ここ数日コーヒーを切らしていた。煙草や酒よりもコーヒーが切れる事の方が、何か生活の底流のようなものが細っている感覚がして重大だ。届いたので早速焙煎して飲んで一息ついた。
今回はマンデリンが飲みたくて、いつも買っているネットショップを見ると値段が高かったので、他の店も探してみたら早川コーヒーというところが安くて注文した。
マンデリンG1 10kg
天空のコロンビア 10kg
ペルー チャンチャマイヨ 10kg
25kg以上の注文で送料無料だから、こういう大量買いになってしまう。30kgで約3万円。毎週500g焙煎して1年はもつ計算になる。1杯15g使うとすれば、毎週30杯で1日4、5杯。これを二人で飲む。
焙煎はフライパンでやっているのだけど、けんちゃんのブログが詳しい。
マンデリンは値段が安すぎて心配だったけれど、届いた豆はまぁこれなら大丈夫。コロンビアとペルーはまだ封を切っていないけれど、たぶんそれなりだと思う。南米の豆はだいたい品質が安定していて買うのにほぼ不安はない。チャンチャマイヨというのは初めて買うけど、まぁこれも大丈夫だと思う。
店を探していてわかったのだけど、今時、生豆もアマゾンで買えてしまう。
アマゾン:検索「コーヒー 生豆」
コーヒーの生豆をまとめて買うとどうしてもコーヒーにまつわる格差のことを考えてしまう。コーヒーは低緯度のいわゆるコーヒーベルト(赤道を挟み南緯25度から北緯25度)で栽培され、主に(北半球)高緯度地域で消費されると言われる。少なくとも僕の購買行動はその通りだから、これ自体が何かに加担していることにはなる。少しでも罪滅ぼし的に、できることならマレーシアのスマトラあたりのコーヒー農家から直接買いたいなんて夢みたいなことを考えるけれど30kgではドンゴロス一袋にもならない。そういったどこにも持って行きようのない苦味もコーヒーには含まれている。