第4回「言葉になっていないから無限の状態にある」
(20秒無言)鈴木:あぁでもあれかも、今ちょっとふと思い出した、大谷さんが何も書けない時は何も書けないということを書けばいいみたいなことをブログで書いてましたけど、それをちょっと思い出したな。なんか言えないということを言うみたいな。
大谷:どのように言えないかを、
鈴木:そそそ、このように言えなかった、みたいな。ということは言えた、みたいな。
大谷:そういうこと言える人ってなんか、あんまいないというか、ものすごくざっくり「うまく言葉になりませんでした」で終わりそうな感じのことを、なんか、そうじゃなく、厚みを持ってさ。
鈴木:言えないことの厚みというか。面白いな。単に言葉がでなかったというだけのことやのに。
大谷:無言で、結局言葉にはなってないから、こう、状態としては無限の状態、無限にある状態で、何を言っても良かったのに、言うまでたどり着かなかった状態、何かを言ったらそれを言ったということだけが残る感じがするけど、なんかその、無言の状態のその膨大さみたいな、ちょっと見えた気がする。
鈴木:そうかそうか。なにか言うとその言ったということが残るというか。はぁー。それを言う時はこういう話になるとはまったく予測もしていないというか、これしか言えないみたいな。感じがしたんだけれど。
大谷:まさにね、そういう感じがするね。その状態を言うにはそれしか方法がなかったという。
大谷:そういうこと言える人ってなんか、あんまいないというか、ものすごくざっくり「うまく言葉になりませんでした」で終わりそうな感じのことを、なんか、そうじゃなく、厚みを持ってさ。
鈴木:言えないことの厚みというか。面白いな。単に言葉がでなかったというだけのことやのに。
大谷:無言で、結局言葉にはなってないから、こう、状態としては無限の状態、無限にある状態で、何を言っても良かったのに、言うまでたどり着かなかった状態、何かを言ったらそれを言ったということだけが残る感じがするけど、なんかその、無言の状態のその膨大さみたいな、ちょっと見えた気がする。
鈴木:そうかそうか。なにか言うとその言ったということが残るというか。はぁー。それを言う時はこういう話になるとはまったく予測もしていないというか、これしか言えないみたいな。感じがしたんだけれど。
大谷:まさにね、そういう感じがするね。その状態を言うにはそれしか方法がなかったという。
鈴木:うん。
(第5回へつづく)