そこはかとなく、って面白いなぁと思う。
そこはかとなく、っていう言葉自体がそこはかとなく面白い。
僕が好きなタイプの面白さだ。
そこはかとなくってなんだろう。
「そこ」と「はか」が「ない」のかなとか、「そこ」が「はかない」のかなとか分解して妄想を広げるのも楽しいし、語源を調べておお!みたいな発見もきっと楽しいと思う。
でも、僕が一番楽しいのは、
ひとつながりになっているそこはかとなくのそこはかとない感じをただぼんやり感じ取っているのがいい。そういう何にも分解したり還元したりできない感じ自体が得難い魅力だと思う。そういうものとして面白い。