January 25, 2016

【催し】2月11日の小林健司の円坐 案内文その2

2月11日の「まるネコ堂 小林健司の円坐」に、
守人のけんちゃんの案内文が届きました。

カール・ロジャースがはじめたカウンセリング手法である
エンカウンターグループと呼ばれていたものからは、
ひょっとすると遠く離れてしまったのかもしれません。
でも、確実なのは、
けんちゃんが見ようとしているものは
一人ひとりの人間そのものに他なりません。

今年はまるネコ堂で円坐、たくさんやろうと思っています。

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今年はじめての円坐の案内は、大谷隆さんが書いてくれたものになりました。

ぼくが円坐で見ようとしているのは、「言語」です。
「言葉」ではなく、「言語」としているのは、
大谷さんが案内文に書いてくれているように、
沈黙や言葉にならない身体的な感覚も、
発する人のこれまでの人生も、
言葉自体が積み重ねてきた歴史も、
「言語」の中にふくまれているから。

もちろん、
そんなとてつもないものを完璧に見渡すことは難しく、
だから毎回「見ようとして」は、
じぶんがどれほど見えていないのかを痛感しています。

それでも、なんとかかんとか見ようとして見えた景色は、
世界で唯一の景色で、それは何にも代えがたく、
比べようのない味わいを持っています。

それが面白くて、もう一度、もう一度、と開いてきた円坐、
その円坐を「面白い」と言ってくれる人がいるのは、
何にもまして「有り難い」ことだと思います。

ここに、ご案内申し上げます。

小林健司



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