October 18, 2018

【催し】最後の「読む書く残す」と「音読」の言語合宿

言語合宿をやります。
年末、クリスマスのあたりの2泊3日です。

案内文にもあるように「読む書く残す探求ゼミ」という名称でやってきた講座は、これで最後になります。その後は、枠組みを変えてやっていく予定にしています。

最後となると「後がない」が故に、だいたい羽目を外すことになるのですが、今回も思いっきり楽しみたいと思っています。

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「読む書く残す」では、テクストの中に深く潜り込むことします。言葉によって生まれる特別な空間と時間を〈体験として読む〉こと、その体験を言葉にして話すこと。これを複数の人がそれぞれに行うことで、テクストが多重露光され立体化していきます。一般に持ち込み文章を募集するスタイルの「読む書く残す探求ゼミ」としては最後の開催となる予定です。後継の講座については別途お知らせします。

音読講座は、テクストの世界を、自分の身体を使い音読によって現実に出現させる講座です。テクストが持つ言語空間を現実の空間に現すことで引き起こされる大きな効果を体験します。声をなじませること、繰り返し練習すること、様々な声を試すことなどを行います。

どちらも〈読むということ〉の深さと広さをたっぷりと感じていただける内容です。両講座を連続で受講されることが望ましいですが、単体での受講も可能です。

▶日 程:2018年12月22日(土)11時頃~24日17時頃(月祝)

▶講 師:大谷隆(精読)、小林健司(音読)

▶内 容:
 読む書く残す(22日、23日): 参加者が書いた文章を読み込んでいきます。
 (※持ち込みは最大4名まで)
 音読(24日):講師が指定した文章などを音読します。
 ※上記を基本に参加者に合わせて当日のスケジュールは変更する可能性があります。

▶場 所:スペースひとのわ アクセス
     滋賀県大津市北比良970-174

▶注 意:幼児(1歳半)がいます。講座中は支障の出ないようにしますが、
     食事は一緒に、宿泊も人によっては同じ棟になる可能性があります。

▶参加費:25,000円(宿泊、食事込)
     原則全日程参加となります。部分参加はお問い合わせください。

▶定 員:6人程度

▶お申込:kkenjik@gmail.com(小林)までメールかメッセージで。
 ・お名前
 ・電話番号
 ・その他(何かあればご自由に。文章持ち込み希望。
  前泊、後泊もできますので希望される方はその旨も。)

▶参考サイト
 読む書く残す探求ゼミ https://yomukakunokosu.wixsite.com/yomukakunokosu
 雑誌「言語」 http://gengoweb.jimdo.com/

〈大谷隆のプロフィール〉
宇治市出身。「まるネコ堂」代表。編集プロダクションとNPO出版部勤務を経て2010年5月フリーランスの編集者として独立。自宅のまるネコ堂で、読む書く残す探求ゼミ、講読ゼミ、雑誌「言語」発行、考え事などを庭をうろつきながらしています。
・言葉の場所「まるネコ堂」 http://marunekodoblog.blogspot.jp/
・まるネコ堂ゼミ http://marunekodosemi.blogspot.jp/

<小林健司のプロフィール>
愛知県春日井市出身。大阪教育大学在学中に教育関係のNPOの起ち上げに関わり、卒業後も含めて約十年勤務する。ソーシャルビジネスの創業支援をするNPOでの勤務を経て独立し、大阪を中心に活動。2016年、滋賀県(琵琶湖の西北西あたり)にセルフビルドのログハウスを建て、2017年に第一子(男の子)が生れる。近所でバイトをしたり、執筆や子育てをしたり家の裏にある山や琵琶湖を散歩したりしながら、新しい暮らしをつくっているところ。自他ともに認める音読マニアで音読の会を開催。
・人とことばの研究室 http://hitotookane.blogspot.jp/


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