(まるネコ堂ウェブサイトからの再掲)
第5回 ここの場所がそもそも緊張する。フェンスワークスというものが緊張する
大谷:
今、緊張してるんですよね。
小林:
ははは。
大谷:
僕ね、
こういう場だから緊張するっていうのもあるんですけど、
ここの場所がそもそも緊張する。
フェンスワークスというものが緊張する。
小林:
(笑)
フェンスワークスというものが緊張する。
大谷:
緊張する。
フェンスワークスに来て緊張しなかったことがない。
小林:
もう月曜日くらいから緊張してたよね。
大谷:
くにちゃん(という存在)が緊張するのかもしれないね。
緊張しない?
小林:
前よりはしなくなったって感じかな。
だから緊張してるんだな。
でも今日くにちゃんはいないじゃん。
大谷:
いないんだよね。
いないけど緊張するよ。
一番緊張したのはミニカンの録音のとき。
僕がしゃべった。
もう、緊張したっていうことしか喋ってないような
ミニカンだったんだけど、
あれが一番緊張した。
で、結局あの時思ったのが
緊張している状態のほうが普通なのだ。
緊張している状態がノーマルな状態というか。
そういう風に思って、
緊張しないように対策を取るということを
普段はやってるんだけどここではできない。
という感じを受けるんだよね。
小林:
フェンスワークスでもくにちゃんでもってことだよね。
大谷:
そうそう。
人としてそんなにプレッシャーを受けてる訳ではないんだけれど、
フェンスワークスの人って誰一人とって
そういうことはないんだけど、
むしろ逆かな。
その威圧感みたいなものはないんだけどさ、
でも何故かそうなるんだよね。
小林:
はあ。
大谷:
稀有な場所だよ。
おそれがある、「畏れ」が。
悪いことが起こる感じの恐れじゃなくて。
畏れている。
小林:
畏れている?
くにちゃんを?
大谷:
くにちゃんを畏れているのかな?
そうかもしれない。
そういうことにしてみよう。
小林:
でも別になにもやってこないじゃん。
小林:
ははは。
大谷:
僕ね、
こういう場だから緊張するっていうのもあるんですけど、
ここの場所がそもそも緊張する。
フェンスワークスというものが緊張する。
フェンスワークス:目的を持たない生命体的集団。
大阪の千代崎に拠点を持つ。
円坐やエンカウンターグループなどを数多く開催。
代表は田中聡氏。2014年より小林夫妻も所属。
(笑)
フェンスワークスというものが緊張する。
大谷:
緊張する。
フェンスワークスに来て緊張しなかったことがない。
小林:
もう月曜日くらいから緊張してたよね。
大谷:
くにちゃん(という存在)が緊張するのかもしれないね。
緊張しない?
くにちゃん:橋本久仁彦氏。「きく」ことの達人。
口承即興舞踏劇団「坐・フェンス」を率いる。
フェンスワークスの誕生にも関わったフェンスワークス・フェロー。
前よりはしなくなったって感じかな。
だから緊張してるんだな。
でも今日くにちゃんはいないじゃん。
大谷:
いないんだよね。
いないけど緊張するよ。
一番緊張したのはミニカンの録音のとき。
僕がしゃべった。
もう、緊張したっていうことしか喋ってないような
ミニカンだったんだけど、
あれが一番緊張した。
で、結局あの時思ったのが
緊張している状態のほうが普通なのだ。
緊張している状態がノーマルな状態というか。
そういう風に思って、
緊張しないように対策を取るということを
普段はやってるんだけどここではできない。
という感じを受けるんだよね。
ミニカン:ミニカウンセリングの略。
15分間、話し手の話を聞き手が聞き、
それを録音し状況音も含めて逐語録を作成。
それをもとに15分間に何が起こっていたのかをレビューする。
フェンスワークスでもくにちゃんでもってことだよね。
大谷:
そうそう。
人としてそんなにプレッシャーを受けてる訳ではないんだけれど、
フェンスワークスの人って誰一人とって
そういうことはないんだけど、
むしろ逆かな。
その威圧感みたいなものはないんだけどさ、
でも何故かそうなるんだよね。
小林:
はあ。
大谷:
稀有な場所だよ。
おそれがある、「畏れ」が。
悪いことが起こる感じの恐れじゃなくて。
畏れている。
小林:
畏れている?
くにちゃんを?
大谷:
くにちゃんを畏れているのかな?
そうかもしれない。
そういうことにしてみよう。
小林:
でも別になにもやってこないじゃん。
大谷:
やってこないんだよね。
やってこないんだよね。
(第6回へつづく)