生後三ヶ月、アラタのアトピーが酷いことになって、生活も精神もボロボロだったときにデリダの『グラマトロジーについて』のゼミをやって、本当に自分はどうかしていると思った。こんな時に哲学書か。哲学者でもないのに。
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大谷美緒の企画です。
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難解な哲学書を頑張って読んでもアラタのアトピーは全く良くならない。なるわけがない。無関係だ。無駄に膨大なエネルギーを投下している。そんな暇があれば雑巾がけをもう一度やるべきだ。風呂場のカビを1センチでも落とすべきだ。
やってよかったと心から思った。今でもそう思っている。デリダの難解な哲学を必死になって読んでよかった。
デリダの哲学になにかのヒントがあったかというと思い当たらない。そういうことではない。ただ、自分の身近にあることとずっと遠くにあることがたしかに関連しているのだという根拠のない確信は得ることができた。それで十分だ。
物事の重要度を自分からの距離で判定するような姿勢に対する拭いきれない違和を目視できただけで十分だ。
僕の経験はそういうふうになっていない。身近であることが重要で、自分から離れていくにつれて重要度が下がっていくようには、僕はなっていない。遠ざかるにつれて鮮やかさが失われるような視界ではない。どうやら。
残されたのは身近なこととずっと遠くにあることを関係させる自分なりの遠近法をどうするかだ。考えている。
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■近々開催のまるネコ堂の催し
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●12月15日から21日:言葉の表出、冬合宿2020
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