麹づくりは温度管理が大事で夜の間も、上がりすぎてないかをチェックしたり下がりすぎてないかとチェックしたり、あるいは停滞しすぎてないかをチェックしたりする。夜の間も2‐3時間おきに目覚ましをかけたり、なんとなく目が覚めたりで起きてしまう。
1回の仕込みで二晩そんな感じ。週に計4日そんな夜を過ごした。
そして最後の1日は、なんとなくここから下がるかもなーと思いつつ、なんとなく布団でだらけていて、まあこれでもできるにはできるしーと午前3時ごろ気になりながら温度計の表記だけちらっと見て寝た。朝6時やっぱり下がっていた。下がりすぎ。
予感があったので元気があれば4時に起きて、確認→湯たんぽの湯を交換という手はあった。
それでもまあ麹はよくできた。
麹が上手くできると美味しいようで、麴箱から麹を出すたびに葉が寄ってきて食べたがる。随分食べた。新と隆はこれは旨い、前回よりよい。場所によって味が違う、と感想までくれてどんどん減る。
子どもが生まれると3か月くらいは、おっぱい(又はミルク)のためにこれくらいの頻度で夜も起きていることになる。そういえば葉の時はほとんど苦にならず合間に寝れていれば昼間の眠気はほぼなかった。丁度良く興奮ホルモンが分泌されたんだと勝手に思っていて、でも新の時は、昼間眠いかは覚えてないけど夜のアラームにも目が覚ませず、アラームはいたずらに隆を起こしてた。
そもそも、つわりがすっきりはあけず、眠さとか微妙な気持ち悪さとか変な空腹感とか残ってしまっているので、麹と疲れはそんなに関係ないのか、どうなのか。
米こうじの仕込みはこれで今シーズンは終了。味噌もまるネコ堂の分も仕込み終えた。とてもいろいろ試せたのには満足。隆が見つけてくれた永田十蔵さんの本のおかげでとても楽しめた。
どんな味噌を仕込んだかは、また一度まとめておきたい。