体がしっかりと覚えている。

今でも、僕は、弱ったときは本に手が伸びる。文章を書けば体調は復調することが多い。

文章筋トレで60分書いているうちにお腹の痛みが引いていた。

読んだり書いたりすることが僕にとってどれほどのことをもたらしているのかということの見積もりは年々大きくなっている。才能だの評判だのを抜きにして、僕には文章がとても大きなものとしてあると実感する。


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October 21, 2020

【755】10月17日の文章筋トレ

カエルさん、てるこさん、ゆうきさん、僕の4人。10分と70分をやる。

文章筋トレ自体、もう結構長いことやっている。初回が2019年1月だから1年10ヶ月だ。僕の経験ではこのあたりが分岐点になりやすい。飽きるか飽きないか。

大抵のことは、真面目にやればやるほど、3年ぐらいの間に飽きる。僕は多分人より飽きっぽいのだが、この飽きっぽさは正確に言えば、習慣化しにくいということだと思う。

飽きてくる前に習慣化してしまえば、もうそれは意識に上らないわけで、飽きるとか飽きないとかいう状況ではなくなる。

そういう感じで習慣化してやったほうがよいこともたくさんあるが、そういう感じでやってしまうとよくないこともある。

僕にとっては文章を書いたり読んだりすることは、習慣化しないほうがよいことだ。習慣化したほうが良いことの一番の例は歯磨きだ。

歯磨きするようには文章を書かないほうがよい。

つまり、このあたりで方向は三つに分かれる。

1つ目は、飽きてやらなくなる。

2つ目は、習慣化してやる。

3つ目は、飽きもせず習慣化もしないでやってみつづける。

当然のことながら3つ目の方向へ進むことは稀で、険しく難しく、そして断然面白い。

今回の文章筋トレは、そんな分岐点だった。このあたりで分かれる。他の人もそうな気がした。

文章そのものについては僕はもう分岐点を経て、3つ目の方向で進んでいることを知っている。進んでしまっている。帰還不能点を超えてしまったと思う。もう戻れないのだから、このまま「やってみつづける」。目に見える波の下には激しい海流の存在があることを知っている。見えない海流を読むことでなんとかどこかに辿り着こうと藻掻(もが)いている。溺れたりしながら。

面白くもなく面白くなくもなくやっていけるほど文章は生存必要性を持っていない。歯磨きをしないと痛い目にあうが、文章に深入りしないでもさほど痛い目に遭わない。文章は人間にとって後付だ。代替物は他にいくらでもある。3つ目の方向は、稀で、険しく難しく、そして断然面白いだけだ。

文章筋トレは果たしてどうなのか。僕にとってどうなのか。


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October 20, 2020

【753】10月15日の文章筋トレ。

サトシと美緒と僕の三人でやる。10分と70分。

天気が良い。小さな薄い雲が頭の上に少しだけあって、天気の良さを際立たせる。が、サトシの世田谷は曇り空で雨すら降ってきそうな気配だという。

なぜか爆笑の筋トレになった。

文章を書くことの位相は現実の位相とは少し違っている。この違いは意識しておいたほうが良い。現実は爆笑ものではなく、むしろ書くことに対して厳しいが、それでも書いたものを読めば爆笑しうる。


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October 8, 2020

【752】10月7日の文章筋トレ。

 サトシと二人でやる。13時半から17時まで3時間半ある。二人だとかなりゆっくりできる。

10分と70分をやる。

サトシも僕も書いている時間、ズームのカメラもマイクも入れたままでやった。文章筋トレでは、カメラもマイクも、切っても切らなくてもどちらでも良いが、経験上大抵の人は切る。僕はいつも、主催者という立場やタイムキーパーとしての役割上、カメラもマイクも入れっぱなしだ。主催者という立場というのは、オンラインミーティングの参加者全員がマイクもカメラもオフにしてしまうと、その「場所」自体の成立という点で、僕にとって若干の疑義が生じるからだけど、実際にどうなのか、どうなるのかは、試していない。

ともあれ、今回はふたりとも切らなかった。だから見ていようと思えばずっと文章を書いている最中の相手を見ていることができる。ズームだとそうやって画面を見ている自分もまた、見える。僕はだから、そうやって文章を書いているサトシとそのすぐ近くに表示されている文章を書いている僕を見続けながら文章を書いた。

文章を書いているところを人に見られるということ自体、それなりに不思議なことだ。文章を書いている自分を見ながら文章を書くというのはさらに不思議なことだ。

文章を書くというときに、誰にも見られない、あるいは、誰にも興味を持たれないような場所に自分を隔離せねばならないというのも、一つの思い込みなのだ。

文章を書くということにはもっと可能性があると僕は思っていて、文章を書くという状況そのものもその可能性の対象に入っている。何事も試してみたい性分だ。



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September 30, 2020

【748】9月30日の文章筋トレ

3人で、10分と1時間10分をやる。

気持ちの良い季節。天気も気温も湿度も風速も申し分ない。あまりに気持ちが良すぎて1時間10分は書けなくなりそうだった。眠くなる。

曲りなりにも催しをやっているのだから寝てはいけないというようなことは思わなかった。書けなくても、それで良いと思った。書けないことがマイナスだとも思わなかった。書くための時間であることも、この気持ち良い時間の一つの要素だと思った。僕が書けなくても他の人は書いている。そういうことが幸せな気分だった。書くための時間だったが書けなくても十分に素晴らしいと思っていた。眠くなった。

その上で、あえてこの状況で書くとしたらどうなるのか。そういうことをやってみたくなった。眠気を抑えるのではなく、眠たく幸福な気分のまま、書く。どうやればよいのか。

とりあえず眠たい自分をそのままにしておいて、その自分を含めて書くというようなことを考えてみた。自分のなかで何かを立ち上げるような書き方ではなく、自分から滑り出ていくような感じで書けないだろうか。書くことによってそれが可能になるようなことはできないだろうか。

結局、A4一枚分ほど書けた。面白く書けた。書かれた内容が面白いという以前に書いているときの自分から乖離していく感じが面白かった。書かれた内容もちょっと変な感じで、僕としてはそこそこ面白かった。書いているというその状態自体が面白くなるように書けたのがなにより面白かった。


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September 23, 2020

【745】9月19日の文章筋トレ。

参加者5人、うち一人途中退出。会場参加が3人。

10分と60分をやる。

改めて書くと、文章筋トレというのは文章を「筋トレ」という比喩で捉えてやってみたらどうなるかという試みだ。これまでのところわかってきたのは「筋肉」としての比喩が通じる範囲でなにかしらの筋力は増強される。

この筋肉としての比喩が通じる範囲というところが具体的にどのような範囲なのか。少なくとも「言葉の正確な選び方」や「文章のわかりやすさ」「イメージのしやすさ」と言った「外形(シェイプ)」にとどまるようなものではない。

では、なにが「筋肉」なのか。どれぐらいの深度を持つのか。

書くというときにそもそもどんな「筋肉」が必要なのだろう。

たとえば、書きたいと思っている何かを書こうとするときにどんな「筋肉」が必要なのだろうか。いや、それ以上に、そもそも書きたいと思うためにはどんな「筋肉」が必要なのだろうか。こういったこと自体がむしろ鍛えられている気がする。

褒められたくて、報酬が得たくて、書くのであれば、こういった筋力は必要ない。正確には筋力の比喩が必要ない。どうすれば評価されるかという情報収集とそのアウトプットの仕方の方がむしろ重要で、効果がある。書くことそのものは自明で、書くことを疑う必要が無いほうが情報収集とその加工に集中できる。書くことそのものへの筋力などという比喩で、その前提的存在を露出させるのは逆効果だ。疑わずにやるほうが「経済的」だ。

そうではなく、逆説的ではあるが「たんに書くということはどういうことか」「なぜ書くのか」という「疑い」を持ちつつ書くためにはどんな筋肉がいるのか。その筋肉が鍛えられていく。

書くという態勢を自らで保つために必要な筋肉がまず必要だ。そういうものがまず鍛えられる。これは必ずしも文字数などでカウントできるものではないし、書かれた言葉の良し悪しによって短絡的に評価できるものでもない。評価によって書くというのは報酬によって書くことと同じだ。

理由は明瞭ではないのに、この文章はなんだか、なにかあるなと思うような文章は、そういった書くことの前提としての態勢を保つ(保留する)筋力があるのではないか。そこに保たれている姿勢から読み手は何かを受け取るのではないか。

態勢を保つというのはもちろん地面に固定するようなものではなく、その地面その地面に応じて自分の全体の筋肉をバランスさせることが必要だ。特定の筋肉というよりは筋肉と骨格の連携のことだ。書くことにとどまらない表現全般にまで拡張できるような、「まさにその状況」に留まる体全体の有り様のことだ。それによって、まさにその、表され現されるまで保つことを自らに求め続けるその状況そのものに留まることができる。破滅と幸福とが混交したその状況に。


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September 16, 2020

【744】9月16日の文章筋トレ

今日は参加者なし。どうしようかなと思う。記憶ではこれまで参加者のいなかった回はなかったと思う。

一人でやることもできる。あるいは今、少しずつ書いている文章の続きを書く時間にすることもできる。A4のコピー用紙を横置きにして、縦書きで書いている。一回で1時間ぐらい、書ける分だけ書いたら、その日は終わりにして、次の機会にまた、新しい真っ白なコピー用紙に書き始める。毎回、再起動させる。一回に数枚ぐらい。一応モチーフと言うかテーマと言うか、そういうものはあるけれど、たぶん何よりも、この毎回いちいち真っ白な紙に向かうために力を使っているということがこの文章を規定していくような気がする。それの続きをやろうかと思っていたが、結局休むことにした。


ちょっと疲れが溜まっている。毎日大したことをやっているわけではない。ただ、放っておくと全く休まずに考え事をして本を読んで文章を書いてとやり続けてしまう。

横になる。少し休めた。

午後は『中動態の世界』ゼミのレジュメ作成をする予定。次が最終回。9ヶ月かけて読んだだけのことはあったと思う本だ。本はゆっくり読んだほうがいいが、ゆっくり読める本は少ないし、ゆっくり読むのは力がいる。最終回のゼミが楽しみだ。


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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●12月15日から21日:言葉の表出、冬合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/05/2020.html

●定期:文章筋トレ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●月一回:『言語にとって美とはなにか』ゼミ(全13回)
大谷美緒主催
https://marunekodosemi.blogspot.com/2020/07/34.html

●まるネコ堂芸術祭、準備ページ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_84.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

●雑誌『言語7』発行
https://gengoweb.jimdofree.com/

September 10, 2020

【743】文章筋トレ、10月以降の日程を掲載しました。

文章筋トレの10月以降の日程を発表しました。時間帯を午後にして、延長しました。その分価格も変更して、土曜日と合わせています。参加、ご検討くださいませ。

10月
 7日(水)13時30分から17時【3,000円】
 15日(木)13時30分から17時【3,000円】
 17日(土)13時30分から17時【3,000円】

11月12月は、土曜日の日程のみ確定しています。平日は検討中です。

お申し込みは下記ページをご覧ください。

●文章筋トレ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html


September 2, 2020

【741】9月2日の文章筋トレ。

朝はかなり涼しくなった。カエルさん、美緒、僕の3人でやる。10分と60分。

10分が良かったと10分が終わったときにカエルさんが言った。僕も10分が良かったと思った。60分が終わると、60分が良かった。

文章筋トレという名前をつけてやっていることは、筋トレのように文章をやってみたらどういうことになるかということだ。文章は筋トレではないとか言うこととは言語的には少しずれた位相にある。言語的には少しずれたことをまさに言語でやっているわけだから、まるで違うことだろう。言語的に何かをやれば、言語的にそれをやっただけのことは起こる。少なくともそれは確認できている。

到達点を捉えてからそこへ向かうというアプローチが取れない水平線の向こう側へ向かうには、こういうやりかたもある。凪の退屈さを動員し、豊かさの嵐へと巻き込まれる。

開始時刻が来た。十分に暑いのでエアコンが元気よく動きだす。


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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●12月15日から21日:言葉の表出、冬合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/05/2020.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一回の土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●月一回:『言語にとって美とはなにか』ゼミ(全13回)
大谷美緒主催
https://marunekodosemi.blogspot.com/2020/07/34.html

●まるネコ堂芸術祭、準備ページ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_84.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●マンツーマンの文章面談
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●雑誌『言語7』発行
https://gengoweb.jimdofree.com/

August 23, 2020

【738】8月19日の文章筋トレ。

 開催日からだいぶ経ってしまった。参加者はカエルさん、みどりさんと僕。10分と50分をやる。

 50分のあと、僕の文章についての質問からの話でいろいろとしゃべった。喋った内容はともかく、気がつくと終了予定時間を1時間もオーバーしている。もともと時間管理は苦手なのだけど、最近は少し気にかけていた。というか、文章筋トレの進行に関して、ほとんどこだわっていないのだけど、時間だけはこだわったほうがいいのではと思って気にしていたので、さすがにちょっと対策を考えたほうがいいかもしれない。

 文章に関して、あるいは、読むことや書くことに関しての話というのは、容易に当人の全体性に拡張しうる。「文章のこと」に限定できない。文章というのが、そういう輪郭をもった何かとして限定できない。文章に限らず「表現」というものはそうだと思う。だから、文章に関してや読むこと、書くことに関しての話というのは、どこまでも延長されうる。

 時間管理が難しいのは、僕の能力もあるけれど、そもそもそういうものだからでもある。そのために「文章筋トレ」という名称にして、時間制限して、タイマーを使っていることの意味があるのだと思う。だから、やはり時間ぐらいは気にしないといけない。時間ぐらいしか気にする必要はないとも言える。どうしようかな。


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●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一回の土曜午後
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大谷美緒主催
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