March 10, 2015

【097】欠損は在り、無いは無い。

かろうじて夜景。
「無い」は無いのだから、無くても困らない。

在るから在る(現前性)という視界からしか、「無い」への言及が発生できないとしたら、「無い」が問題になるのは在るからということになる。仮想的な「無い」が在る。

この、問題になる仮想的な「無い」を欠損と呼んでみる。

「在る」との対比によって「無い」の劣位性を言うことは無意味である。ただ無いだけ。欠損が在るのとは違い、「無い」は無い。

と書いておいてみる。
カギカッコの付け方が難しい。


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