素敵なチラシ。 演劇のチラシってだいたい不思議だ。 |
噛み合わないセリフ、交わらない視線、役者がト書きを読み上げ続けるなどなど、演劇として成立するかどうか、その演劇としてのベースを試す姿勢が面白かった。もう少しで分解してしまいそうな感じがするのが逆に演劇とは何かを考えさせてくれる。結局のところ、生身の人間のみずみずしさは強烈で、それだけで演劇を成立させうるかもしれないのだけど、そこに寄りかかりすぎないでいてほしいなと思う。
あと、自分で驚いたのは、イノセントな痛々しさをキャンセルできるようになったこと。ひょっとして僕はようやく大人になったのかもしれない。
うめちゃん、良かったよ。役者続けたらいいと思う。
あぁ、もっと演劇観たくなった。12月のチェルフィッチュ、神奈川まで行こうかな。