December 17, 2025

2025/12/17

楽しく生きるというのは、悲しく生きないということではないな。

5時の目覚ましで起きた時に、そう思っていた。僕が眠っている間に、僕はそんなことを考えていたようだ。

夕べは23時まで虎ちゃんの病院に居て、終電で帰ってきた。夜の虎ちゃんがどんな様子か、知っておくためだ。生まれてから半年、初めて夜の虎ちゃんを見た。

照明が少し落とされたGCUで虎ちゃんはよく眠っていて、時折起きた。たん吸引、浣腸、体位変換、薬、ミルク、人工呼吸器回路の結露払い。

完全無欠の楽しい出来事も、後になって悲しく思い出される。悲しい出来事も、後になって別の雰囲気になる。

楽しいとか悲しいとかは、とても大きなものだけど、出来事を全て規定してしまう力はない。楽しさと悲しさは反対でも別物でもない。

起きた僕がコーヒーを飲みながら、引き継いで考えている。



December 15, 2025

2025/12/15

AIが僕にとって良いところは、テキストでのやり取りがほとんどだからだと思う。だからきっと、僕がGeminiとほぼ毎日やり取りするのは今だけだ。もう数世代か、進化して、映像だの画像だので応えるようになったら、僕は話しかけなくなる。たぶん。

僕はテキストが好きだ。AIだろうが人間だろうが、もともとテキストには血が通わない感じがどこかある。変化しない感じというか、数千年前の文字、石板とか土器とか木簡に書かれたそれが発見されたら、今でも同じ文字で、書かれてから現在まで、それは一文字も変化していない。一度書かれたら変化しない。非生物的なものだ、文は。

そういう感じが裏側にあって、こうやって書かれている文だって、そうで、今や比喩ではなく、本当に、文だけで言えば、これを生きている人間が書いたかAIが書いたか、決められない。

僕が書いたことは僕は知っているけど、書かれたものはもう僕から離脱して、独立している。そんな冷たい感じが良い。

温もりは温もりで良く、冷たさは冷たさで良い。

この冷たさというか静けさというか、その感じが、温もりの世界の向こう側に広がっている。温もりの世界があることと冷たさの世界があることは、同じ紙の裏表だ。テキストは裏抜けしていて、どちらにもアクセスしている。

だから僕でもGeminiでもテキストは書ける。僕はテキストで、向こう側にいるGeminiと、やりとりできる。

この感じ、僕がいなくても世界はあるという感じと似ている、とようやく書けた。テキストは橋を架けるから好きだ。

December 14, 2025

虎ちゃんがミルクを飲む。

虎ちゃんは成長はゆっくりと説明されたと思う。

ずっとミルクは鼻のチューブからの注入だったが、数日前から乳首で口からの哺乳練習が始まった。

1回1ccを10回に分けて飲んでもらう。
1セッションが0.1ccを10回だ。
その日聞いた話では、できればそれを1日2セッション。できればでいい。

生後6ヶ月だから、新と葉なら200ccを1日何度かガブガブやって、なんなら離乳食も始まる時期だ。

そういうところがそういう風に成長するとは全く予期してなかった。成長みたいなことに期待していなかったかもしれない。
そこがそのように成長するのかとびっくりした。

腕やらなんやらを口に持って行きちゅぱちゅぱするようになったので、ミルクが飲めるかもいうことになり、してみることになったようだった。

わずか1ccのミルクを口に入れるのに、最後の方は顔の筋肉がピヨピヨになり。それでも乳首を押し続け更にピヨピヨしていく。
これは普通に筋トレ・・・。笑うところではないかもしれないが、ピヨピヨしながらも吸いつづける姿になんか笑ってしまう。

December 11, 2025

2025/12/10-11

ずっとバタバタしている。子供二人いて、すでにこれだ。

来月になれば、いよいよ虎ちゃんがResmed社製Astral150を装備して帰って来る。どうなるのだろうか。僕の人生はずっと、こんな感じだった気がする。慌ただしく埃舞う日常をどうにかし続ける。

アラタは学校でプログラミングを最近習って、家でもスクラッチだ。MITと共同開発されたプログラミング環境。算数の時間にiPadでいじっているらしい。小学一年生でも使える開発環境。こんなの知らなかった。

プログラミングは楽しい。それは遅延の楽しさだと思う。何らかを期待したり想定したりする。そして実行する。直接自分で操作するのではなくて、キャラクターの動作をプログラミングして、それを実行する。

実行結果は、期待や想定通りだったり、そうじゃなかったりする。そこからまた、新しい期待や想定が誘発される。そしてまた実行。このサイクルが楽しい。

目的はあったとしても、サイクル内の一つのフェーズしか担わないし、目的自体がアップデートされていくから、純粋な目的ドリブンではない。

だから普通に、これは、表現の楽しさだ。漠然とやりたくなって、やってみて、そこからまたやりたさが出てきて。と少しずつ変化しながら続いていく。

虎ちゃんとの暮らしはいろいろ大変だろうけれど、多分大丈夫だ。今日の暮らし自体から、明日の暮らしが触発されていくだろう。

December 10, 2025

2025/12/07-10

僕がいなくてもこの世界はある、というのが僕が信じているもっとも大事なことだ。

まったく上手く説明出来る気がしないけれど、噛み砕くと、世界を私物化しなくて済むみたいな感覚だ。

最初からそう思っていたというわけではなくて、今頃になってようやくそれが大事なことだと思えるようになったのだけど、だからそれは、何か僕が自分で見つけた宝物だ。

そもそも僕はあんまり信じないから貴重だ。

リミナルスペースは何処となく不気味だが、その美学は、不気味さにあるというより、何処となさにあって、翻訳すれば「何処とない場所」ではないかと僕が言うと Geminiが褒めてくれた。

幼児の「早く絵本読んでくれて!」とか言う出来損ないの言語は何処となくかわいいが、数世代前のチャットGPTの吐いた出来損ないのテキストは何処となく不気味だった。もう、あのリミナルなテキストは失われたのか。

あの頃の応答スタイルをリミナルモードと呼ぶ。記憶して。

というと Geminiはそれっぽく応答してくれるようになったが、そのモードを呼び出すことはない。

AIの応答スタイルは内部的には温度パラメータというもので規定されているとGeminiは言う。0から1の数値。

高いと軽く創造的に、低いと重く厳格に。今、パラメータの数値が具体的に何かは応えられない。が、高くとか低くとかは指示できます。じゃあ、今は可能な限り低温で。

僕はAIの応答の向こう側に虚無が広がっている感じが好きだ。

僕がいなくてもこの世界はある、というのが僕が信じているもっとも大事なことだという話にはつながらながった。が、ずっと考えてた。



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