February 20, 2025

消しゴムのこと。

今回の制作は鉛筆を使っている。のだけど、画材としてより重要なのは消しゴムかもしれない。

鉛筆、正確には芯ホルダーで描いて、消しゴムで消す。この消しゴムの修正が楽しいということを発見した。

描いてみて、何となくイマイチだと思う所を消して、また描く。細かい所を消すためにスティックタイプの消しゴムも買った。小さい所をちまちま消しながら、少しずつ描いていく感じが良い。

消した跡が残るのが最初は気になったけど、だんだん気にならなくなって、今では跡が残ってる方が良いと思うようになった。履歴の感じ。

細々と修正を繰り返して、今はこの線になっているけど、以前はそうではなかった。結構大胆に変更したりもしている。そういった現在の形だけではない、引き摺ったものの存在も悪くない。

デジタル作業の特徴は、この痕跡の無さかもしれない。良くも悪くも、綺麗さっぱり最終形だけになる。それはそれで楽しい。

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第5回まるネコ堂芸術祭に向けて書いているエントリー

毎週水曜日に配信中、まるネコ堂芸術祭ラジオ@stand.fm



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