来月になれば、いよいよ虎ちゃんがResmed社製Astral150を装備して帰って来る。どうなるのだろうか。僕の人生はずっと、こんな感じだった気がする。慌ただしく埃舞う日常をどうにかし続ける。
アラタは学校でプログラミングを最近習って、家でもスクラッチだ。MITと共同開発されたプログラミング環境。算数の時間にiPadでいじっているらしい。小学一年生でも使える開発環境。こんなの知らなかった。
プログラミングは楽しい。それは遅延の楽しさだと思う。何らかを期待したり想定したりする。そして実行する。直接自分で操作するのではなくて、キャラクターの動作をプログラミングして、それを実行する。
実行結果は、期待や想定通りだったり、そうじゃなかったりする。そこからまた、新しい期待や想定が誘発される。そしてまた実行。このサイクルが楽しい。
目的はあったとしても、サイクル内の一つのフェーズしか担わないし、目的自体がアップデートされていくから、純粋な目的ドリブンではない。
だから普通に、これは、表現の楽しさだ。漠然とやりたくなって、やってみて、そこからまたやりたさが出てきて。と少しずつ変化しながら続いていく。
虎ちゃんとの暮らしはいろいろ大変だろうけれど、多分大丈夫だ。今日の暮らし自体から、明日の暮らしが触発されていくだろう。