May 23, 2020

【701】『中動態の世界』ゼミ第5回。

前回まで「言語は思考の可能性の条件」といった一見するとわかりにくい場所をどうにかしてみようとしてきた。「失われたパースペクティヴ」を取り戻すといった難しい話をしてきた。

それが突如「意志なんて無い」といった刺激に満ちた話になる。中動態の例として「カツアゲ」が出てくる。「脅されて仕方なく自分で金を渡す」のが中動態なのだという。わかりやすい。その分、これまで積み上げてきた微細な雰囲気との乖離に戸惑う。

本の内容に応じてゼミ自体も刺激的な展開だった。おかげで僕は著者のいる場所、みようとしている場所のイメージが濃くなった。おそらくこういう展開に今後向かうのだろうというような像も浮かんできつつある。

あと4回。

レジュメはまるネコ堂ゼミのサイトで公開しています。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
★満席となりました。以後キャンセル待ちにて受付です。
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

●定期:デッサン会
大谷美緒の企画です。
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html


Share: