【283】『平成狸合戦ぽんぽこ』を観る。ひょっとしたらこれぞ高畑のやりたかったことなのかもしれない。 By Ohtani Takashi 映画・演劇 クレイジーだ。アニメーションでしかできないことをすべてぶち込んだ闇鍋的傑作。 よくぞこれを一つにまとめたものだと思う。圧倒的なディティールでやりたい放題、脈絡なく次から次へと繰り出す玉手箱の中身をぶちまけたかのような混迷。いやぁ、まったくあきれた。 「1994年の邦画・配給収入トップ26億円を記録」(Wikipedia)も伊達じゃない。 一時停止したりしながら見れば、1年ぐらい飽きないんじゃないかな。 Share: