November 15, 2014

【言葉の記録4】高井ちゃんのカバン 第3回

第3回  カバンの自慢していいですか。

高井:
カバンの自慢していいですか(笑)

大谷:
うん。自慢して。

高井:
これ(笑)
使いすぎてブチ切れてるねん。

大谷:
あ、紐が切れてるやん。
丈夫な革ベルトがちぎれるまで使い込んだ。
高井:
こればっかり使ってたんですよ。

大谷:
革の肩紐が切れるって相当やね。

高井:
友達も言うてた。相当使っててんなって。

大谷:
いいなぁ。

高井:
中身もこんな可愛くしてくれて。

大谷:
ほんまやね。ポケットいっぱい。
ちゃんと入れるもののサイズに合わせて作ってあるんやね。

高井:
これも障害者手帳とかメモ帳とか携帯とか、
全部大きさを測ってくれて。

大谷:
へー。すごいな。

ちょうど入るポケットが作ってある。
高井:
これね、2回作り替えてもらったんですよ。

大谷:
なんで?

高井:
はじめね。この茶色いところがね。この色だったんです。

大谷:
ああ、白っぽい生地の。

高井:
あまりにも使いすぎて、
ここの色が半分ねずみ色みたいになってきたんです。

大谷:
汚れて?

高井:
うん。洗濯してもとれなくて。
ほんで、中身はそのままで茶色い部分だけを替えてもらった。

大谷:
いっぺん外して、作りなおしてくれはったんやね。すごい。
ちょっと見せて。へー。
これはこのパチって磁石のやつがいいの?

高井:
はじめマジックテープかこれかっていうてくれはったんやけど、
マジックテープやったらゴミが付きますやん。

大谷:
あぁ、つくつく。

高井:
だからこれやったらいいかなと思って。


Share: