April 30, 2020

【680】ハインリッヒの法則。子育て中の事故への対策の目安。

以前、仕事で家電メーカーの工場に行って取材をしていた。

工場の垂れ幕などでよく見かけたちょっと変わった言葉に「ヒヤリ・ハット」というのがあって、最初は特殊な帽子のことかと本気で思った。正しくはハインリッヒの法則という労働安全関連の経験則のことだ。

ハインリッヒの法則(ハインリッヒのほうそく、Heinrich's law)は、労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。「ハインリッヒの災害トライアングル定理」または「傷害四角錐」とも呼ばれる。(ウィキペディア

子育てに関して、僕はこのハインリッヒの法則を一つの目安としている。

どういうことかというと、例えば「子供が飲み込んでしまいそうなペットボトルのキャップが、子供の手の届くところにあって、そのキャップを子供が持っていて口に入れそうにしている」という「ヒヤリとしたり、ハッとしたりする」事象が、一日一回の頻度であったとしたら「一年経たないうちに飲み込んで重大事故が起こる」ということである。

乳幼児が何でも口に入れてしまう期間というのは、それほど長いわけではないが、アラタの例で言えば1歳7ヶ月の現在でも時々入れる。ざっくり2年間そういう時期があると見れば、2日に一回でも「ヒヤリ・ハット」すれば、ほぼ確実に1件は重大事故が起こるという計算になる。

1、29、300という数字自体の精度や正確さについては異論があるのだけれど、この経験則の言わんとしていることはよくわかると思う。

1回や2回や、10回ぐらい大丈夫だったからといって対策を怠ると、一定期間経過すればほぼ確実に悲劇が起こるというイメージは持っておいたほうがいい。

このペットボトルのキャップの例で言えば対策は簡単だ。まず基本的にペットボトルの商品は買わない。必要があって買ったとしても使い終わった時点で処分する。

つまり家の中にペットボトルキャップが存在する時間を大幅に減らす。もちろん、散歩中に自分で拾ったりもするだろうし、完全にゼロにはできない。また、その必要もない。なぜなら、上記の対策で「ヒヤリ・ハット」機会は大幅に下る。

仮に3ヶ月に1回とすれば、29✕3=87ヶ月、つまり7年に一回軽微な事故が起こる。また、重大事故は300✕3=900ヶ月、75年に一度起こる。これぐらいのリスクなら十分に許容範囲だ。

1ヶ月に1回だとすれば、軽微な事故は30ヶ月に一回。重大事故は25年に一度。これでもまぁ、大丈夫だろう。

そもそも最初から重大事故につながらないような事象(ヒヤリハットしない事象)については、経験することで子供は自ら対策を学んでいく。だから、そういうことはどんどんさせていい。重大事故につながると判断した事象はハインリッヒの法則を目安にして、機会自体を減らす。

こんな感じでいろいろ対策を取っていくと、僕たちの生活が変わっていって、それが面白い。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

●定期:デッサン会
大谷美緒の企画です。
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

April 29, 2020

【679】4月29日の文章筋トレ。

ゆうきさんと初参加の方がお一人。

初参加の方は、勝手にここに名前を出しても問題なさそうな人だと、僕は勝手に考えたけれど、流石に今日初めてお会いした人なので遠慮しておこうと思っていたら「大前さんが早速、今日のこと書いてくれていましたー」とゆうきさんにMessageで教えてもらう。

まるネコ堂の文章筋トレに参加して(大前みどりさん)」

うれしい。とても丁寧に書いていただいた。

有さんを通じて、この文章筋トレの存在を知ったとき、「そうそう、私はこんな感じのことをやりたかったんだ!」と思い

というところを読んで、うれしい。僕がやりたくてやっていることを誰かが「こんな感じのことをやりたかったんだ!」と思われているということが、幸せな気分だ。

みどりさんが文章筋トレで書いた文章も掲載されている。また来てほしい。

文章筋トレは、僕は楽しい。これは毎回そうで、毎回違っているけれど、毎回楽しい。初めての方が来られるときは緊張して、話しているあいだずっと緊張し続けているのだけれど、文章が読めたら、もう楽しい、大丈夫という気になる。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

●定期:デッサン会
大谷美緒の企画です。
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

April 28, 2020

【678】雑誌『言語7』出来ました。



表紙変わりました。といっても素っ気なさがさらに上がっただけですが。
2号続けて寄稿を掲載できるのはとてもうれしいです。

大谷の「二月末の断層」はこの2月の終わりの出来事を書いています。あのときの独特の雰囲気が文字になっていればいいなと思っているのですが。
ぜひお読みください。

目次
【巻頭・短文】「長い前置き」小林健司
【寄稿・小説】「解放戦線」中月有次
【小説】「二月末の断層」大谷 隆 

ご注文はwebsiteより。
https://gengoweb.jimdofree.com/


===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

●定期:デッサン会
大谷美緒の企画です。
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

April 27, 2020

【677】4月27日の月曜午後のzoomカフェ。

昨日から熱を出しているアラタがどうにか昼寝してくれて、zoomカフェ開始。

明日香が芸術祭用のテストに来てくれる。スマートフォンで閲覧したらどうなるか。テストが終わって明日香が帰る。ゆうきさんが来る。当日の進め方で少し相談を受ける。アラタが起きて、おやつにヨーグルトとバナナを食べる。

コーヒーに牛乳を入れて飲む。

あまり話をしなかったが、話をした。

来週もやります。
13時半から15時です。

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

●定期:デッサン会
大谷美緒の企画です。
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

【676】今日のzoomカフェ、一応やります。

アラタが熱を出して家にいるので、落ち着いては無理ですが場所は開けておきます。

メッセンジャーで大谷までメッセージください。
パスワード入りのURLをお送りします。
https://www.messenger.com/

13時半から15時です。

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

●定期:デッサン会
大谷美緒の企画です。
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

April 26, 2020

【675】芸術祭全体ミーティング。

今日は3回目。毎週日曜日の午後は芸術祭のミーティング。全員が出席。今日は本番に向けてのリハーサル。zoomで画面共有したりファイル送信したり。

来週はもう本番。さてどうなるか。

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
芸術祭への参加は申込みが必要です。
申し込みいただいた人にはzoomのURLをお送りします。
詳しくは「第0回、まるネコ堂芸術祭」をご覧ください。
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

●定期:デッサン会
大谷美緒の企画です。
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

【674】『中動態の世界』ゼミ第4回。


第4回、第4章「言語と思考」。20ページほどの比較的短めの章だけど、ここは前半の山場。ひょっとするとこの本全体の山場かもしれない。

「言語は思考の可能性の条件」というバンヴェニストの主張に対するデリダらしいトリッキーな絡みをリングアナウンサーよろしく國分氏が盛り上げてくれる。

バンヴェニストもデリダも僕は好きで、だからとても見応えがある。

「言語は思考を規定する」のではなく「言語は思考の可能性を規定する」。前者には存在しない「場」が後者では要請される。この「場」の出現のさせ方は、吉本隆明が「千里の径庭」という言い方で「想定」した自己表出と同様、ここを短絡してしまうと元も子もない。

ちょうど同じタイミングで今、三浦つとむの『日本語はどういう言語か』を改めて読み進めている。三浦と時枝誠記が言語過程説を主張するのだけど、それは「言語を心的状態そのものとしてみる言語実体観」に対する批判で、言語実体観(これは言語道具説へと進む)では、個人が対象から自由に認識して成立した思想が無視されているとしている。

三浦や時枝もまた、バンヴェニストや國分が見た「場」、吉本隆明が想定した「千里の径庭」と同様、短絡し直結することで、とても重要なものを押しつぶしてしまっている思想に抵抗している。

これまで読んできたいろいろな本が、僕の中で接点を持っていく。そういう本たちが自由に存在しつつ、それぞれに接し合うような空間を読書空間として僕も想定したい。僕の読書空間は他者の読書空間とどのように重なるのだろうか。

ゼミ参加者のカエルさんが感想をアップしています。


===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

●定期:デッサン会
大谷美緒の企画です。
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

April 24, 2020

【673】批評の場所。表現に直交する表現。

第0回、まるネコ堂芸術祭をやるにあたってイメージしていたのが「批評」だ。芸術祭が批評の場になればいいなと思っている。

批評(ひひょう、英語・フランス語:critique)とは、ある事象を(できるだけ無前提の思い込みを排する形で)判断することである。批判(ひはん)とも。(ウィキペディア
悲しいことに日本では「批評」「批判」は〈評判〉が悪い。

評判
[名・形動](スル) 1 世間の人が批評して是非を判定すること。また、その判定。「評判の高い作品」「評判を落とす」
2 世間でうわさをすること。また、そのうわさ。「評判が立つ」「人々がさまざまに評判する事件」
3 世間の関心の的になっていること。名高いこと。また、そのさま。「今年評判になった映画」「評判な(の)働き者」(デジタル大辞泉) 

優れた批評はとても良いものだと思うのだけど、「世間」ではもう、優れたものが存在する余地がないぐらいに、批評は追い込まれていることになっている。悲しいことだ。

芸術作品に対してなされる批評は直ちには作品の否定を意味しない。同様に賛同も意味しない。そういう位置取りではない。優れた批評は作品に対して直交する。

作品が作者にとって自己から正面方向へと伸びる方向性を持つのに対して、批評は横切る。優れた批評は直交する。そうして、作品と批評とによって新たな平面が構成される。この平面は新たに出現した表現の場所となる。

批評も一つの表現だ。作品という表現に直行する批評という表現が新たな表現の土台を作っていく。

作者から正面へと伸びる軸に対して正対の位置を取る否定も、作者と同じ向きに立って作者を後押しする位置を取る賛同も、平面を構成できない。

否定か賛同かだけで作品を測ってしまうのは簡単だからというだけでなく、安全だからだ。安心だからだ。作り手にとっても受け手にとっても。

批評は油断がならないものだ。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 20, 2020

【671】4月20日のzoomカフェ。

ここのところ仕事が詰まってしまっていて、今日のzoomカフェは「作業してます」と宣言して開店。

しばらくするとてるこさんがやってくる。ちょっと挨拶をして、僕は僕でてるこさんはてるこさんで仕事をすすめる。そのあとゆうきさんがやってくる。またちょっと挨拶をする。ゆうきさんは今日は(も)休みで、職場からは、休むか時差出勤するか休日に振り返るか在宅勤務するかを推進されているという。そして再び、3人ともそれぞれの仕事へ。

時々クリック音が聞こえる。てるこさんのだ。おそらく手元に本をおいてそれを読んでいるのだろう。うつむき加減で、画面には頭が映っている。時々日本語じゃない発音で何かをつぶやいている。

ゆうきさんは、カメラから離れたところにおいてある丸いテーブルでポメラに向かっている。時々スマホをいじっている。

僕の画面は、左よりから斜めにカメラを設置している。何かを凝視している男の横顔が見える。僕だ。僕の後ろをときどき美緒が通り過ぎる。「よつば」が来て牛乳が手に入った。僕の背後で、おそらくコーヒーに牛乳を入れたものを作っている。

出来上がったものを飲むとホットミルクだった。バニラエッセンスが香る。

そして1時間ほど無言の3人。15時が近くなったので僕はコーヒーをいれる。

来週もやります。

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

【670】今日もzoomカフェやります。作業してます。

月曜午後13時半から15時はzoomカフェ。いつもは来てくれた人と喋ってることが多いのですが、今日は作業をしながら。あんまりしゃべれないかもしれないですがよかったら。

MessageいただければzoomのURLお送りします。
https://www.messenger.com/

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 19, 2020

【669】芸術祭出店者ミーティング第2回。

先週に引き続きオンラインでミーティング。6人が参加。こういうのはルーティーンでやる良さがあって、みんな和気あいあいとして落ち着いているのだけれど、良い緊張感がある。来週もミーティング予定。

今日の議事録はこちら

僕は今回は作品は作るつもりはないのだけれど、その代わりに持ち時間を使って話をすることにした。今回の芸術祭をやるにあたって考えたことがたくさんあるのだけれど、その一番コアなものを話そうと思う。うまくいくかはわからないし、正直とても勇気がいる話なのだけど、やってみる。

明日、全体のタイムテーブルを特設サイトにアップする予定です。
第0回、まるネコ堂芸術祭


===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●定期:デッサン会
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 18, 2020

【668】4月18日の文章筋トレ。

今日は5人で全員zoom。誰一人として同じ場所にいない。それでもなぜか書いた文章の根底で通じているような感じがあった。それほど今の状況に共通性があるということなのかもしれない。今、自分はどこにいるのか。これは明らかなようでいて、実はそうでもないのかもしれない。今までの文章筋トレも毎回毎回、いつもと違っていたのだけれど、今日はなぜか特別、いつもと違う感じがした。記憶に残っていきそうな回だった。

10分と70分をやった。

僕の文章は、70分という長時間にしてはかなり短くなった。これを今日書いたということを記録しておきたい気になったので、以下に掲載します。原本はノートに手書き。



見ているだけでいく度か隣の屋根に落ちた影が現れたり消えたりした。うすい雲を通して日がさしていることがわかる。雲が動いていることもわかる。壁がまぶしい。木の葉が鮮やかだ。百年後の世界史の教科書には、この美しさは載らない。この明るさもだ。

夕焼けの空に幾筋も引いた飛行機雲が見えない。石油需要は激減した。空気はきれいだ。百年前の空だ。

人と人との距離が離れている。接触の密度が下がった。もともとこんなものだったのかもしれない。自分のことをする。自分の場所にいる。時々、人と会う。眼下の街に雲の切れ目から光の帯が垂れている。

今、僕の知り合いは全員2020年を生きている。毎日だ。毎日。ひとり残らず。世界中の人間が毎日生きている。歴史的とは、これほど鮮やかだと思い知る。ゆっくり目に息を吐く。


【定期開催】文章筋トレ


===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●定期:デッサン会
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 15, 2020

【667】4月15日の文章筋トレ。

今日はzoom参加が二人。常連のカエルさんと「あきらん」。あきらんは会場参加は何度かあるけれどzoomははじめてで、大丈夫かなと思ったけど大丈夫だった。特に問題なく開催できた。会場は僕一人。こうなってくると会場という言い方も変だけど。

10分と60分の2本をやった。楽しかった。浮き立つような楽しさではないのが、またよかった。

自分の文章も楽しめるし、他人の文章も楽しめる。

文章筋トレというものが、なんとなくしっかりしてきた気がする。

今月はあと、18日土曜日と29日水曜日にやります。
そろそろ7月以降の予定も出したほうがいいかな。

【定期開催】文章筋トレ


===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●定期:デッサン会
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 14, 2020

【666】情報に振り回されて疲れるときの基本方針。


「通知」の弊害


情報に振り回される、一喜一憂してしまう、というのがどういうことかと言うと、食べたいかどうかわからないものを次々と口に突っ込まれているのと同じ状態である。

「甘い!」
「辛い!」
「苦い!」
「喉が詰まる!」
「もう無理!」

となっている。情報をプッシュされているのだ。現在の情報の多くはプッシュ型になっている。プッシュ型というのは向こう側から押し込んでくるタイプのもの。地震速報だったり「メールが届きました!」だったり。

要するに「通知」のことだ。スマートフォンはほぼ「通知」によってユーザー動作が起動される仕組みになっている。何かを向こうから突っ込まれて(プッシュ)、それに人体が反射するという半ば機械化された行為の連続でユーザー体験が作られている。その結果当然のことながら、通知内容によって、一喜一憂し、振り回されることになる。

平時の場合は、危険性の薄い、エンターテインメントな「一喜一憂」や「振り回され」なので、ケーキバイキングに目移りしたり、遊園地の乗り物に乗るような快楽を与えてくれる。回転寿司で次々ネタが流れてくるのにも似ている。誰かが「いいね」したよ、などと教えてくれるのもその例。

しかし、今は、それらと同じノリで「感染者数」や「死者数」や「感染爆発」や「医療崩壊」や「ロックダウン」が押し込まれてくる。

楽しい情報に踊らされているときは楽しく、深刻な情報に踊らされているときは深刻になる。

今「情報に疲れている」なら、単純に通知をカットしてしまえばいい。通知をカットすることと情報を入手しなくなることは全く別だ。プッシュをカットするだけで、情報はむしろ適切に入手できるようになる。

もちろん、次から次へと通知を伴ってやってくる情報を適切にフィルタリングできる人もいる。「ネット時代の情報リテラシー」というような言葉で言われているものの正体の一つは実はこのフィルタリングなのだが、ただこれは危ういもので、即席にやろうとすると自己に都合の良い情報だけを恣意的に摂取することに流れやすい。

だから、単純に通知を全カットすればいい。そして、どうしても気になるのであれば、情報源は「継続的で客観的に発信されているもの」に絞って、自分から見に行く(プル)。

新型コロナウイルス関連のおすすめ情報源


新型コロナウイルスでいえば、例えば、

東京都新型コロナウイルス感染対策サイト

日々アップデートされていることと、累積の数字が見えることで、これまでの方向性が掴みやすい。未来への視野も比較的とりやすい。「今日、〇〇人感染、〇〇人死亡」といった新聞記事にありがちなぶつ切りの断片情報は視野が狭くなるだけなので捨てていい。

この東京都の対策サイトと同じインタフェースで他の都道府県なども派生して作られている。このリンク先のリストを見ればわかるがそのほとんどが「有志」によって運営されている。公式はわずかだ。関わっておられる方に感謝する。

「医療崩壊」という曖昧な言葉が示している状況をイメージしたければ、感染症対策病床数とその使用率を補足している、

新型コロナウイルス対策ダッシュボード

がわかりやすい。黒く表示されている都道府県が「現状で」100%を超えている。つまり患者がベッドから溢れている。このサイトはその時点でのデータなので、継続的に見て判断する必要がある。何日か見ているとわかるが、病床は日々新規に開設されたり増床されたりしている(現場の方に感謝)。だから黒から別の色に変化する場合もある。もっとも、今は、感染者の増加のほうが速く増床が追いついていないことがわかる。黒が増えている。

これらの情報を毎日自分のタイミングでチェックするぐらいで概要はつかめる。全体的に見て今どのぐらい緊迫しているのかが把握できれば十分だ。

ここで紹介したサイトの開発について取り上げている記事を読むと、情報技術は民主的に活用された際にとても大きな成果を上げるということがわかる。

情報の信頼性は相対的なもの


入手した情報がどの程度信頼に足るのか、というのは他の情報源と比較する必要がある。

これはこの際、癖をつけたほうがいいのだけれど、異なる情報源で同じことが伝えられたとき、その分だけ、その情報の「信頼性が上がる」、そういうイメージを持つといい。

単体の情報に対して「有り得そうかどうか」というのはここで言う「情報の信頼性」とは関係がない。ここでいう「信頼性」は統計的な概念だからだ。

例えば「空飛ぶクジラを見た」と誰かが言うのと「淀川に鮎がいた」と誰かが言うのは、情報としての信頼性は等価だ。

もし「空飛ぶクジラを見た」という人が独立に3人いて、「淀川に鮎がいた」という人が1人しかいなかったら、クジラのほうが「情報として信頼に足る度合いが高い(信頼性が高い)」と判断する。

ここでもう一つだけ注意することは、ネットで流れる情報の多くは、実は「同じ情報源」がコピーされているだけという場合がある。その場合、情報源が同じなので「1つ」にカウントする。

独立した複数の情報源で同じことが報じられているとき、その情報の信頼性が上がる。信頼性は相対的なものだ。複数性を前提にしている。「一喜一憂」するようなものでは、そもそもない。

「識る」ということには、本来とても大きな力がある。だからこそ振り回されもする。「識る」ことを正面にしっかりとらえるだけで、私達の経験は大きく変わる。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●定期:デッサン会
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 13, 2020

【665】4月13日の月曜午後のzoomカフェ。

明日香が芸術祭のテストをやりにやってくる。zoomでYouTube動画を流すことができるかどうか。画面共有でできそうだけど、どんな感じになるのか。

テストを始める前にカエルさんがやってくる。スマホとパソコンを同時につないで2画面。娘さんが手掛けたという天井の高いリフォームハウスがまるでスタジオのようになっている。

しばらく喋って、明日香の画面共有テストを開始。想定通りできる。YouTubeで自身の演奏動画を流しながら、自分で解説するというなかなか面白そうなことに期待が高まる。カエルさんは、これの落語版もできそうだ、やってみようと興奮気味。

てるこさんも参入。コーヒーを飲んだりしながら、美緒も入れて5人で喋る。芸術祭関連、それぞれ進んでいる。てるこさんはタロットでどうやるか。

普通にやれていたら気が付かなかったことに気がつける。当たり前が当たり前でないときに、その当たり前そのものが一番よく見える。

ここに来て通信環境やスマートフォン、パソコンの重要度が上がっている。今、壊れてほしくない機器たち。まるネコ堂では最近、新パソコンを導入の決定した。現在到着待ち。無事に届きますように。

芸術祭をやろうという話になったのは3月2日のzoomカフェだった。あのときは「まるネコトリエンナーレ」なんて言ってた。
来週もzoomカフェやる予定です。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●定期:デッサン会
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

【664】今日の月曜午後のzoomカフェ。

雨が振ってます。
月曜午後のzoomカフェやります。
メッセンジャーで大谷までメッセージください。
パスワード入りのURLをお送りします。
https://www.messenger.com/

13時半から15時です。

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 12, 2020

【663】芸術祭出展者ミーティング第一回実施。

今日は、5月の連休に予定しているまるネコ堂芸術祭の出展者ミーティングを実施した。zoomで。8人の出展者のうち7人が参加。

一般の人を集めて会場でパフォーマンスをやったりするという当初予定していた形での実施は絶望的だ。しかし、ミーティングの雰囲気はちっとも絶望的ではなかった。みんな力強い。

ミーティングなので一応決まった方針もある。方向性として基本的にはオンライン(zoom)ベースでやる。一人あたり1時間ぐらいの持ち時間。でも決めたのはこれぐらい。

オンラインベースになることで、当初プランから大幅に変更を余儀なくされる人も多い。やったことがないことをゼロから作り直さなくてはならない。

でも、なぜかみんな力強い。

「これからの三週間は良い時間になると思う」という発言すら出た。

不思議なことだけれど、本来は「状況が厳しいからゼロから作り直さなければならない羽目になった」という順序のはずなのに、むしろ「ゼロからやるためにはオンラインベースという厳しい制限が手がかりになる」ということが起こっていた気がする。

自分のことをやるということの力強さだと思う。

一人ひとり、住んでいる地域も家族構成も仕事も置かれている立場も、やろうとしている表現も違う。いるところが違う。やることも違う。何をすればよいのか、そのためにどうすればよいのか、そういったことは、ただそれぞれの手にある。

そういうイメージで、それぞれが自分のことをやる。当日、どのように接触するか、すれ違うか、衝突するかわからない。

ちょうど今、ミーティングの議事録が出ました。

今はまだ本当にどうなるかわからないのですが、それでも乞うご期待です。僕は、今、芸術祭をやりたいと思っています。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第0回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●定期:デッサン会
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 11, 2020

【662】4月11日の小説部例会。

小説部というのを半分冗談で作って活動している。部員は5人。「小説、評論を書きたいと明言した人」たちだ。冗談ついでに夏目漱石氏に部長就任を打診している。返事はまだない。

今日はその例会。二ヶ月に一回ぐらいのペースである。前回まではまるネコ堂に集まってやっていた。みんなお菓子が好きなのでそれぞれ適当にお菓子を持ち寄って食べる。今日はzoomでやった。

活動報告と称して前回の例会以後にやったことをそれぞれ報告する。今日は、長編を書き進めている人、目標の2万字を突破した人、長編の第一稿を書き終えた人、次に書く文章の準備で翻訳を進めている人、短編を書いた人がいて、本当に活動報告だ。みんな驚くほど真面目に活動している。

部を作った当初は夏目漱石宅で開かれていた「木曜会」をイメージしていた。書きたい人が集まって喋れたらいいと思っていた。木曜会に似ているかもしれないし似ていないかもしれない。

次回は6月に予定している。その時はzoomではなく、集まれるといい。集まれそうなら漱石先生が好物だったという羊羹を作りたい。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第1回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●定期:デッサン会
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 10, 2020

【661】「自宅で仕事をする」のではなく「自宅を職場にする」。

自宅兼職場の窓から見える景色。
次世代」などと豪語したのだけど、僕も普通に苦労をした。

勤めていた会社を退職しフリーランスになった直後、自宅で仕事をしようとしてなかなかうまくいかなかった。集中できない。集中できる時間が極端に短い。そこで、自宅では無理だと思い、手頃なカフェを探したり、いっそ部屋を借りて自宅と事務所を分けたほうがいいのではないかと思ったりもした。

この戸惑いの原因はどこにあったか。今になって言えるのは「自宅で仕事をしようとした」ところが間違いの元だった。厳密な言葉の意味において「自宅で仕事をする」のは無理があるのだ。

そもそも自宅というのは普通、仕事に適した場所ではない。一般に職場と言われる場所と自宅と言われる場所は、誰が見てもひと目で異なる環境だとわかる。それぐらい違う。

ごく普通のオフィスワーカーが「自宅で仕事をする」というのは「居酒屋で仕事をする」とか「富士山頂で仕事をする」というのと同じぐらい困難なことだ。不適切なのだ。

「自宅」は、なまじ「勝手知ったる場所」だから、事務仕事ぐらいできるだろうと高を括るところに罠がある。一日二日はなんとかなるが、一週間二週間あたりで限界がくる。一ヶ月はまずもたない。経験者である。

ここで、カフェなどを渡り歩いて仕事をしたり、オフィスを別に借りたりするという選択肢はもちろんある。

が、あえて困難な未踏の大地へ向かうこともできる。その一歩が「自宅を職場にする」だ。

「自宅で仕事をする」のではなく「自宅を職場にする」。この言葉遊びを甘く見てはいけない。

例えば「明日から在宅勤務してね」と言われたとする。

この言葉を「明日から自宅で仕事してね」と受け取らず「明日から自宅を職場にしてね」ととる。もう少し言えば「明日から新支店の支店長として、新しい拠点を築いてほしい」とあえて大げさに解釈する。

指定された物件は普通の住宅。しかも住人がいる。そこにゼロから職場を作るというミッションだ。

初日、赴任してまずやることは、現地の状況を確認することである。当然のことながら、職場として必要な備品、什器類は皆無と言っていいはずだ。

まずは、物件の一角に最低限の職場を構築しなければならない。

このときのポイントはただ一つ。「仕事に不必要なものは視界に入らないようにする」。これだけだ。

一番簡単な方法は、壁際にちゃぶ台でもおいて「壁に向かって」座る。視界に入るのは壁だけ。これで最低限の職場ができあがる。初日はこれで終わる。

二日目以降のタスクは、ここから少しずつ職場環境を改善していくことだ。

壁を見続けるのは気が滅入るから窓ぐらいほしいとか、椅子に座ったほうが長時間疲れないから机と椅子を導入するとか、そういうことを一つ一つ改善していく。

「ゼロから一つひとつ構築していく」というのが第二のポイントになる。

現状すでに完成している「自宅環境」を取り崩していくという住人視点のプロセスと捉えてしまうと途端に困難に遭遇する。住人視点はいったん保留する。

一つひとつ組み上げていくプロセスは、イメージとしては「支店の構築」なので、必要度の高い什器備品から導入していく。あくまでも業務プロセスだ。購買するにしても、消費ではなく投資である。

住人の視点ではなく、職業人の視点でことをすすめていく。

そうやって少しずつ職場環境が整うと、必然的に次の段階に入る。住環境が圧迫されているという事実に突き当たる。それなりに快適だった自宅が変質させられてしまっている。

ここからは本当に未踏の大地である。

住環境と職環境がたまたま同一物件内に存在する事態にどう対処していくか。これは一人暮らしでもかなりの難題だが、同居人がいた場合さらに難易度が上がる。

住と職や自己と他者といった、本来的に対立する二者の折り合いというのは、そうかんたんにつくものではない。二者の中点を取ればいいというような単純な解決がつくものはむしろレアケースで、だいたいは、すでにお互いがお互いの内部にまで食い込んでしまっている事態となっていて、抜き差しならない。

そういう事態にあって、物事は、そもそもどうあるべきかという原点にまで還元されていく。「ベッドを置く場所をどうしようか」という問いは、すぐさま「そもそもベッドは必要か」にまで遡るのだ。

そうやって、一つひとつの物事を再び捉え直していく膨大な作業を日常の生活と仕事を営む中で同時に進行させていく。数々の失敗が繰り返される。苦労して移動させた重たい本棚の置き場所が二転三転し、一度捨てたものを再度買い直したりもする。

この段階に至れば、普遍的に誰にも当てはまるような方法論は、もう無い。方法論そのものを自分(と同居人)で作り上げていくことになる。生きつ戻りつしながら対立していた二者が同時に変化していくプロセスだ。

こうして住と職、自分と同居人の関係は、何度となく捉え直され続けていく。「家」はただの物質的な「建物」ではなく、まるで生きているかのように変容を遂げ続ける。人と人との関係も更新され続けていく。

これを苦役と捉える人は、自宅と職場は分けたほうがいい。「仕事」というものを「金銭的対価を得る行為」と考える人も、さくっと自宅と職場は分けたほうが良い。以下に続く記述は、あまりにも非効率的でめんどくさいだけの、およそ「仕事」とは呼べない苦行と感じるだろう。

一方で、冒険の気配を嗅ぎ取ることができる人には、これ以上無い「あなた専用」のフィールドだ。あなただけの大地だ。

なにしろそこでは、全てがあなたと密接に関連している。あなたの住と職の両方を包括したフィールドだから、あなたが関与できる自由度は他のどんな場所よりも大きい。そこでは、あらゆることを試すことができる。あなたのすべてを投入できる。

現状ですら、通過点に過ぎないけれど、今日も僕は窓からの景色が最高な二階の書斎でブログを書き、本を読みノートをとる。

一階の工房は、パートナーが革製品をつくり、イーゼルを立てて絵も描く。

家の中の一番広い居間兼イベントスペースはキッチンも完備している。大人数で食事をしたり、講座をしたり、ちょっとしたステージにもなる。ここでコントの練習もした。

布団を持ってくれば最大10人ぐらいは寝ることもできる。

一階の工房。


今や僕にとって最高の場所だ。世界中のどこよりも仕事がしやすい職場だ。どこよりも住みやすい自宅だ。パートナーは面白さを失わず、僕の興味の対象で有り続けている。

自宅で職場。これ以上無い身近な場所だ。それが今でも未踏の大地だ。ここでやってみたいことはまだまだたくさんある。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第1回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●定期:デッサン会
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 9, 2020

【660】禁止と自粛。「行動の制限」は見えやすく「判断の負荷」は見えにくい。

禁止は「厳しい措置」で、それに比べて自粛は「穏やかな措置」だとされる。行動の制限という観点から見れば確かにそうだ。自粛のほうが、禁止よりも選択肢が多く残されている。

が、選択肢が多く残されているということは、逆に負荷が大きい側面もある。

禁止は、物事を「禁止されていること」と「禁止されていないこと」の二値に分割する。禁止に分類された領域は黒く塗りつぶされ、禁止されない領域は白く塗りつぶされる。黒く塗りつぶされた領域は選択できない。白く塗りつぶされた領域は選択できる。

一方、自粛は、そういった分割ができない。すべての物事は、そもそもの自粛が必要になった目的に応じた濃度を持った分布となる。より自粛すべきものは黒っぽく、自粛する必要の薄いものは白っぽくなるだけで、全てはグレイだ。選択肢自体は物事領域の全体に残されているが、一つ一つの選択肢がどのぐらい黒いか白いかをいちいち判断しなければならない。

白黒二値に変換された画像と、グレイスケールの画像とを比べたときに、グレイスケール画像のほうがサイズが大きくなる。それだけ保存領域を必要とするし、表示させるのにも一々負荷がかかる。白黒に比べグレイスケールは、ファイルサイズ、つまり物事の存在様式そのものからして高負荷であり(保存容量を圧迫する)、表示に必要な演算パワー、つまり物事の判断も高負荷である(処理能力を圧迫する)。

白黒二値では、黒く塗りつぶされた領域は、そもそも参照する必要すらない。通常はその領域を選択しない。一方で、グレイでは、すべてが参照可能な状態にある。何かをしようとしたときにそもそも参照できる範囲が違うということは、何かをしようとする前から負荷が違っている。前提が違う。

一人ひとりの人間の中ですら、自粛は維持・選択(判断)の負荷が高い。さらにその上、他者との整合を図るとなると、より一層の負荷がかかる。自分にとって、OKなグレイが、他者にとってはNGなグレイでありえるからだ。この調整にも多大な負荷がかかる。ある一つの物事のグレイ判断を変えることは、自分にとってのすべての物事領域に渡っているグレイ判断を変えることにまで響いてしまうからだ。他者との整合を進めることによって自己内部の整合をも変更を迫られていく。

もちろん、繰り返すけれど、行動の制限という観点では禁止のほうが「厳しい」のは間違いない。ただ、その行動を起こすための判断の段階では、禁止はほとんど負荷がなく、自粛は負荷が高い。

何もしていないのに何故か疲れる。何かをしようとするだけで疲れる。そういうことが起こりがちになる。

負荷の高い判断プロセスに常時さらされているから当然なことで、そういうときは少し休んだほうがいい。「何も現れていない」ように見えて実はたっぷり仕事をしている。現れたことだけが全てではない。

そして、そのような一見すると実りの少ない「見えない仕事」は、前提に対する働きかけであって、ずっとあとになってから大きな成果をもたらしてくれることがある。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第1回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●定期:デッサン会
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 8, 2020

【659】休み休みでも考え続けること。息継ぎしながら泳ぐように。

連休にイベントを予定している。芸術祭だ。緊急事態宣言期間内だ。

当然のように毎日考えている。延期すべきか、やるべきか、やるとしたらどうやるか。情報収集し事態の変化を追いかけながら、そもそもやろうと思った原初のイメージを失わないように、「これから」に対しても、「そもそも」に対しても思考を伸ばし続けている。

僕だけではなく、実行委員3人がそういう状態にある。まだ結論は出ていない。メッセージのやり取りを続けている。

先の見えない状況に居続けること自体がとても疲れる。その上で判断していかなくてはならない。

考え続けることはとてもエネルギーがいる。決めてしまえば楽になる。それでも考え続けている。何も成果を産まない、ただ悩み続けているように思える時間が過ぎていく。

「考えすぎないで、行動したほうが良い」ということは、これまでにも何度も言われた気がする。たしかにそのほうが圧倒的に楽だ。そして、たぶん成果も上がる。だけど、そうしないでいる理由はなんだろうか。

ただ僕なりの納得を持って生きていきたい。その程度のことのように思う。運を天に任せるのはいつでもできる。でも僕なりの考えを伸ばしていくことを諦めてしまうと取り戻すことができない。諦めぐせもついていく。そうなりたくない。

こうやって考え続けている間に状況が悪化し、取り返しがつかなくなるということもあるだろう。でも、それも織り込み済みだ。

こんな非効率なことをずっとやっているとそれなりに身に付くものもある。考えることで生まれる疲労をうまく回復させる休みを取ること。休みを挟みながら考え続けること。

たぶん僕は、芸術というのはそういうものだと思っている。こういうときにこそ考え続けるということをどうにかやっていけるようにしていくことが芸術に関係している。それは確かだ。

ステートメントを書きたいと思っている。非日常と日常を結ぶような芸術祭のステートメントが書きたい。

April 7, 2020

【658】テレワークしたくてもできない。

ここ何年かほとんど毎日家にいる。一応仕事もしている。

パソコンを使った事務作業を家でするのは、フリーランスや個人事業主ならよくあると思うのだけど、僕は講座やイベントまで自宅で開催する「完全なるホームオフィサー」である。次世代である。

講座やイベントにzoomを使うことはよくある。

しかし「遠隔で参加している」わけではない。「zoom対応している会場」で、普通に講座やイベントをやっているだけだ。意味がわからないかもしれないが、要するにzoomを使っていようがいまいが、やることもやる場所も同じなのだ。

自宅だ。あらゆることが自宅で起こっている。

別に何も困らないのだけど、困らないということにあえて困ってみると、昨今急速に流行しているテレワークなるものが、僕にはできない。というか「普段の仕事とは一味違う感」が全くない。今も一年前も同じやり方で仕事をしている。

なんだか一人、世界から取り残された気分である。

などと与太話を書いている理由は、以下の連載が面白かったからです。

サクッと読める!テレワークしぐさ(ITmedia)



追記:
などと書いていたら美緒がまたはじめるらしい。
●【定期開催】デッサン会
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第1回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●定期:デッサン会
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/04/blog-post_89.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 6, 2020

【657】4月6日の月曜午後のzoomカフェ。

zoomの仕様が変わってパスワードが必須になった。そのため、カフェと言いながら「入店」するためにはまず僕にメッセージを送ってパスワード入りのURLをもらわなければならない。会員制のカフェだ。

そんな面倒なことをしてまでやってくる人はいるのだろうかと思っていたら開始前に常連のカエルさんから「今日のパスワードください」。

物好きだなと思ってやり取りをしていたら、続いててるこさんから「今日のカフェおじゃまします」。

意外にも賑わってしまった。

事実上「一見さんお断り」状態なのだが、それはそれで価値があるということかもしれない。

まるネコ堂には美緒が居て、アラタは保育園。

カエルさん、てるこさん、美緒、僕で、zoomの仕様変更やら、他のサービスの話やら、新型コロナウイルス絡みの話をする。

途中、カエルさんが退出し、てるこさん、美緒、僕は本を読んだり文章を書いたり文章を校正したりして無言で過ごす。気がつくと3時を過ぎていて閉店。

来週もやるつもりだけれど、パスワード問題は少し調べてみる。

月曜日、13時半から15時です。

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第1回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

【656】「すぐに自粛要請を出したほうがいい、私達に」という日本語。

昨日のニューズウィーク日本版の記事のことを考え続けている。

「80%以上が緊急事態宣言の発令を支持」ソフトバンク孫正義Twitterアンケート調査(ニューズウィーク日本版)

元になったアンケートはこちら。
https://twitter.com/masason/status/1246029457015459840

「緊急事態宣言をすぐに出すべきだと思いますか?」という質問に「はい」か「いいえ」で答えるアンケートだ。

当たり前のことを確認していくが、このアンケートに答えている人々は基本的には「日本に住んでいる日本人」ということになるだろう。厳密な意味で「日本人」とは何を指すか、といったことは今は問わない。

つまり、ここでいう「緊急事態宣言」は、アンケートに答える人自身に対して「出される」宣言だ。日本以外の外国が危機的状況にあって、「その国に緊急事態宣言を出すべきか」と訊いているわけではない。

緊急事態宣言で可能になる措置


今回の緊急事態宣言は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づくもので、可能になる措置は以下。

・外出自粛要請、興行場、催物等の制限等の要請・指示(潜伏期間、治癒するまでの期間等を考慮)
・住民に対する予防接種の実施(国による必要な財政負担)
・医療提供体制の確保(臨時の医療施設等)
・緊急物資の運送の要請・指示
・政令で定める特定物資の売渡しの要請・収用
・埋葬・火葬の特例
・生活関連物資等の価格の安定(国民生活安定緊急措置法等の的確な運用)
・行政上の申請期限の延長等
・政府関係金融機関等による融資 等
ウィキペディアより)
この中で現状効果が見込めそうなのは、一つ目の

・外出自粛要請、興行場、催物等の制限等の要請・指示(潜伏期間、治癒するまでの期間等を考慮)

あと、このあたり、

・医療提供体制の確保(臨時の医療施設等)
・緊急物資の運送の要請・指示
・政令で定める特定物資の売渡しの要請・収用


それと、

・生活関連物資等の価格の安定(国民生活安定緊急措置法等の的確な運用)

こういうのも実施すればそこそこ効果があるのかもしれない。

と確かにいろいろ可能になるのだけれど、記述の順序からしても最も大きなものはやはり一つ目の「外出自粛要請、興行場、催物等の制限等の要請・指示」だろう。

「自粛要請」

で、やっぱり気になるのが「自粛要請」という言葉。やっぱりというのは、おそらく日本語話者であれば誰でも引っかかるだろうという意味なのだけど、goo辞書では、

自粛
[名](スル)
自分から進んで、行いや態度を慎むこと。「露骨な広告を業界が自粛する」 
要請
[名](スル)
1 必要だとして、強く願い求めること。「会長就任を要請する」

「自ら進んで、行いや態度を慎むことを、必要だとして、強く願い求めること」となる。

もう少し深入りすると、前段の「自粛」は「自分が」という意味が含まれていて、後段の「要請」は「他者が」という意味が含まれている。

だから、「自分が、自ら進んで、行いや態度を慎むことを、他者が、必要だとして、強く願い求めること」。

といった意味になる。この時点でなかなかにトリッキーでファンタジックな日本語である。

とはいえ、例えば子供に対してする「自分から進んで勉強できるようになったほうが絶対にいいよ」というような言い方と似ていると言えば似ている。で、この系列に入ると「自分のことは自分で決めなさい」とかも微妙に接触してくるが、それはまた別の話。

とにかく、どうしても気になってしまう不思議な日本語「自粛要請」だが、日本語として有りか無しかで言えば僕は「有り」だと思う。日本語はそういうちょっと不思議なところがある(他の言語のことはよく知らないけど)。

で、ここから冒頭のアンケートに戻る。

「誰が」「誰に」は不問にしているのか?


特措法における「新型インフルエンザ等緊急事態宣言」を行うのは内閣総理大臣。

全国的かつ急速なまん延により、国民の生活及び経済に甚大な影響を及ぼし、又はそのおそれがあるものとして政令で定める要件に該当する事態となった場合、内閣総理大臣は「新型インフルエンザ等緊急事態宣言」を行う(第32条)。
だから「緊急事態宣言をすぐに出すべきだと思いますか?」という質問は、「内閣総理大臣が緊急事態宣言をすぐに行うべきだと思いますか?」となる。

「緊急事態宣言」の中身は前述のように色々あるが、主にイメージされているのは「外出自粛要請」。

厳密には、
都道府県知事は住民に対し外出の自粛を要請できる(第45条第1項)。
だから、外出自粛要請を出すのは知事。つまり、

内閣総理大臣が
緊急事態宣言を行うことで、
知事が住民に対し外出の自粛を要請できるようにすることを
すぐに行うべきだと思いますか?

という質問である。前述のように、自粛要請は、
自分が、自ら進んで、行いや態度を慎むことを、他者が、必要だとして、強く願い求めること

だったので、いちいち書くと、

内閣総理大臣が
緊急事態宣言を行うことで、
住民自ら進んで、外出を慎むことを、
知事が、住民に対し、必要だとして、強く願い求めることができるようにすることを
すぐに行うべきだと思いますか?

という質問を「孫正義氏」が「不特定多数の日本人」でおそらくはこの質問中の「住民」に当たるだろう当人に対して行っているという構造である。

ものごとをあえてややこしくしているのだという自覚はある。僕好みのハイコンテクストな事例なので、しつこくやっている。

一応、オチをつけるためにさらに和訳?して書き換える。

内閣総理大臣(と知事)が、あなたが自ら進んで外出を慎むことを、あなたに対して強く願い求めることができるように、すぐに宣言を行うべきだとあなたは思いますか?
かなり分裂している。あるいは、こうかもしれない。

内閣総理大臣(と知事)が、あなたたちが自ら進んで外出を慎むことを、あなたたちに対して強く願い求めることができるように、すぐに宣言を行うべきだとあなたは思いますか?
もう少し、あり得そうな解釈を導くために書き換えてみると、

内閣総理大臣(と知事)が、あなた以外の日本人が自ら進んで外出を慎むことを、あなた以外の日本人に対して強く願い求めることができるように、すぐに宣言を行うべきだとあなたは思いますか?
こんなところかもしれないが、だとすると、これは日本や日本人という概念の問題になる。「住民」にあなたは含まれているのかいないのか。あるいは、どれぐらい、どんな感じで含まれているのか。

ともかく少なくとも日本語の問題ではある。

日本語的な言い方をすると、「誰が?」とか「誰に?」とかは、どうやら、とりあえずは、特には、今は、意識し(て)なくて(も)OKなよう。

全体にかなり皮肉っぽくなってしまった。日本語というものへの関心に焦点を当てて、そのうちもう少しすっきりと書き直したいと思います。


【655】今日もzoomカフェをやります。が、パスワード必須になりました。

月曜午後のzoomカフェ、今日もやります。
ただ、zoomの仕様変更により、パスワードが必須になりました。なので、メッセンジャーで大谷までメッセージください。
パスワード入りのURLをお送りします。
https://www.messenger.com/

ただ、こういう方式で今後も続けたほうがいいのかどうか、考えます。

13時半から15時です。

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第1回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 5, 2020

【654】覚えておく。多くの人が状況を変えるために何かが宣されることを望むようになる今の状況を。

医療の現場にある人が緊急事態宣言を望むのは当然だと思う。

ただ、そうではない市井の人々が宣言を「待ち望んでいる」ように見える。どういうことだろうか。

今、少し冷静でいられる人は、この雰囲気を覚えておいたほうがいいと思う。そして今後起こるかもしれないことに思いを馳せたほうがいい。

別種の事象においても、政府が何かをはじめるための宣言をするとき、今と同様に「多くの人々が待ち望んでいる」と言ってもいいかのような雰囲気を「条件が整った」と評価するだろう。

その時「我々」は、「引き返せる地点はずっと前だった」ということそのものを理由にして「前を向いて」進んでしまうだろう。

この国の国家としての宣言というものは、このような雰囲気を「国民の支持を得た」として出されるのだろう。出されたのだろう。

この問題がある場所は「政府」ではなくて、僕たちだ。

僕やあなたの「自ら望んだわけではなく、そうせざるを得なかった」という〈意思決定〉がどんな結果を引き起こすかを想像しておいたほうが良い。それぐらいの責任感は持っていたほうがいい。

追記:
エントリーを上げた後に発見した記事。「80%」はTwitterだからか、「孫正義」だからか。それともこんなものなのだろうか。驚いた。
「80%以上が緊急事態宣言の発令を支持」ソフトバンク孫正義Twitterアンケート調査(ニューズウィーク日本版)
https://twitter.com/masason/status/1246029457015459840

===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第1回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

【653】一度に多くの人が

一度に多くの人が買うとマスクがなくなる。
一度に多くの人が乗ると満員電車になる。
一度に多くの人が感染するとベッドがなくなる。
一度に多くの人が外出を控えると経済が破綻する(かもしれない)。
一度に多くの人が接続するとzoomまでダウンする(かもしれない)。

どう考えても問題なのは「一度に多くの人が」だ。このことはよく覚えておこうと思う。

以下、ざっと調べた内容。

ーーー
パンデミック期における対策方針は基本的には「緩和」だ。いかにゆっくりと事態を推移させるかだ。

感染者が増え、ピークを迎え、やがて減っていくという一連の「山」をどうにかして低くなだらかにすることが問題になる。焦点は医療の限界以下に山を抑えられるかどうかだ。適切な医療の範囲に山を低くできれば成功、医療の限界以上に山が高くなれば失敗だ。

ゆっくり進めば医療資源の増強も間に合うかもしれない。時間そのものが対策になる。

失敗すると死ななくてよい人が大勢死ぬことになる。

対策が成功している間は事態はゆっくりと推移する。ゆっくりと進めば山は低く裾野は広くなる。最終的な感染者数そのものはそれほど変わらないが、ただ事態が、じりじりとゆっくりと長期間に渡って進む。成功すれば成功するほど。

ーーーここまで。

現状が打破されない、ギリギリの状態が一日でも長く続いているということ自体が成功の証だという認識は、あまり馴染みがないことのように思う。

ただどうだろう。よく考えてみれば、僕たちの人生にはこういうことは結構あったのではないか。

本当に大事なこと、本当にやりたいこと、本当に起こってほしいこと、本当にそうなりたいこと、などなどは得てしてゆっくりジリジリと進んでいたかもしれない。培うというのはそういうものだったかもしれない。

いつも見ていると気が付かない程度の微細な変化を続けていくものを、ずっと見続けるような。子供の成長を見るような。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第1回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 3, 2020

【652】久しぶりの京都駅。

たぶん二ヶ月とか三ヶ月ぶり。電車に乗る。アラタのアトピーの薬をもらいに行く。アラタの調子はとても安定している。病院に電話して診察をやめて、僕だけで処方箋をもらいに行くことにした。今、一歳児を連れて京都駅を経由するのは気が重い。

梅小路京都西駅の近くに病院がある。山陰本線だ。最近できた駅だ。奈良線で京都まで出る。乗り換えて一駅だ。いつもの奈良線なら、稲荷で外国人観光客がどっと乗り込んでくる。今日は皆無だ。伏見稲荷大社がブレイクする前の奈良線はこんな感じだった。

京都駅は閑散とまではいかないが、旅行客が少ない。外国人がほぼいない。雰囲気が違う。旅行者がいない京都駅は、僕のような、病院へ処方箋をもらいに行くためだけに京都駅を経由しなければならない人間にとっては都合がいい。都合が良いが、何かが欠落している。

今日の京都駅にいたのは、みな、通学の生徒・学生や社会人、ようするに地元の生活者だ。旅行客ではない。旅行客とは動きが違う。荷物の大きさが違う。服装が違う。

旅行客は駅構内のあちこちに滞留する。効率的な動きをしない。通学や通勤、業務の人では考えられないぐらい長時間、京都駅に留まったりする。

旅行客にとって京都駅はハブだ。ここからどこかへ、世界的観光地であるキョウトのあちこちへ向かう拠点だ。そこに溜まっている人々はある種の熱量がある。派手な服装。巨大なスーツケース。笑い声。大声。不規則だ。

一方、日常で使う生活者にとっては京都駅は通路だ。通過するだけだ。最短距離を歩く。不必要な情報を入れない。定まった視線。無口。

旅行客のいない京都駅は何かが欠落している。人が少ないというだけではない。人の種類が少ないのだ。

今の京都駅はその実力の何分の一かしか発揮していない。日々繰り返される日常の生活と関空から流れ込む非日常の旅情が交錯し接触することで生まれる混沌。その混沌を飲み込む箱物としての器の強さ。それが発揮されていない。寂しく見える。

京都というところは第一級の観光地であると同時に生活者の地盤でもある。ほとんど不可能な相反するニーズをどうにかしようとしてきた歴史的な分厚さがある。

僕は観光地が好きだ。観光というものにエネルギーが投下されている街が好きだ。日常的な必要性のためだけではないところに資源が割かれている場所が好きだ。非効率を許容する雰囲気が好きだ。そういうところに普通に住むのが好きだ。

僕は今日、京都駅の貴重な姿を目撃したのだ。何かを書いておきたいと思った。「はるか」が車掌だけを乗せて出発した。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第1回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 2, 2020

【651】自分が日々本気でやっていることを他人に見られる機会は貴重だと思う。

ゴールデンウィークに予定しているまるネコ堂芸術祭、開催できるかどうか微妙な状況ですが、着々と進んでいます。出展者もだいぶ増えてきたので、出展を表明した方でメッセンジャーグループをつくったりしています。

できるかどうかわからないことをやるというのは、芸術の本質的なことだと思っています。なので、実際にはできないかもしれないことへのモチベーションという問題は、芸術においてはそれほど問題になりません。むしろ確実に完成する(できる)という確信のほうが怪しい。その確信を元にしか、そもそものアクションを起こせないのだとしたら芸術はかなり貧相です。未来は保証されないことで未来たりえます。

何かを頼りにするとすれば日々そのものだと思います。自分が日々本気でやっている、なんとかしようとしている、それ自体です。

それが、ただ、他者に接触するのです。

一ヶ月後、どんなふうになっているのか。航海を進めます。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第1回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html

April 1, 2020

【650】4月1日の文章筋トレ。

9時半から12時の文章筋トレ。今日は、常連のカエルさんとなっちゃん、僕の3人。カエルさんはzoom。なっちゃんは会場参加。なっちゃんは二週間前の水曜午前の文章筋トレ以来2回目になる。

なんとなく長めのをやってみたくなって90分はどうかなとサウンドする。カエルさんもなっちゃんも特に問題なさそう。ウォーミングアップにしばらく何か喋ろうかと思っていると、なっちゃんの夫のけんちゃんが会場に顔を出して、カエルさんと話す。この話でウォーミングアップ完了。90分をやる。

久しぶりの90分、僕は楽しかった。書くという営みそのものの楽しさもあるのだけど、書いている自分の状況も楽しくて、さらにそれを複数の人でやっているという楽しさまである。90分ぐらい長いと堪能できるというか、ピークを過ぎるまで浸り続けられる。

書かれた文章はそれぞれ面白かったが、それ以上に、書かれたものからさらに広がっていく可能性を感じるものだった。

いつものようにカエルさんが報告を書いてくれているかなとnoteを見たら素敵で切ない文章があった

次回は4月15日水曜日午前。
詳細は「【定期開催】文章筋トレ」にて。



===============
■近々開催のまるネコ堂の催し
===============

●5月2日、3日:第1回 まるネコ堂芸術祭
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/1.html

●7月28日から8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

●定期:文章筋トレ
隔週の水曜午前、月一土曜午後
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_26.html

●9月まで月一回:『中動態の世界』ゼミ(全9回)
https://marunekodosemi.blogspot.com/2019/12/32.html

●月曜午後のzoomカフェ
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/zoom-httpszoom.html

●マンツーマンの文章面談
https://marunekodoblog.blogspot.com/p/blog-page_20.html