August 3, 2015

【215】「書生」生活5日目その2と6日目。

苦手な夏を楽しむための思いつき、
僕の勝手なイメージの中の「書生」生活をやってみます。

■目次
思いついた時のエントリー
【200】「書生」をやってみる。

やってみてからのエントリー
【207】「書生」生活1日目。
【208】「書生」生活1日目その2。
【209】「書生」生活1日目その3。
【210】「書生」生活2日目。
【211】「書生」生活2日目その2。
【212】「書生」生活3日目。
【213】「書生」生活4日目。
【214】「書生」生活5日目。

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結局また東山の和室に戻ってきたのは夜中だった。しかも3人で、けんちゃんとぱーちゃんと一緒にフレスコで買い込んだ焼酎とともに。クリップの扇風機は床に転がしてドアの外に向けて換気扇代わりにした。窓からわずかに冷気が流れ込んでくる。けんちゃんが買ったぶどうが一番先に出てきた。しばらく間を置いて、僕の買ったトマトが出てきた。最後はぱーちゃんの買った味噌汁だった。それぞれが一番のタイミングだった。こんなものなんであるんだというようなものが活躍する時は代用が効かない。

和室に来る前は鴨川にいた。鴨川ではなっちゃん、うみちゃん、澪を加えた6人だ。うみちゃんとけんちゃんとなっちゃんの終電がなくなっていたと気づくまでに、2度四条のリカーマウンテンに買い出しに行き、夕方から飲み続けた。終電がなくなって東山に戻らなかった3人は、宇治のまるネコ堂へ行った。

床暖房のような鴨川の河原の石に座って6時前から飲み始める前はマルイの6階のメガネ屋でメガネを作っていたのだけど、これは前日にむっきーがそこでメガネを作ったという話をしていたからだ。この6人が揃ったそもそものきっかけは僕とけんちゃんの雪駄をうみちゃんに選んでもらうということだったのだけど、それは割りとすぐに買えてしまって、僕もけんちゃんも買い物という場に居続けるのが難しい。その逆に、河原があれば河原で飲み食いするのは好きなものを持ってきて好きなだけ居られるからだ。

6人がそれぞれどんな関係かを以下に述べる。

僕と澪は夫婦であり友達である。僕とけんちゃんは友達である。僕となっちゃんは友達である。僕とうみちゃんは友達である。僕とぱーちゃんは友達である。澪とけんちゃんは友達である。澪となっちゃんは友達である。澪とうみちゃんは友達である。澪とぱーちゃんは友達である。けんちゃんとなっちゃんは夫婦であり友達である。けんちゃんとうみちゃんは友達である。けんちゃんとぱーちゃんは友達である。なっちゃんとうみちゃんは友達である。なっちゃんとぱーちゃんは友達である。うみちゃんとぱーちゃんは友達である。

書くことに生きている書生生活が終わったのは、翌朝ぱーちゃんとけんちゃんと別れて僕が自宅に戻った時で、今がもうそうだ。

(了)


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