February 11, 2015

【074】「僕の靴」を修理に出そう。

作った時にシューキーパーを勧められたけど、
結局買わなくて、履きじわがついてしまった。
2年ほど前に東山の靴工房ハンザワでオーダーして作った革靴の底がすり減ってきたのでそろそろ修理に出そうと思う。

オーダーして作ったのも初めてで、靴を修理に出すのも初めてだから、どれぐらいすり減ってきたら修理に出せば良いのかわからないまま履き続けていたけれど、かかとのところを打ち付けている釘の頭が見えてきたので、これはどうみても修理だろうと思う。

このタイミングでは遅すぎる、と言われてしまうかもしれない。もっと早く持ってきていたら安く直せたのにと言われるかもしれない。そもそも、修理代がどれぐらいになるかもわからない。

でも、こういう不安は一度で済む。一度やればもう大丈夫。確かなことがまたひとつ増える。


そういえば、最初オーダーするときに、靴は2足作って、交互に履くと長持ちすると言われて、その時はそのうちもう一足つくろうと思っていたけれど、結局、2足目は作らなかった。お金の問題というのもあるけれど、それ以上に「僕の靴」というものが2つあるというのがなんともうまくなじまない気がしている。この靴がとてもぴったりと馴染んでいて、僕にとっての靴は、世界にこの一足しかないという感じがする。もし、ボロボロになって修理もできなくなったら、その時に新しい靴をつくろうと思う。

長持ちするかどうかは、作った時にはとても気にしていたことだけど、今はそれほど意識しない。

さて、ひとつ残る問題。修理中に履く靴をどうしよう。一応スニーカーがあるけど、足にあっているとは言いがたく、歩きにくい。しばらく我慢か。

<追記>
修理に出して帰ってきた。
【084】靴を修理して、これでまた歩いていける。


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