July 8, 2018

【430】コンクリートの上の花壇、3年後。

検索流入で意外に多いのが、この記事。
【160】コンクリートの上を直接、畑か花壇にしたい。
久しぶりに読んでみたら結構面白かった。一応続編もある。
【163】コンクリート上の植物。
が、ものすごく中途半端。このあとどうなったのか全くフォローがない。

というわけで、これらの記事から約3年でどう変わったかを、唐突ではあるがお見せする。

まずは1号地。当時。


ブロックで囲ってバランを投げ込んだだけ。花壇というよりもゴミ捨て場である。

それが、今は、


こうなっている。
倍以上に拡大し、青じそや唐辛子、しし唐が収穫できている。

一号地よりもさらにしょぼかった当時の二号地。


それが、どどん。


わかりにくいと思うが大幅に拡大し、通路いっぱいに広がっている。大海嘯とまでは行かないが、十分に植物がはびこっている。右側の門柱の周りに見えているのはミントで、シロップの材料を供給してくれる。3年前の二号地に該当するのは左手前の草むらになっているあたり。完全に植物に覆われている。

3年間の経過を記憶を頼りに書いておくと、一号地には、たしかコンポストの中身というか自家製堆肥をドサッと入れた。入れた当初は未完熟で何も生えなかったが、土を混ぜたりしているうちに雑草がちょぼちょぼ生えてきて、その後、唐辛子などを植えられるようになった。雨が降るたびに少しずつ土が流れ出していくが、減った分を時々足してやればブロックをおいただけでもちゃんと花壇(畑)になっている。

二号地は、薄く土をまいた。ほんとに薄く、平均すれば5ミリぐらいしか土はない。ところどころ下のコンクリートが見えている。こちらも土を入れた当初は、雨が降れば多少流れていったが、思ったよりもとどまっている。地面を這うようなタイプの草の侵食力はすごく、この薄い土壌というか砂というか小石の上でもしっかりと生きている。

結論としては、コンクリートの上を直接花壇にするという試みは成功した。なんでもやってみるものである。

ちなみに、移植したギンゴケはあっという間に干からびて跡形もない。


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