第5回 わりと同じのをしつこく使うタイプやねんね。
サイズもちょうどいい。 |
いつも何を持って歩くかとか、
高井ちゃんは決まってるの?
高井:
えぇ。ポケットに入れていきましょうか。
大谷:
うん。それが決まってるのが面白いなぁと思って。
高井:
測ってもうたんは、ちり紙と薬入れ、手帳、メモ帳と財布と、
大谷:
使い込んだ財布やな。ええ感じやね。
高井:
もう十何年です。
大谷:
わりと同じのをしつこく使うタイプやねんね。
高井:
えぇ(笑)
大谷:
携帯を入れて、
高井:
パズルみたいに。
これはここで、これは・・・
大谷:
ぴったりやな。
高井:
手帳どっちやったかな。
そうや、こっちや。
ほんで財布はここ。
あとはここは切符入れて使ってます。
大谷:
ペンはそこやね。
高井:
できた!
大谷:
おぉ、いいね、これ。
写真撮りたいな、後で撮ろう。
きれいに入るんやね。出しやすさとかもあるの?
高井:
うち、性格も性格やから、
ポケットのないカバンやったらグッチャグッチャになるんです。
ほんで自分一人でキーッってなるんです。
大谷:
僕もぐちゃぐちゃになるねん。
もうね、持って歩くものが決まらないとイーッってなるね。
高井:
(笑)切符ない!切符ない!ってならんように、
切符はそこに入れる。
大谷:
これが初代のカバン?
高井:
初代です。
うちちんちくりんやからね。背が。
ベルト一番短くやっても長いんですよ。
それもちゃんと測って切ってくれて。
なんか、どこか忘れたんですけど、パンチで穴開けて止めてくれはった。
大谷:
これやね。
高井:
今日ね、せっかく見てもらうから洗濯しようと思ったけど、
洗濯せんほうが何か味が出るんちゃうかなと(笑)
大谷:
(笑)味出てるよ。すごい、いいやん。
7年使った割にはきれいやね。
高井:
ほんま、そう思う。きれい。
縫製とか布とか綺麗にしてくれはったおかげやと思う。
大谷:
ほんまに。このベルト直さないの?
高井:
家では別のを使ってるんですけど、
ちぎれたところを見てもらいたくて、
わざわざ付け替えてきました。
大谷:
そうかそうか。
今日はわざわざ付け替えてきて、演出してくれたんや。
(第6回へつづく)