November 18, 2022

【863】セイロで肉まん。

餅つき用に購入したセイロ、なるべく活躍させたいので肉まん作ってみました。


美味しくできました。


これまでは大きめの鍋を蒸し器代わりにしていました。セイロだと鍋のように高温になりにくいから触ってもそんなに熱くないとか、そんな感じで使いやすいかも。


本領を発揮するのは大量に蒸す場合だと思います。セイロを重ねれば次々と連続的に蒸せるので、大人数で大量の肉まんを作って食べるときとかに良さそうです。

November 11, 2022

【862】年末にお餅つきやります!

 立派な臼と杵をいただいて、必要な道具類を少しずつ集めて準備してきました。年末にいよいよお餅つきやります。
 臼と杵をいただいたり、道具を揃えたりした顛末は以下にあります。



日時

2022年12月25日(日)
10時30分からお餅をついて食べる
13時から15時すぎ萬福寺の裏山へ散歩(お餅つきだけの参加もOKです)

参加費(材料費等)

2歳未満 無料
2歳から小学生 一人500円
中学生以上 一人1000円

場所

まるネコ堂

申込み

大谷までメッセージかメール(marunekodo@gmail.com)で。

November 10, 2022

【861】餅つきの面白さ。

 いろいろと準備を進めながら、餅つきの面白さってなんだろうなと思って考えてきました。まず、お餅をつくときのダイナミックさというか、人がたくさん集まっているお祭りの感じ、お餅が美味しい、そういう表舞台の面白さがあります。

 と同時に、実際に臼と杵をいただくところから一つ一つ必要な道具類を揃えたり、使ってみたりしてわかってくる面白さもあります。表舞台というのは別の言葉で言えば「ハレ」ですが、その裏側の「ケ」の面白さ、日常の面白さです。

 餅つきに使うものは臼と杵がまさにそうなのですが、とても大きくて重くて、道具というよりは設備といった感じがします。また、餅つきに必要な工程は、臼と杵で搗くだけでなく、もち米を大きなセイロで蒸したり、搗いた餅をのし板の上で丸めたりと、一人で全部をこなすのがそもそも難しく多人数でやることを前提にしています。餅つきは大きな設備を多人数で運用してようやくできることです。

 餅つきの当日は「ハレの日」ですが、それを成り立たせるための基礎としてケの重要性があります。

 大きな設備がちゃんと稼働するように、他の用途にも使って良い状態を保っておいたり、手入れをしたり修理したり、人が集まれるように日頃から生活をその場所で営んでおいたり、餅つきにはそういったケの魅力、様々なものが重層的に連携した分厚い日常の魅力があります。

 もともと僕は「ケ」や「日常」が好きなのですが、ケに血が通うためにハレがあってそれらは表裏の関係にあるということが、お餅つきの準備をすることで、とても実感できるようになりました。祭り好きの人たちは、年に数日程度のハレの日のための、その他の360日ぐらいのケも楽しんでいたのだと思います。

 母方の親戚の「おじちゃん」(祖母の兄弟)がまさにそんな人でした。宴会場を経営していましたが、一年中「たなばた(地域の夏の祭り)」のことで頭がいっぱいの人でした。祭りの当日は、嬉しそうに山車に乗って提灯を振っているだけで、大したことは何もしていませんでしたが、それ以外の日をずっと祭りの裏側の日常を仕事としてやっていたんだろうと思います。

 大きな設備をうまく稼働させ続け、色んな人にやってきてもらえるまるネコ堂になればいいなと思っています。

 いよいよ、年末のお餅つき、やります。

November 2, 2022

【860】筵の保管方法。

 餅つきのときに臼の下に敷くために買った筵の保管方法について考えました。筵は藁で編んだものなので、杜撰な保管だとカビが生えたり虫がついたりしそうです。

 友人のご実家で農作業用に使っている筵の写真を見せてもらったところ、納屋の小梁に引っ掛けて保管されていました。おそらく湿気を避けるために、高所で風通しの良い状態にしてあるのだと思います。

 ということで、うちの筵の保管もできるだけ似た感じにしてみました。


 臼杵の上に天井付近からぶら下げてあるのが筵です。適当な場所がなくてあんまり見栄えが良くないのですが、今までは無造作に突っ込んでいた湿っぽくて風が全く通らない階段下のデッドスペース保管よりはましだと思います。これで様子を見てみよう。

 ちなみに友人のご実家の写真、筵6枚を納屋に敷いて種籾の乾燥に使われていたのですが、もうかっこよかった。納屋全体の感じがそうなのですが、一見単純に見えるけれど、重厚で、役割に対してちょうどよい道具たちがしっかりと活躍している場所はとてもかっこいい。