September 26, 2014

【015】対価ではなく畏怖や敬意として

こんなに小さかった。
欲しいものをもらったら、「ありがとう」と言う。
ありがとうを言われたければ、人が欲しいものをあげる。
ありがとうは欲しいものの対価にすぎない。

欲しいとも思っていなかったけれど、
それをもらったことで、
大きく何かが変わることもある。
その変化は、変化する前の自分では予想すらできなくて、
だから、それを欲しいと思うことはできない。

そんなことは頻繁にあることではなくて、
一生に一度あるかどうか、
そういうことかもしれない。

そういうものをもらった時に、
対価としてではなく、
畏怖として、敬意として、
「有難く」思う。


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