第8回 出勤の時にシャチハタがいるってわかって、シャチハタいれるところ作ってって。
3代目の肩掛けカバン。赤がきれい。 |
これは3代目だね。これは何年ぐらい使ってるの?
高井:
退職の一ヶ月前やから、2010年の7月に。
大谷:
じゃぁ、4年半ぐらいか。しっかりしてるよね。
茶色は高井ちゃんが好きな色なん?
高井:
もう、全部おまかせでしました。
大谷:
おまかせなんや。へぇ。良い色やね。
高井:
うん。
あ、この赤は赤色のカバンが持ちたいっていうたから、
赤色にしてもらった。
もう、使いすぎて使いすぎて。この汚さがいいんですよ。
大谷:
馴染んでる感じや。
すごいね。ポケット。
高井:
ここにポケットがありますやんか。
それは判子入れるところです(笑)。
大谷:
あ、ほんまや、ちょうど。
判子よく使うの?
高井:
ちまちま行くようになって、
出勤の時にシャチハタがいるってわかって、
シャチハタいれるところ作ってって言うて(笑)。
※ちまちま:箕面市にある「ちまちま工房」のこと。代表は永田千砂さん。
大谷:
(笑)
高井:
最初に作るときに。
ほんで、その時にうち、携帯でなくてスマホに変えていて、
ここがスマホ入れるとこ。
大谷:
へー。
高井:
でもスマホって高いじゃないですか、毎月。
もうやってられへんわって(笑)。
大谷:
ほんでこっちに戻ったんや。
この鞄、柄がきれいやね。中の。
高井:
裏向けましょか。
大谷:
tamaさんは、底をしっかり作るね。そこがいいな。
高井:
もう、ほんまに。何もかも丁寧に。
大谷:
これ裏もすごい綺麗に作ってあるね。
ひっくり返しても使えそうな。
高井:
ひっくり返してもいいかもしれない。
大谷:
めっちゃ丁寧やな。きれいに作ってある。
形がしっかり出るように、横と底に厚みをもたしてはるね。
ちゃんと色変えて。
高井:
ここも、なんかアクセントつけてくれて。
中までアクセントつけてくれてるんです。
(第9回へつづく)