【097】欠損は在り、無いは無い。 By Ohtani Takashi 無いの世界 かろうじて夜景。 「無い」は無いのだから、無くても困らない。 在るから在る(現前性)という視界からしか、「無い」への言及が発生できないとしたら、「無い」が問題になるのは在るからということになる。仮想的な「無い」が在る。 この、問題になる仮想的な「無い」を欠損と呼んでみる。 「在る」との対比によって「無い」の劣位性を言うことは無意味である。ただ無いだけ。欠損が在るのとは違い、「無い」は無い。 と書いておいてみる。 カギカッコの付け方が難しい。 Share: