煮魚部とは
スーパーで安くて美味しそうな魚があれば、たとえ食べたことがなくても臆することなく買って帰り、醤油と味醂で煮る部活である。「にざかなぶ」と呼ぶ。2日に一回、あるいは3日に一回程度、活動する。本日の活動はアカガレイ。
しばらく活動しているとわかるのだけど、だいたいカレイである。エテガレイ、ミズカレイ、アカガレイと種類が豊富。エテガレイが安いことが多い。他にはニギス、スルメイカなど。基本的に魚は大きい方が美味しいので、なるべく大きなのを買う。(小さいのがいっぱい入って安いパックは買わないほうがいい)
予算的には二人分で198から398円。あるいは、そこからの2割引きから半額ぐらい。
煮る方法はだいたいいつも同じである。
一、フライパンに魚を並べる。
重ならないようにという注意書きをよく見かける。たぶん火の通りが均一になるからだろう。
二、水、みりん、醤油を同量入れる。
基本的に味はだいたいこれでいい。活動を進めていくうち好みや魚に合わせてバランスを変えていけるようになる。量は魚の身が半分程度浸るぐらい。だから、たとえば大さじで、水・みりん・醤油、水・みりん・醤油と入れていって適当なところでやめればいい。
三、煮る。
中火ぐらい。煮汁をおたまやスプーンでかけながらやると、上の面にも火が通る。魚は結構すぐに火が通る。5分とか10分とか長くても15分とか、そんな程度。途中でちょっとつまんだりして様子を見ると良い。ひっくり返すことはあまりしないけれど、身が厚い鯛とかだと返したほうが火が通る。まぁ、新鮮であれば多少生でも大丈夫。
四、盛り付けて、食べる。
煮魚は、一見難しそうに思うかもしれないが、短時間でできて手間がかからず失敗が少ない料理。味付けも醤油味醂同量を基本にすれば、だいたい美味しく食べられる。慣れてくると自分なりの工夫をすればいい。煮魚部のおかげでスーパーの鮮魚コーナーが楽しみになった。
で、子育てとどう関係があるのかといえば、母乳の出が良くなるらしい。これに、ニア玄米と純粋味噌汁をつけるとさらに良い、ような気がする。