January 30, 2016

【272】半纏(はんてん)はずっと着ている。

前のエントリーでカイロとブランケットのことを書いた。引き続き、


寒い冬の毎日をぬくぬくにしてくれるおすすめアイテムのご紹介です。今回は半纏(はんてん)。綿入れやドテラなんていい方もありますよね。

半纏、いいですよね。僕も毎日着ていますよ。あったかくて、もう、起きたらすぐ半纏ですよ。

中にしっかり綿が入っていて、まるで布団を着て歩いているような温かさです。

ええ。

意外にこれ、重たくないんですよ。見た目ちょっとかさばるので、どうしても重たい感じがするんですけど、着ているうちにすぐに慣れちゃうんです。さぁ半纏、みなさまも一着いかがでしょうか。

FM802をつけていると時々、DJとラジオショッピングの売り手の掛け合いが始まる。見事に形式化された安定感あるテンポの良さに思わず聞き入ってしまう。僕は特に、この例で言えば「中にしっかり綿が」のところで売り手がその前の相手方(DJ)のセリフを音声としては聞いているようで内容としては段差がある感じのぽんっと入ってくるあたりの言語的リズム感が好きだ。言語的リズム感といったのは、しゃべるテンポの音的なリズム感ではなくて、言語によって立ち上がるイメージのポップなズレを意味している。

ともかく半纏を着ている。正確には「綿入れ半纏」で、ドテラは丈の長いものらしい。着た時の見た目が一気に平成を離れて昭和大正明治あたりまで滑走するのがまぁ、難点といえば難点だけど。おすすめです。


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