先日、初めての読書会をやりました。千葉雅也著『現代思想入門』について、みんなで話したのですが、思っていた以上に盛り上がってしまって、時間切れで終了となりました。
ということで、同じ本で二回目をやることにしました。
現代思想・哲学というものが、それぞれの内容はともかく、それ以前に「一般の人には難しいもので、それを読み解いた一部の専門家だけが語ることを許されているのだ」という、現代思想が置かれた状況そのものをひっくり返してしまおうというのが、著者の千葉雅也さんの「思想」なのかなとも思える本で、単なる「紹介本」に収まるものではない、とても力の入った本だと思います。
読むとなにかが起こる、喋りたくなる、本だと思いますので、ぜひお読みいただき、読書会にもいらしてください。
まるネコ堂読書会
#2 千葉雅也「現代思想入門」その二