できるだけ母乳で育てたいと思っているが、足りない分は仕方なく粉ミルクで補っている。
新(あらた)くんの食欲は旺盛で、これまでのところ母乳だけで足りた日は一日もない。つまり、37回戦って、新くんの全勝である。ぶくぶく、いや、すくすく育ったその体は、もはや横綱の貫禄すら漂っている。
助産師さんにも言われたし、ネットなどでも書かれていることだが、赤ん坊が泣いているときの欲求は必ずしもお腹が減っているというだけではないので、なるべくいろんな手段でそれを解消してあげることが重要らしい。何でもかんでも母乳やミルクで解決するなと。
一応、そう思っていろいろとやってはいる。抱っこのバリエーションを増やしたり、散歩をしたり、お腹や足ををマッサージしたり、温めたり冷やしたり、転がしたりしている。そして、それなりに成果も出ている。
しかし、それでも、どうにもならないときがある。明らかに「おっぱい口」でエアー・チュパチュパをやっている。で、母乳をやる。しかし、母乳にも限界がある。できるだけの増産体制はとっていて、母乳がよく出るように、水分をできるだけとったり、栄養の有りそうなものを食べたり、肩こりのツボをマッサージしたりしているが、それにもかかわらず、新くんは、あっという間に飲みきってしまう。
生まれた直後よりはずっと澪の母乳の出はよくなっている。だがしかし、それ以上に消費が急増している。追いつかないのだ。母乳だけで間に合うようになる日は、果たしてやってくるのだろうか。
本日現時点(14時)では、まだ粉ミルクに手を出していない。今日こそ、横綱に土がつけられるか。